この記事では、Bingの細かいSEO対策項目をGoogleのアルゴリズムと比較して丁寧に解説しています。
僕自身Bingのアルゴリズムを意識した記事を書くことで、
複数のキーワードでBingの検索1位を獲得できています。
こちらが実際にBingで検索1位を獲得している画像です。
(上記リンク内に同じものがあります)。
1枚目の画像が僕の第2ブログのBing検索で、
2枚目の画像がこのブログのBing検索の画像です。
Bingで検索1位を獲得した記事は一覧はこちらで紹介しています。
この記事を読めば、あなたも簡単にBingで検索上位をとれるようになります。
僕のブログは(この記事を作成した段階で)開設から約半年です。
ドメインエイジで見るとまだまだ弱小にもかかわらず、
正しいSEO対策によって検索1位を取ることができました。
日本ではGoogleとYahooがシェアの大多数を占めており、
YahooはGoogleと同じ検索エンジンを使用しているため、
GoogleのSEO対策ばかりがクローズアップされています。
近年では検索エンジンにBingを使っているユーザーも多く、
Bingからのアクセスも無視できない存在になりました。
検索エンジンのシェアは相変わらずGoogleがダントツの1位ですが、
Bingも毎年少しずつシェアを伸ばしてきています。
とある調査結果によるとオーガニック検索から流入してくるユーザーの質は、
「GoogleよりもBingのほうが良い」と言われています。
質の低いアクセスがどれだけ増えても意味がありません。
数だけ多くても1円の利益にもならないのであれば意味がないのです。
これからはGoogleだけでなくBingのSEO対策も重要になってきます。
この記事ではBingとGoogleの検索アルゴリズムの違いについて解説します。
Bingのシェア
日本の検索エンジンにおけるBingのシェアは約3%と言われています。
比率で考えると小さいですが、ユーザー数という視点で見るとかなりのボリュームがあることがわかります。。
ちなみにアメリカではBingのシェアは33%あり、
さらに年々シェアを伸ばしている状態です。
アメリカのYahoo.comはBingを検索エンジンとして採用していますからね。
海外のパソコンのInternet Explorerは、デフォルトでMSNが立ち上がるようになっていることがBingのシェアが多い理由として考えられます。
ちなみに僕のパソコンもBingを使用しています。
BingのSEO対策すべき理由
さきほどBingのシェアは3%だとお伝えしました。
この比率をそのまま自分のブログのPVに換算して考えてみます。
仮に自分のブログが月間10000PVあったとした場合、
Bing経由での流入は300PVになります。
「たった300PVかよ」と思うかもしれませんが、
ブログというのは瞬間風速的なアクセス上昇よりも、
ロングランなPV増加の方が重要なのです。
ブログは自分が辞めない限り永遠に更新し続けるものです。
アフィリサイトなら一時的に爆発的なアクセスを稼いで一気に儲けるのもありですが、
ブログはユーザーと長期的信頼関係を築きファンを作るのが基本戦略です。
このたった300PVの中に、あなたのファンになってくれるユーザーがいたとしたらどうですか?
