2このブログの読者の中には、
アフィリエイトのみでマネタイズしている人もいると思います。
そういう人にとって今日の記事は耳が痛くなる内容で、
聞いていて不快な気持ちになるかもしれません。
ここから先を読み進める場合は、
その覚悟をしたうえで読んでいただくようお願いします。
ブログのマネタイズ手法にはいくつかありますが、
もっとも一般的なものがアフィリエイトです。
一昔前はアフィリエイトで月収数十万~数百万というのも珍しくありませんでした。
昨今ではアフィリエイトで稼ぐのは難しくなっており、
特に後発参入の初心者はまったく稼げないという状況です。
このデータを見てもわかるように、
約90%の人は月に1万円も稼ぐことができていません。
多くの人が目標にする月数十万円に限定すると、
全体のわずか5%以下の人しか達成できていません。
つまり、アフィリエイトで稼げる確率は5%以下ということです。
カンタンに稼げると思われがちですが、
実はめちゃくちゃ難易度が高いのです。
もちろんアフィリエイトで大きな収入を得ている人もいます。
しかし彼らの大部分は業界歴が長い熟練者ばかりで、
後発の初心者で大きな成果を手にしている人は少ないです。
(Twitterの自称月収○○万円はあてにしない方がいいです)
マネタイズ戦略の選択を間違えてしまうと、
どんなに頑張っても稼ぐことができなくなってしまいます。
ちなみにアフィリエイトをやってはいけないという意味ではありません。
僕自身もアフィリエイトはやっています。
僕が言いたいのは
「メインのキャッシュポイントを、
アフィリエイト1本に絞るのはやめたほうがいい」
ということです。
こちらの記事をもご覧ください。
アフィリエイトが稼げない3つの理由
僕が考えるアフィリエイトが稼げない理由は以下の3つです。
①参入者が多い
②差別化できない
③リストが取れない
ひとつずつ説明します。
①参入者が多い
アフィリエイトは非常に簡単に取り組むことができます。
ブログを書いてアフィリエイトリンクを貼れば、
誰でもアフィリエイトをすることができます。
その「お手軽カンタンさ」ゆえに多くの人が、
アフィリエイトをマネタイズ方法として選択します。
その結果、競争相手がめちゃくちゃ多くなってしまい、
埋もれる確率が高くなってしまいます。
100万人の中から選ばれるのと、
1万人の中から選ばれるのであれば、
圧倒的に後者のほうが簡単なわけです。
②差別化ができない
アフィリエイトは基本的に他人の商品を代理販売するだけなので、
差別化をすることができません。
みんなが同じ商品を同じ価格で販売することになるのです。
つまり、自分が選ばれる理由がなくなるということです。
どこから買ってもまったく同じなのであれば、
必然的に検索上位のサイトばかりが売れるということになります。
検索順位が低いサイトにわざわざ買いに行く人はいませんからね。
同じ商品を売っている人の数が増えれば増えるほど、
確率論の上から言っても自分が選ばれる可能性は低くなります。
③リストが取れない
アフィリエイトに限った話ではありませんが、
ビジネスを安定させたいのであれば、
リピーターの数を増やす必要があります。
リピーターのいないビジネスは常に新規集客をしなければならず、
どこかのタイミングで必ずジリ貧になるからです。
アフィリエイトサイトの多くが一見客がメインです。
ユーザーはそのサイトのファンというわけではなく、
たまたま検索で見つけたからそのサイトにたどり着いただけの人です。
自分の知りたい情報(欲しい商品)が手に入ればもうそのサイトに用はなく、
二度と戻ってくることはありません。
翌日にはサイトの名前すら憶えていないでしょう。
検索上位に表示されているうちは稼げますが、
検索順位が下がった瞬間に一瞬にして収益が消し飛びます。
ファンのいるブログであれば、
同じ読者が継続して読み続けてくれます。
検索上位だろうが下位だろうが関係ありません。
せめてリスト(メルマガリスト)だけでも取れれば、
一度買ってくれた人にこちらからアプローチできますが、
アフィリエイトはリストが取れないのでそれもできません。
安定的に稼ぎ続けるためにはリピーターは必須ですが、
リピーターの確保が極めて難しいのがアフィリエイトです。
5年後も稼ぎ続けることができるか?
