もしあなたがブログ(もしくはアフィリエイト)でお金を稼いでいるなら、
金額の大小はどうあれ、それはすごいことです。
自分の力でお金を稼ぐということは決して簡単ではありません。
自分でお金を稼ぐ力が身に付くと、
会社や国に依存しなくなります。
自力でお金を稼げる自信があるので、
将来に対する金銭的な不安も小さくなるでしょう。
自分の力でお金を稼ぐという体験は様々なスキルが身に付きますが、
その中でもブログはビジネスには欠かせない「ある」スキルが得られます。
このスキルを磨いていけば、一生お金に困ることはなくなるでしょう。
ビジネスがうまくいかない理由
ビジネスがうまくいくかどうかを決めるのは、
「顧客が求めているものを提供できるかどうか」です。
ビジネスに失敗するよくあるパターンが、
自分の売りたいものを売ろうとしてしまうことです。
自分は「素晴らしい商品」だと思っているのですが、
その商品は世の中に求められていません。
ビジネスの世界には「商品=壁」というマインドセットがあります。
商品が壁になって見込み客が求めているものが見えなくなるのです。
見込み客が求めているのは「結果」であって「商品」ではありません。
逆に言うと、結果さえ手に入れば商品は何でもいいわけです。
もし見込み客が「英語がペラペラになりたい」という願望を持っていたとするならば、
提供側はその結果を満たす商品を提供しさえすればいいのです。
書籍だろうが動画レッスンだろうが家庭教師だろうが、
なんならネイティブの友達を紹介するビジネスでもいいわけです。
彼らに「TOEICで高得点を取る商品」を売っても売れません。
なぜなら、彼らの悩み(願望)は「英語がペラペラになること」であって、
「TOEICで高スコアをとること」ではないからです。
「そんなの当たり前やん」と思うかもしれませんが、
実際に自分がビジネスをやる立場になるとそういうことをしてしまうのです。
もし彼らに「TOEICで高スコアを取る商品」を売りたいのであれば、
「TOEICで高得点を取ることが英語ペラペラになることにどう役立つのか」
を正しく伝える必要があります。
もし見込み客の悩みや願望を理解できていないと、
彼らに対して「この商品を買えばTOEICで高得点が取れます」といったような、
的外れな訴求をしてしまうことになります。
さらには「頻出単語100選を特典でお付けします」みたいなオファーまでしてしまうのです。
もし、見込み客の悩みや願望を理解しているのであれば、
「TOEICで高得点取れます」なんて訴求はしないし、
「頻出単語100選」という特典も付けません。
「TOEICがどう英会話に役立つのか」を伝え、
「日常会話でよく使う英語フレーズ」を特典として提供するはずです。
この「見込み客が何を求めているのか」を見定めるスキルがないから、
ビジネスがうまくいかないのです。
ブログ運営で身に付く最強のスキル
ブログやアフィリエイトサイトで稼いでいる人は、
この「見込み客が何を求めているのかを見定めるスキル」に長けています。
ブログを収益化している人の多くはキーワードツールを使っています。
キーワードツールは「キーワード」を探すためのツールですが、
本質的にはキーワードを探しているのではなく、
「見込み客の悩みや願望を探している」のです。
あるキーワードに対して、「そのキーワードで検索したユーザーは何を求めているのか?」を考えながら記事を書きますよね?
このスキルを磨いていくと、
「見込み客の悩みや願望」を理解できるようになります。
ビジネスをやっている人たちが、喉から手が出るほど欲しがっているスキルが、
自然と身に付くのです。
このスキルがあれば食いっぱぐれることがありません。
お金ではなくスキルにフォーカスする
見込み客の悩みと願望さえ見つければ、
それを満たす商品を提供するのはさほど難しくありません。
自分で商品を提供することが難しければ、
その商品を持っている人を見つけてくればいいだけだからです。
世の中には「何を売ればいいのか?」がわからなくて困っている人がたくさんいます。
もし自分にそのスキルがあれば、
自分が商品提供者じゃなかったとしても、
彼らのお手伝いをすることでお金を稼ぐこともできるわけです。
Youtubeは趣味やエンタメ色が強いので、
こういうスキルはなかなか身に付きません。
ほとんどの人は「お金」という指標だけ考えるので、
「稼げない」と言ってブログに挫折します。
目に見えない重要なスキルが身についているのに、
それに気づかないのは非常にもったいないです。
そのスキルは一生ものの財産になるとても貴重なスキルです。
もし今のあなたが満足に稼ぐことができていないのであれば、
お金ではなくスキルに意識をフォーカスしてください。
そのスキルのほうがお金よりもよっぽど価値があります。