もしあなたがネットビジネスで稼ぎたいと思っているのであれば、自分に適した場所で戦う必要があります。
他の人が上手く行っているからといって、自分もその分野で成功するとは限りません。
アフィリ向きの人がブログをやっても上手く行かない可能性が高いし、ブログ向きの人がアフィリをやっても稼げない確率が高いです。
今日はブログに向いている人について記事を書いていきたいと思います。
ブログに向いている人
①長期的視野が持てる人
「ネットで稼ぐ」ことを想像したとき、多くの人が「簡単にすぐに稼げる」と思い込みがちです。
簡単にすぐ稼ぐことが不可能かと言われれば、絶対に不可能というわけではありませんが、限りなく可能性は低いです。
しかも、それができたとしてもブログではなく、アフィリサイトの場合のみです。
ブログというのはコツコツと有益な記事を書いていって、「ユーザーとの信頼関係を構築して稼ぐ」というのが正しい戦い方です。
目先のお金ほしさにアフィリ記事ばかり書いているようなブログでは、ユーザーから信頼してもらうのは難しいでしょう。
しかも、どこの誰かもわからない人から何かを買うのは勇気がいるものです。
アフィリサイトは管理人が表に出ないので、パッと見ただの情報サイトのように思えます。
だから、ユーザーも商品購入に対する警戒心が薄いのです。
逆に言えば、信頼度が高ければ高いほどコンバージョン率が上がるということも言えます。
アフィリサイトは短期的にSEOを駆使して稼ぐことは可能です。
ただし、固定客を確保できないという弱みがあるので、常に新規顧客を獲得しつづけなければなりません。
②育てる楽しさがわかる人
ブログが長続きする人というのは「育てる楽しさがわかる人」です。
ブログは開設したばかりのころ、本当にアクセスがありません。
検索エンジンに認知されるのも3か月から半年程度かかるため、そこに至るまでに脱落していく人が多数います。
最初はアナリティクスやサーチコンソールを見るのも嫌になるでしょう。
でも「育てる楽しさ」がわかる人は、少しずつブログのアクセスが増えていくことに喜びを感じることができます。
ブログというのは定期的に更新を繰り返していれば、ある程度のアクセスであれば時間の経過とともに必ず増えるようになっています。
ブログに力がつくまで、過去記事のリライトをするなどして検索順位が少しでも上がる喜びが理解できると、ブログを書くのが楽しくなってきます。
アフィリサイトというのは量産型なので、一つのサイトにかけることのできる時間が限られています(外注の場合除く)。
そして、そのサイトがまったく稼げなくなったら、バッサリと切り捨てます。
ブログというのはコツコツと育てていくものなので、思い入れも強く稼げなくなったからと言って簡単に乗り捨てれるものではありません。
③小さな収益に喜びを感じられる人
ブログというのは基本的には、有益な情報を発信してユーザーとの信頼構築をしていくというのが正攻法です。
そこにいたるまでにアフィリエイトをすることもあるかもしれませんが、そういう記事ごく一部で基本的には無料で情報発信を続けることになります。
主な収益源はアドセンス広告によるものがメインで、たまにアフィリ収入が発生するうらいです。
初めてアフィリが成約したとき、その収益が20円だったとします。
その20円を喜べるかどうかで、その後のブログ人生が決まります。
20円とは言え、自分の力でお金を稼ぐことができたというのはすごいことです。
会社に雇われて毎月20万円稼ぐよりも、難しいしうれしいものです。
それを「たった20円かよ」といって、「ブログは稼げない」と決めつけて辞めてしまう人が結構います。
でも、最初は20円でも継続し続けていれば、数年後にはその何百倍にもなる可能性があるんです。
僕のメインブログでも書いていますが、小さなお金を馬鹿にする人は大きなお金にも嫌われます。
そこで20円を喜んでブログを続けていれば、その後稼げるようになっていたかもしれないのに、そこでやめてしまうから稼げないままで終わってしまうのです。