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【Google Adsense】広告のターゲットタイプ(コンテンツ・パーソナライズ)を意識しよう

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アドセンスの収益アップをする際には、主に以下の3つの指標のどれかを改善する必要があります。

 

  • クリック数
  • クリック単価(CPC)
  • クリック率(CTR)

 

あなたならまずどれから改善をしますか?

ちょっと考えてみてください。

 

「クリック数」と思ったあなた。

 

収益アップするのに時間と労力がめちゃくちゃかかります。

実はクリック数はこの3つの指標の中で最も選んではいけない選択肢なんです。

 

アドセンスに関して海外の人々によく使われる例えがあります。

 

「CPCが低い広告の100クリックよりも、

CPCが高い広告の1クリックのほうが収益が大きい」

 

これは実際にあり得る話です。

 

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冒頭の質問の正解は「クリック単価」です。

 

CPCが30円の場合とCPCが60円の場合に同じ収益を上げるためには、

前者は後者の2倍のアクセス数が必要になります。

 

アクセス数を倍にするって簡単なことではありません。

 

「アドセンスの収益アップのためにはアクセス数を増やさなければならない」

 

と思っている人はちょっと気を付けたほうがいいです。

なぜなら、クリック数が増えれば収益が上がると思っているからです。

 

 

 

Google Adsenseの広告のターゲットタイプ

Google Adsenseには、ユーザーの興味や関心に合わせて自動的に配信されるパーソナライズ広告があるということを知っている人は多いです。

 

このことについてお話しする前に、

アドセンスで配信される広告のターゲットタイプをご紹介します。

 

コンテンツ ターゲティング
さまざまな要素(キーワード分析、語句の使用頻度、フォントサイズ、ウェブ全体のリンク構造など)に基づいてウェブページの内容が分析され、それぞれのページのコンテンツに合った Google 広告が配信されます。

 

プレースメント ターゲティング
プレースメント ターゲティングでは、広告の表示先とするプレースメントやサイトの一部分を、広告主様が自分で指定します。プレースメント ターゲティングで配信される広告はページの内容と密接には関連しない場合もありますが、広告主様が提供する商品やサービスとお客様のサイトのユーザーの興味や関心に関連性があると判断した広告主様によって掲載先が手動で指定されます。

 

パーソナライズド ターゲティング
パーソナライズド広告は、ユーザーの興味や関心、属性(「スポーツファン」など)、その他の条件に基づいて、広告主様が広告を表示できるフォーマットです。 ユーザーは広告設定で、パーソナライズド広告が表示されないように自分で設定を変更できます。

 

ネットワーク掲載ターゲティング
広告主様は [ネットワーク掲載] を指定することで、利用可能な広告枠に基づいて、AdSense ネットワークのすべてのサイト(明示的に除外されているサイト以外)をターゲットに設定できます。

 

 プレースメントターゲティングとネットワーク掲載ターゲティングは、

主に広告主によって指定される広告タイプなので、僕たちは特に意識する必要はありません。

 

「高単価ジャンルのブログを書けばアドセンスのクリック単価が高くなる」

 

と言われているのは、コンテンツターゲティングのことを指しています。

 

ちなみにブログのジャンルは必ずしも高単価ジャンルである必要はありません。

↓ 

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高単価ジャンルのブログを書いているからと言って、

必ずしもコンテンツターゲティングの広告が配信されているわけではありません。

 

パーソナライズ広告が配信されていたら、

クリック単価が低い広告である可能性もあるのです。

 

アドセンス広告ターゲットタイプの確認方法

あなたは自分のブログにどれぐらいの比率でコンテンツターゲティングの広告が配信されているか知っていますか?

 

せっせと高単価キーワードの記事を書いたのに、

コンテンツターゲティングの広告が配信されていなければまったく意味がありませんね。

 

アドセンスの管理画面から

【レポート】→【すべてのレポート】→【ターゲットのタイプ】で、

配信されている広告タイプを確認することができます。

 

Google Adsense

 これは僕のターゲットのタイプをグラフ化したものです。

 

僕は3つのブログでアドセンス広告を貼っているので、

その合計をベースにしたものになります。

 

僕のメインブログ(潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転)は、

まったくキーワードを意識せずに記事を書いていて、

なおかつ3つのブログで最もアクセスが多いため、

パーソナライズ広告の比率が多くなっているものと思われます。

 

もしブログごとの統計が出るのであれば、

第2ブログとこのブログは、ほとんどコンテンツターゲティングになっているはずです。

 

ちなみにプレースメントターゲティングも多少ありますが、

収益性は最も悪いです。

 

コンテンツターゲティング広告を配信する方法

もし高単価キーワードについて記事を書いているのに、

コンテンツターゲティング広告が配信されないのであれば、

引用文の中で言及されている項目を改善してみてください。

 

  • キーワード分析
  • 語句の使用頻度
  • フォントサイズ
  • ウェブ全体のリンク構造

 

語句の使用頻度が高く大きめのフォントが使われていた場合、

Googleのクローラーは、その語句が重要なキーワードであると認識します。

 

そして、その語句に関連する内部リンクや外部リンクが貼られていたら、

その語句が重要であるというサインにもなります。

 

高単価キーワードについて記事を書いているのに

パーソナライズ広告が配信されるということは、

Googleに記事の内容がうまく伝わっていないということです。

 

ちなみにここでは触れられていませんが、

「長文記事を書くとコンテンツターゲティング広告が配信されやすくなる」といわれています。

 

記事が長文になれば必然的に語句の使用頻度も高くなるし、

そのキーワードに関する情報も豊富になるので、

Googleに記事の内容が伝わりやすいためです。

 

アクセスの質はとても大事

 

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仮にパーソナライズ広告が表示されたとしても、

ユーザーの質が高ければクリック単価が低くなることはありません。

 

社長や富裕層の人々が好むようなブログを書いていれば、

そういう属性のアクセスが集まるので、

パーソナライズ広告のクリック単価も高くなります。

 

分かりやすい例で言うと「車」などですね。

 

逆に芸能関係の記事を書いている場合、

クリック単価が低い属性のユーザーが集まりやすいです。

 

社長とか成功者と呼ばれる人々はテレビはほとんど見ませんからね。

芸能人に興味もないわけです。

 

トレンド系の記事を好む属性の人々は、

クリック単価が低いマンガ広告などが表示されやすくなります。

 

雑記ブログで「クリック単価が低い!」と嘆いている人は、

アクセスの質を考えた記事を書くと改善されるかもしれませんね。

 

トレンド系の記事は瞬間的にアクセス数は増えますが、

ユーザーエンゲージメントやアドセンスのクリック単価を下げるというデメリットもあります。

 

まとめ

クリック単価は、もっとも簡単にGoogle Adsenseの収益を上げることのできる改善ポイントです。

 

コンテンツターゲティングとアクセスの質を意識して記事を書くようにしましょう。

 

 

Googleアドセンス収益アップのやり方を具体的に解説した1冊がこちら。

 

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