もし今あなたがアフィリエイトで稼げているとして、
5年後の自分をイメージしてみてください。
5年後も今と変わらず稼ぎ続けることができているでしょうか?
Googleのアルゴリズムアップデートをかいくぐり、
広告主の撤退などの影響もまったく受けることなく、
安定して収益を得続けることができているでしょうか?
かつてアフィリエイトで膨大な利益を得ていた人々は、
軒並み姿を消してしまいました。
コンサルやノウハウ販売といった独自のキャッシュポイントを作った人は生き残っていますが、アフィリエイトのみでマネタイズしていた人で生き残っている人はごくわずかです。
アフィリエイトは短期間に大きく稼ぐことができる反面、
安定収益を確保するのが難しいという特徴があります。
今月収100万稼いでいたとしても、
来月にGoogleのアップデートがあったら、
一夜にして収益がゼロになることだってあります。
アフィリエイトで稼ぐにも信頼は必要
ブログで稼ぐ一番の秘訣は、ブログを集客媒体として利用すること。
マネタイズのために書いているブログは、売り込みばかリの記事になってしまいユーザーが離れていきます。
価値提供9割、セールス1割ぐらいの比率のブログのほうが商品は売れやすくなります。
価値提供に徹すると信頼ができます。
そして、信頼が貯まるとアフィリエイトでも稼げるようになるのです。
こちらは僕がインフォトップで販売している「コンテンツクリエイター養成講座」の受講生アンケートです。
販売金額は39800円、アフィリエイト報酬は20000円です。
このような高額な商品であっても売れるのです。
どちらも「○○さんの紹介で」と書いてありますが、この紹介者は僕の講座の受講生です。
その受講生さんはライティング素人ですが、にもかかわらずこんな高額商品が売れたのは信頼が貯まっていたからです。
ちなみに受講生には25000円報酬を出しているので、彼女は1か月間で5万円のアフィリエイト収入を得たことになります。
テクニックなんか使わなくても信頼が貯まっていれば売れるのです。
それは自分の商品だけでなく、アフィリエイトも同じです。
「信頼する○○さんの紹介だから」
このように思ってもらえるからです。
アフィリエイトで稼ぎたいのなら、売り込みばかりをするのではなく、読者に喜んでもらえるような発信をすることを心がけましょう。
販売者側に回る
これからの時代は販売者側に回るほうが絶対にいいです。
特にコロナの影響もあって、
コンテンツ販売に追い風が来ているからです。
リモートで授業する大学が増えたり、
在宅勤務を推奨する企業が増えたり、
人々がオンラインで買い物をする機会も増えました。
学習コンテンツもオンライン化し始めています。
これから景気が悪くなれば、
資格やスキル習得といったものに消費をする人が増えます。
つまり、ダブルで追い風が来ているということです。
販売者側に回れば他人がアフィリエイトしてくれます。
自分は何もしなくても他の人が勝手に商品を売ってくれるのです。
他の人が代わりに売ってくれるのだから、
自分のブログのアクセス数が少なくても問題ありません。
ブログのアクセス数を気にする必要もないし、
なんならブログを書かなくてもいいわけです。
さいごに
本記事のまとめを動画で解説しています。
コンテンツ販売は最初がしんどくて後がラクです。
「自分の商品を作って販売する」というハードルは高いですが、
一度販売開始すれば後は完全放置でも稼げます(=不労所得)。
アフィリエイトは最初がラクで後がしんどいです。
カンタンに取り組むことができる反面、
稼げるようになるまで永遠に記事を書き続けることになります。
最初にしんどい思いをして後で楽をするか、
最初に楽をして後でしんどい思いをするか。
自分の選択次第でどちらでも自由に選ぶことができます。
正しい判断をするコツは3年後の自分をイメージすること。
3年後の自分がどうなっているかを考えれば、
取るべき選択を間違えることはありません。