一度訪問して二度と戻ってこない100人のユーザーよりも、
長期間にわたり何度もブログに来てくれる1ユーザーのほうが価値があります。
BingのSEO対策をするべきもう一つの理由は、
Bingを管理しているのがマイクロソフトで、
しかもアメリカでシェアを伸ばし続けているということです。
世界のトレンドを見ていると、
大体アメリカの数年遅れでトレンドが日本にやってきます。
30%とはいかなくても、確実にシェアを伸ばしてくることは間違いないでしょう。
しかもあの天下のマイクロソフトです。
Googleに勝るとも劣らない天才集団です。
日本でもWindowsユーザーは多く、
そのブラウザはEdgeを使っている人がほとんどだと思います。
Edgeが採用している検索エンジンはBingです。
以上の理由からBingのSEO対策は非常に重要であると言えます。
BingのSEO対策 ウェブマスターツールに登録する
まずは簡単にできるSEO対策として、
Bingのウェブマスターツールに登録しておきましょう。
BingのウェブマスターツールはGoogleのサーチコンソールのようなツールです。
ウェブマスターツールに登録しておくだけでBingのSEO対策になります。
ウェブマスターツール登録後はサイトマップを送信しておきましょう。
【SEO】BingとGoogleの検索アルゴリズムの違いを解説
Bingの検索アルゴリズムに関する情報発信をしている日本語のサイトはないので、
海外のサイトの情報を参考リンクとして貼っておきます。
こちらにある情報をもとに、
BingとGoogleの検索アルゴリズムの違いについてみていきたいと思います。
本記事に出てくる情報は基本的に上記ウェブサイトの情報を要約したものです。
念のためYoutubeで見つけた動画も貼っておきます。
話している内容はこの記事に書いてある内容とほぼ同じです。
日本語でBingのアルゴリズムの解説をしている人はほぼいませんが、アメリカではBingのシェアが比較的大きいため、こういった情報は簡単に手に入ります。
ウェブマスターガイドライン
BingのウェブマスターガイドラインにSEO対策すべきポイントが記載されています。
こちらがBing公式ホームページのウェブマスターガイドラインに関するページです。
このページの情報によると、SEO対策で注意すべきポイントは以下の3つとされています。
- コンテンツ(記事の質)
- 被リンク
- ソーシャル(SNS)
キーワード
GoogleのAIのアルゴリズムにおける重要性は3番目で、
キーワードは必ずしも合致する必要はありません。
コンテンツの内容が検索ワード(=検索意図)と
近い内容のウェブサイトになっていれば問題ないためです。
Bingはキーワード重視の検索結果になっています。
コンテンツ全体で検索意図を満たしているかではなく、
キーワードが含まれているかどうかで判断されるということです。
ドメインやメタディスクリプション、見出しタグなどに
できる限り多くキーワードを含んでいると検索上位を取りやすいと言われています。
Googleはキーワードに関連する類似語句も含めた検索結果を表示しますが、
Bingはキーワードそのものの検索結果しか表示しません。
Google・・・予測変換を優先
Bing・・・入力されたキーワードでそのまま検索する
メタキーワード
Google・・・評価に反映しない(影響なし)
Bing・・・評価に反映する(影響あり)
被リンク
Google,Bingともに重要。
Google・・・リンク元のページランクが評価に反映される。リンクの数よりも質が重要。
Bing・・・リンク元のドメイン年齢を考慮する。リンクの数も評価対象。
特にgov(政府)、edu(教育機関)、org(公的機関)といったTLDを持つドメインからのリンクは評価が高いです。
ちなみに上記のYoutube動画の説明によると、
Googleは新しいドメインからの被リンクのほうが評価が高いと説明されています。
SNS(ソーシャル)
Google・・・SNSからの流入は重視しない
Bing・・・SNSからの流入を重要視する
BingはSNSからのトラフィックも重視しているため、
SNSから流入が多ければ上位表示に有利になります。
上記で紹介したウェブマスターツールの中に、
SNS連携という機能があるので必ず設定しておきましょう。
マルチメディアコンテンツ
Google・・・文字情報を重視する。Flash websiteは認識しない。
Bing・・・ビデオやオーディオなどのマルチメディアコンテンツを重視。Flash Websiteも認識する。
その他のオマケ情報
Google・・・すべてのページをクロールしインデックスする。
Bing・・・キーとなるページだけインデックスし、それ以外のページのクロール頻度は低い。
ウェブマスターツールの「URLの送信」を使うことでクロール頻度を上げることができます。または「Crawl Control」でクロール頻度を調整することが可能です。
グーグルのクローラーはコンテンツの内容をすべて読み取るのに対し、
Bingのクローラーは最初の100kbだけを読み取ってランキングに反映します。
ドメインエイジ
BingはGoogleよりもドメインエイジを重視する傾向があります。
そのためドメイン年齢が古いほうが有利になります。
Bingは3か月に1回ランキングをリフレッシュするため、
新しいサイトが上位表示を取りたければ3か月程度待つ必要があります。
とはいえ、ドメインエイジよりもコンテンツの質のほうが重要です。
まとめ
GoogleとBingの検索アルゴリズムにも微妙な違いがありましたね。
BingのアルゴリズムはGoogleと被っているものも多いので、
基本的にはGoogleのSEO対策だけ意識しておけばいいです。
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BingのSEO対策についてもっと詳しく知りたい方は、
こちらの記事を読んでみてください。
BingとGoogleの検索エンジンの仕組みの違いについては、
こちらの記事で詳しく解説しています。
GoogleのアルゴリズムとSEO対策についてはこちらの記事をご覧ください。