ページ表示速度は、Google,Bingともに上位表示アルゴリズムの指標とされています。
ただ、表示速度が早ければ早いほど上位表示されるというわけではなく、
表示速度が遅いページがペナルティを受けるのが正しい解釈のようです。
はてなブロガーには残念なお知らせですが、
はてなブログはWordpressと比べると、著しくページ表示速度が遅いです。
ただ、僕のブログの記事も複数上位表示されているので、
はてなブログが一方的に不利だというわけではなさそうです。
今日久しぶりにページ表示速度を測ってみたのですが、
驚くべき数値が出てきたので、そのお話しをしたいと思います。
- PageSpeed Insightで表示速度を測ってみたら・・・
- ページの表示速度が遅くなる原因
- ページ表示速度を測定するツールの紹介
- 数値が低いからと言ってユーザーのストレスになっているわけではない
- まとめ
PageSpeed Insightで表示速度を測ってみたら・・・
驚愕の数値が出ました・・・!!
これは僕の第2ブログのモバイル表示速度の測定結果です。
このブログもまったく同じ数値が出ました。
たった8しかありません
ずいぶん前に計測したときはもうちょっと数値が高かったような・・・。
遅いのは十分理解していましたが、まさかここまで遅いとは思いませんでした。
これは危機的状況とのことで、あることを試したら表示速度が以下のように改善されました。
これでもまだ全然遅いほうですが、先ほどの数値に比べるとずいぶん改善されたように思います。
ページの表示速度が遅くなる原因
ページ表示速度が遅くなる原因はいくつかあります。
ただ、はてなブログはWordpressに比べると個人が対応できることが限られています。
はてなブログユーザーが対応できるものとして以下のようなものがあります。
2番目の「はてなスターを非表示にする」については、以下の記事にて解説しています。
3番目のYoutubeの埋め込みをやめるに関しては、表示速度にどこまで影響があるかわかりません。
実際にはコードを書き換えることで、表示速度を改善することができるようですが、
試してみたら埋め込み動画が表示されなくなったので、ここでは紹介しないでおきます。
画像の圧縮についてはご存じの方も多いと思います。
実際PageSpeedInsightでも画像ファイルが重いと警告メッセージがでました。
僕が使っている画像圧縮ツールはこちらです。
画像があるコンテンツは画像がないコンテンツよりも上位表示されやすくなるので、
画像を利用することをおすすめします。
僕も途中からブログに画像を貼るようになったら、検索流入が劇的に向上しました。
ただ画像を貼るだけでもいいですが、それだと容量が重くなってしまうので、
画像を圧縮してから貼るのが良いでしょう。
記事数が増えれば増えるほど、その差はとてつもなく大きくなります。
実は今回表示スピードが劇的に改善したのは4番目の「デザインCSSを最適化する」です。
僕のブログでは特殊なフォントを利用するような設定をしていたのですが、
そのコードを削除したところ画面のように表示速度が改善されました。
ページ表示速度を測定するツールの紹介
実はPage Speed Insightの数値はあまり正確ではありません。
無料で使えるツールでより詳細なデータを調べたい場合は、以下のサイトがおすすめです。
プロ向けのツールになりますが、こちらのサイトも表示速度を測定できます。
数値が低いからと言ってユーザーのストレスになっているわけではない
たしかにはてなブログの表示速度を計測すると、数値は低くなっています。
しかし、実際のユーザーの体感速度は他のサイトに比べて著しく遅いというわけではありません。
ユーザーにストレスを与えないためには、特にファーストビューの表示速度を改善する必要があります。
ユーザーがページをクリックしたのに、画像などが空白のまま数秒間表示されていたらストレスに感じて離脱する可能性が高くなります。
その場合は、「表示に時間のかかる画像をヘッダー付近に配置しない」などの対策をすることで、ユーザーのストレスを軽減することができます。
まとめ
はてなブログで特殊なフォントを利用している人は、一度ページの表示速度を計測してみてください。
もし速度が著しく遅いようであれば、コードの削除をすることで改善できるはずです。
表示速度は確かに重要ですが、はてなブログでも十分に上位表示はとれるので、
そこまでナーバスになる必要はないように思います。