最近ブログのアクセスが急激に減りませんでしたか?
実は5月の頭に大規模なコアアルゴリズムアップデートがあり、
僕のブログも見事にその煽りを受けてしまいました。
3つのブログのうち無事だったのは英語ブログだけで、
メインブログとこのブログは見事な急降下ぶりを見せています。
こればかりは自分のコントロールの範疇を越えているので、
いろいろ思い悩んでも仕方がありません。
とにかくいいコンテンツを配信していれば、
いつかまたGoogleに評価してもらえる日がやってくるはずです。
アクセスが激減して落ち込んでいる人は、
前向きにコツコツとできることをやっていきましょう。
【2020】5月Googleコアアルゴリズムアップデート
いつもは長々と記事を書くことが多いですが、
今日は手短にしたいと思います。
サチコを見ていたら、明らかにアップデートがあったとしか思えないぐらいアクセスが急降下していたので、情報を調べようと思ったらNeilから上記のメールが来ました。
彼が今回のアップデートに関して必要な情報をまとめてくれているので、
この記事ではその情報についてシェアしていきたいと思います。
今回のアルゴリズムアップデートで影響が大きかった業界
今回のアップデートは何か特定の項目について改定があったわけではなく、
どうやらYMYLのように特定の業界で大きな変動があったようです。
この表を見てもらうとわかりますが、
今回のアップデートで大きな影響を受けたのは、
以下の5つの業界です。
- 旅行
- 不動産
- 健康
- ペット・動物
- 人間関係・社会
僕の英語ブログは旅行に関する記事も多いのですが、
なぜか唯一アクセス減はありませんでした。
このブログに関しては上記5つのどのジャンルにも該当しませんが、
検索エンジンからのアクセスが減ってしまいました。
コアアルゴリズムアップデートに対する今後の対策
具体的にどこをどうすればいいという指針は出ていません。
もし出ていたとしてもそういう小手先のテクニックは、
すぐに通用しなくなります。
冒頭にも言いましたが、
とにかく良いコンテンツを作ることだけを意識するしかありません。
Neilからの具体的なアドバイスは以下の3つです。
- 頻繁に過去記事をアップデートする
- 内容の薄い記事をリライトする
- SEOエラーを改善する
1:頻繁に過去記事をアップデートする
ブログ記事は一度書いたらほったらかしにするのではなく、
定期的にアップデートするようにしましょう。
僕も週に1回すべてのブログの過去記事をリライトしています。
更新頻度に関するアルゴリズムは、
以下の記事で詳しく解説しています。
↓
「毎日過去記事をアップデートした場合のアクセス変動」について、
641サイトを調査した結果が以下のグラフです。
トラフィックが10%以上減少したのはわずか38サイトで、
187サイトは10%以上のアクセス増加がありました。
これは過去記事をアップデートしないのは損ですね。
2:内容の薄い記事をリライトする
内容の薄い記事がサイト(ブログ)内に存在すると、
その記事が上位表示されないだけではなく、
サイト全体の評価まで下げられてしまいます。
内容の薄い記事とはここでは「文字数が少ないページ」を指しています。
Neilの調査結果によると、全ウェブサイトの48%が最低でも1ページのThin content(内容の薄い記事)を持っているそうです。
ちなみにThin contentを持っているとどうなるかを示したグラフが以下です。
10%以上のアクセス増があったのが41サイトに対し、
10%以上のアクセス減があったサイトは127サイトあります。
おそろしや。
特に僕のように毎日更新型のブログを書いている人は、
どうしても内容の薄い記事が出てきてしまいます。
ゴミ記事はリライトするか消すかしましょう。
3:SEOエラーを改善する
SEOエラーはものによっては致命的な影響を及ぼすものもあるので、
定期的にチェックするようにしておきましょう(リンク切れとか)。
ちなみにメタタグが被ったサイトのアクセス増減比較が以下のグラフです。
アクセス増:89サイト
アクセス減:151サイト
アクセス増よりもアクセス減のほうが倍近く多いので、
メタタグ重複が少なからず影響を与えているのは間違いなさそうです。
SEOエラーのチェック方法がわからない人は、
Ubersuggestを使ってみてください。
はてなブログはなぜかH1タグが重複扱いにされてしまいます。
(ブログタイトルと記事タイトル)
Bingのウェブマスターツールも同様のエラーが認識されます。
まとめ
今回はかなり駆け足で説明してきましたが、
結論は「良いコンテンツを作れ」ということです。
ユーザーにとって役に立つだけでなく、
検索エンジンにも優しいブログづくりを目指しましょう。
「良いコンテンツとは何か?」を復習したい人は、
以下の記事を読んでみてください。
↓