今日のテーマは収益化するなら特化ブログが一番優れている理由です。
ブログには「トレンドブログ」、「雑記ブログ」、「日記ブログ」、「特化ブログ」など様々な種類があります。
収益化ということで言えば、ブログの他にアフィリエイトサイトを運営するという方法もあります。
個人的にはこの中では一番「特化ブログ」が優れていると思います。
その理由について解説します。
ブログごとのメリット・デメリット
この章ではブログタイプごとのメリットデメリットについて、僕自身の意見を書いてみたいと思います。
①トレンドブログ
メリット・・・アクセス数の瞬間風速が爆発的に増える
デメリット・・・毎日作業が必要になる。飽きる。
トレンドブログは瞬発力や爆発力に優れていると思います。うまく上位表示をとることができれば、ブログ運営歴が短くてもアクセス数を大きく稼ぐことができます。
ただ、その一方で1記事あたりの寿命が短いのも特徴です。
つまり一時的に大きく稼ぐことができたとしても、永続的(ほったらかし)で稼ぐことができないというデメリットがあります。
要するに毎日作業が必要になるということです。
また、芸能情報に興味のない人にとっては作業が苦痛でしかありません。
ブログを収益化する目的のひとつに「不労所得を得る」というものがありますが、トレンドブログに関しては「不労」で収入を獲得するのは、ほぼ不可能の様に思います。
心を無にして作業できる人であれば、トレンドブログもよいかと思います。
②雑記ブログ
メリット・・・幅広いテーマで記事を書くことができる。ネタ切れの可能性が低い。
デメリット・・・DRMなどアフィリエイト以外の収益化につなげるのが難しい。
雑記ブログを書いている人は非常に多いです。幅広くテーマを扱えるため、ネタ切れの可能性も他のブログに比べると少ないのが特徴です。
また、アフィリエイトをするのにも優れています。特化ブログだと、自分のメインテーマと関係のない商品はアフィリエイトがしづらいという弱点がありますが、雑記ブログはどんなものであってもアフィリエイトができる強みがあります。
ただ一方で、メルマガ登録から収益化につなげるようなDRM戦略へ誘導するのが難しいというデメリットもあります。
例えば特化ブログの場合、その分野に興味のある人はメルマガなどに登録してくれる可能性は高いです。
しかし、雑記ブログの場合特にメインテーマもないために、よほどのファンでない限りは、あなたのメルマガを読みたいと思う人はいません。
何か自分で情報商品を作って販売しようと思っても、特化ブログのような専門性もないので、その商品を買いたいと思う人は少ないです。
要するにブログ以外の媒体で収益化につなげるのが難しいというのが、雑記ブログのデメリットであると言えます。
③日記ブログ
メリット・・・毎日更新が楽。テーマが無限にある
デメリット・・・ファンをつくるのが難しい。アドセンスやDRMはほぼ不可能。
日記ブログは収益化という観点から見ると、もっとも向いていないブログスタイルです。
「日記」なので、どんなことでも書ける=ネタ切れの心配がないというメリットがあります。
しかし、毎日特別な出来事が起こる人というのは稀で、結局どうでもいいようなことしか書けないという事態に陥る人も少なくありません。
そして一般人の日常をつづったブログを読みたいと思う人は少なく、ファンをつくるためには、いかにその「普通の日常を面白おかしく見せるか」という文章力が必要になります。
この文章力がある人はたくさんのファンを作ることができ、人気ブログに育て上げることができますが、そうでない人は本当にただの日記で終わってしまいます。
また、日記ばかりの記事の中に、突然セールス色バリバリのアフィリエイト記事があったら、違和感丸出しで逆に売れなくなってしまうというリスクもあります。
そしてGoogleアドセンスが審査制となった今、日記ブログでアドセンスに合格するのは至難の業です。
そしてメルマガなどのDRMにつなげるのも難しいです。そもそも「何についてのメルマガを発行するのか」という問題があります。
④特化ブログ
メリット・・・リピーターを獲得しやすい。アドセンスに受かりやすい。DRMに誘導しやすい。
デメリット・・・マーケットが小さい。アフィリエイトできる商品に制限がある。ある程度の知識が必要
特化ブログは収益化という点から見ると、もっとも優れたブログスタイルであると個人的には思っています。
特定の分野に興味のある人に向けて発信をしているため、マーケットが絞られてしまうというデメリットがありますが、その反面リピーターを確保しやすいという利点もあります。
例えば日記ブログや雑記ブログの場合、あなたのファンでないとリピートしようとは思いません。
なぜなら、日記ブログや雑記ブログは「役に立たない」情報を発信しているケースが多いからです。
