皆さんはTwitterを活用していますでしょうか?
僕は一応このブログ専用のツイッターアカウントを持っていますが、ツイートをすることはほとんどなく、基本的にブログの更新通知ばかりです。
フォロワーの皆様、いつも更新通知ばかりで申し訳ありません。
Twitterも攻略した方がいいに越したことはないのですが、自分の中では優先順位がそれほど高くないので、完全に後回しにしています。
今日はブロガーとしてのTwitterの活用方法について考えてみたいと思います。
ちなみに僕はTwitterのプロではありませんし、完全に個人的見解なのでその点事前にご理解のほどよろしくお願いします。
それから、本記事で書いている内容はあくまでも、ブログで収益化したい人向けの情報になっています。
Twitterを単なる趣味で利用している人にはまったく意味のない記事になっていますので、その点ご了承お願いします。
Twitterを信頼構築に利用する場合
ブログを収益化するのに最も重要な要素は、「読者との信頼関係」です。信頼関係が高ければ、読者がファンとなり信者となります。
この状態になったら無敵です。もはや何を売っても売れます(ただし品質の低いものばかり売っていると信頼を失うことになるので注意)。
試しに「儲ける」という字を分解してみてください。
昔の人はすでにこのことを理解していたということに気づくと思います。
ブログで信頼構築をするのであれば、とにかく良質な情報を発信し続けることです。
ただ、ブログのデメリットとしては「コミュニケーションが一方通行になってしまうこと」と「基本的に待ちの姿勢になってしまうこと」です。
ブログというのは何か記事を書いて「はい、終わり」ですね。
もちろん、その記事にコメントでもつけば読者の人とコミュニケーションをとることもできますが、基本的には発信して終わりです。
どうしてもコミュニケーションが一方通行になってしまうので、読者の気持ちなどが理解しづらいという欠点があります。
また、自分の記事を公開して誰かがブログを訪れるのを待つだけなので、基本的に待ちの姿勢になります。
他人のブログを訪問してコメントを残すなどのアクションも取れますが、個人的にはこの方法は時間がかかるわりにあまり意味がないと思っています。
それに対し、Twitterはユーザーと直接コミュニケーションを取ることができる便利なツールです。
ブログが良質な情報を発信することで信頼を構築するプラットフォームなのであれば、Twitterは直接コミュニケーションをとることで信頼を構築できるプラットフォームです。
もちろん、Twitterでも良質な情報をツイートして信頼構築をすることは可能ですが、文字数が限られているのでなかなか簡単ではありません。
Twitterをやっている方は経験があると思いますが、誰かが自分の書き込みに対して「いいね」を押してくれたり、コメントをしてくれるとやっぱりうれしいものですよね。
自然とその人のことが気になってくると思います。そして、何度かコミュニケーションを取るうちに親近感がわいてきて、やがて信頼関係が芽生えます。
これがTwitterの強みです。
ブログでカバーすることのできない読者とのコミュニケーションを、ツイッターでフォローアップすることが、読者とのさらなる信頼構築に役立つことでしょう。
フォロワーを増やすのは簡単だが・・・
ツイッターでフォロワーを増やすこと自体は簡単です。
とにかく片っ端からフォローしていけば、ある一定数はフォロバしてくれますし、相互フォローアカウントをフォローしたり、フォロバ企画をしているツイートばかりをフォローしていけば、自然とフォロワーは増えていきます。
「フォロワー○○人突破!」みたいなツイートがたまにありますが、僕は個人的にその手の書き込みはあまり好きではありません。
なんかフォロワーをモノみたいに扱っている感じがするんですよね。
ちなみに今の僕はツイッターはほぼ放置状態です。
それでもフォローをして下さる方が毎月数名ずついますが、そういった方々は僕が発信している情報を気に入ってくれたからフォローをしてくれるのだと思います。
つまり、ただ形だけのフォロワーではなく、本当の価値を理解しているフォロワーです。
こういう人たちとコミュニケーションをとることで、より深い信頼関係を築いていくことができるようになります(僕はまだできてませんが・・・)。
たまにフォロワー5000人だけど、ツイートの「いいね」が1とか2の人がいますよね。
そういう人って、たぶん形だけのフォロワーを増やしてきたんだと思います。
異業種交流会でたくさん名刺交換して人脈が広がったと勘違いしている人がいますが、それに近いものがあります。
はてなブログも読者を増やそうと思えば、片っ端から読者登録をしていけばいいだけです。
でも、そうやって読者になってくれた人が自分のブログを読んでくれる可能性は低く、形だけの読者登録になってしまい、お互いにとって時間の無駄に終わってしまいます。
フォロワーを増やすメリット
では闇雲にフォロワーを増やすことにメリットがないかと言われれば、決してそういうわけではありません。
フォロワーが増えるということは、「権威性」を獲得できるということです。
ただし、あくまでも権威性であって権威ではありません。
簡単に言うと、「なんか凄そうに見える」ということです。
フォロワー数が多いと、この人物は凄い人物ではないかと錯覚させる効果があります。
特に人に流されやすいタイプの人は、こういう形だけの権威性に騙されやすい傾向があります。
仮にフォロワー100人の人とフォロワー10000人の人が同じことをつぶやいていたとした場合、おそらくフォロワー10000人の人の方がなんかすごいことを言っているように思えると思います。
仮に自分が良質な情報を発信していたとしても、権威性でしか価値を判断できないタイプの人に理解してもらうことはできません。
そして、世の中の大部分の人はこの「権威性でしか価値を判断できない」タイプの人にあたります。
フォロワーが少ない僕のアカウントをフォローしてくれている人たちは、権威性に流されるタイプの人ではないのだと思います。
権威性に流されやすいタイプの人は、詐欺の被害に遭いやすいので注意が必要です。
普通に考えれば明らかに不自然に聞こえる情報でも、権威性があるだけで相手を信用してしまうからです。
話が逸れましたが、このタイプの人たちに自分の情報を届けたいのであれば、自分も権威性を獲得する必要があるということです。
もし、自分のターゲットをこういったタイプの人にまで拡大したいのであれば、フォロワーの数や読者数を増やすのに時間を割いた方がいいと思いますが、そうでなければその時間を何か別のことに投資した方がいいと思います。
なぜなら、形だけのフォロワーや読者はあなたの発信している情報を読んですらいないからです。
読んですらいないということは、当然コンバージョンすることもありません。
何もアクションを起こさないフォロワーを獲得するのに時間を投資するのは、単なる時間の無駄です。
Twitterをコミュニケーションによる信頼構築ツールとして活用する場合には、フォロワーの数が少ないほうがより効率的に信頼構築をすることができます。