特化ブログは「管理人」自体のファンを獲得できなくても、その分野について興味のある人であれば定期的に読んでくれるようになります。
つまり、有益な情報を発信しているだけで、自動的にリピーターを確保できるようになります。
そして、メルマガ読者の獲得も容易にできます。
例えば英語に特化したブログを書いている場合、英語に関するメルマガを発行すれば、あなたのファンでなかったとしても英語に興味のある人は読者登録してくれます。
そして専門的な情報を発信するため、有益な情報と見なされアドセンスの審査に通りやすくなります。
さらに資産ブログとして運用することもでき、ある程度の記事数を更新すれば「ほったらかし」にしておいてもアクセスが稼げるようになるというメリットもあります。
一方で、取り扱うテーマによってマーケットがニッチになってしまったり、アフィリエイトできる商品に制限があるなどのデメリットもあります。
英語の特化ブログを書いている人が、青汁のアフィリエイトをしたら明らかに不自然ですよね。
取り扱うテーマによってはアフィリエイトできる商品が、ほとんどない可能性もあります。
そして特化ブログを書くためには、その分野に関してある程度の知識が必要になります。これに関しては書籍を読むなどして対応は可能なのですが、自分の興味のある(好きな)分野の特化ブログでない場合は、この作業がかなりの苦痛になってしまいます。
特化ブログは自分の好きなテーマについて発信しないと100%挫折します。
興味のないことを学ぶというのは、それだけ苦痛を伴うということです。
⑤アフィリエイトサイト
メリット・・・爆発的に稼げる。
デメリット・・・マーケットの選択ミスや知識不足だとまったく稼げない。一見客が多い。
アフィリエイトは爆発的に稼げるというメリットがありますが、ジャンルによっては強豪ばかりがいるために、参入しても勝ち目がなくまったく稼げず徒労に終わってしまう可能性もあります。
アフィリエイトサイトは特化ブログと似ている印象がありますが、特化ブログは筆者の主観が入っている記事が多いのに対し、アフィリエイトサイトはより中立で客観的な情報だけを発信している記事が多いという特徴があります。
アフィリエイトサイトの主目的は「商品を売ること」なのに対し、特化ブログの主目的は「その分野の情報を発信すること」です。
特化ブログは筆者の意見も交えて好き勝手に書くことができますが、アフィリエイトサイトは公平性が重視されるため、あまり主観的な文章を書くことができません。
つまり、アフィリエイトサイトを訪れるビジターは、管理人に興味があるのではなく、そこにある情報に興味があるだけ、ということになります。
したがって、別の誰かが自分より上位表示されて、より洗練された情報を発信した場合は、そちらにお客さんが奪われてしまう可能性があります。
要するにリピーターの確保が難しく、常に新規顧客を獲得しないといけないというリスクもあります。
例えばダイエット商品をアフィリエイトしていて、誰かがあなたのサイトで商品を購入したとします。
そして、その人がダイエットに成功したら、もうあなたのサイトに訪れる必要性がなくなります。
仮に再度ダイエット商品を購入しようと検索したとしても、別の誰かのサイトがあなたよりも上位に表示されている場合、そちらのサイトで商品を購入する可能性が極めて高いです。
なぜなら中立的で主観が入っていないサイトというのは、印象に残りにくいからです。
そのダイエット商品を購入したお客さんは、再訪したサイトが以前自分が商品を購入したサイトと同一のものであるかどうかすら覚えていない可能性もあります。
よほど役に立つ情報を発信していれば、ブックマークするなどしてリピーターを確保できるかもしれませんが、そうでない場合は一見客の新規開拓を繰り返すことになります。
ただ、上位表示ができれば放置しておいても新規顧客が開拓できるので、必ずしもデメリットばかりではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ブログのスタイルによって、メリットとデメリットがあります。
僕自身は「特化型ブログ」が向いているのでこのスタイルで書いていますが、必ずしも万人に特化ブログが適しているというわけではありません。
僕が日記ブログを書いてもおそらく読者を獲得できないのと同じように、人によっては特化ブログを書いても挫折してしまうという可能性も高いです。
大切なことは自分の好きなこと、向いているやり方でブログを書くことです。
ブログの必勝法は「継続すること」です。
そのためには、自分にあったスタイル・自分のすきなことを発信するということを何よりも最優先する必要があります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。