2024年も残すところあと1か月となりました。
ぜひこの11カ月を振り返ってみてください。
果たして何個コンテンツが作れたでしょうか?
厳しい話をしますが、もし1つも作れていないのであれば、それはできなかったのではなく、やらなかっただけです。
11カ月もあれば最低でも1個ぐらいは作れないとおかしいです。
その意識を変えなければ、来年の年末にも「今年も何もできなかった」と悔やむことになるでしょう。
もしこの11カ月で作ったコンテンツの数が1つなら、「約1年で1個のコンテンツが作れる」という計算になります。
ということは、コンテンツを5個作るのに5年かかるということです。
そのペースで進んで、満足な収入を得られるまでにはたして何年かかるでしょうか?
コンテンツが作れない原因
難しく考えている
あれこれ複雑に考えると動けなくなります。
実際はやっていることはめちゃくちゃシンプルなのです。
例えば、文字さえ打てれば誰でも電子書籍を出版できます。
それを「○○しなければならない」とか「○○してはいけない」とかいろいろ考えてしまうので、一向に作業が進まないのです。
「ツールは何を使えばいいのか?」といった情報を探し始め泥沼にはまる人が多い。
「必ずこのように作らなければならない」という決まりはないのだから、できる限りシンプルに考えるようにしましょう。
メンタルブロックがある
すごい人たちのコンテンツを見て萎縮してしまうパターン。
これがコンテンツが作れない原因として最も多いように感じます。
「私なんかがコンテンツ作っていいのだろうか?」
とメンタルブロックがかかり、他人からの批判を恐れて行動することができなくなります。
すごい人たちは自分よりも経験もスキルも豊富なのだから、質の高いコンテンツが作れるのは当たり前です。
コンテンツは自分の一歩後ろにいる人に向けて作るものなので、必ずしも自分がすごい人間である必要はありません。
何を売ればいいかわからない
これも非常に多い悩みの一つです。
もしあなたが同じ悩みで行動できていないのであれば、伝えておきたいメッセージがあります。
「これを作れば絶対に売れる」
なんてものは存在しません。
例えば今は生成AIのコンテンツがバカ売れしていますが、だからといって自分が生成AIのコンテンツを作れば稼げるというわけではないのです。
売れ筋のコンテンツを作ったとしても、「あなたを選ぶ理由」がなければ売れません。
悩んでいても答えは見つかりません。
まずは今できることから情報発信を始めていく。
そうすると、自分の適性に気づいたり本当にやりたいことに巡り合えることがあります。
「売れない」という思い込み
やりたいことはあるけど、それを商品にしても多分売れないと思い込んでいる状態のこと。
やる前から「売れない」と決めつけているのです。
しかし、同じ商品で稼いでいる人が1人でもいるのであれば、その商品は100%売れないということはないことになります。
何事もやってみないとわからないし、やる前から「無理」なんて決めつけていたら何もできなくなります。
作り方がわからない
「このように作らなければならない」という思い込みがあるのだと思います。
コンテンツは自分の自由に作っていいんです。
内容もボリュームも縛りがあるわけではありません。
型にはまった面白みのないコンテンツよりも、個人の色が出て独自性のあるコンテンツのほうが価値が高いのです。
たんなる情報のかたまりなのであればAIに聞けばいいだけのこと。
あなたにしか表現できないことや、伝えることのできないメッセージはあります。
そして、それを必要としている人も必ずいるのです。
完璧主義
完璧主義の人はとにかく行動が遅い。
完璧を目指しても完璧なものは作れないし、時間をかけたからといってたくさん売れるようになるわけでもない。
小さなことにこだわって時間を浪費してしまうことがありますが、それは作り手のエゴであり購入者はそんなこと気にしていない場合もよくあるのです。
マーケティングはテストです。
テストしてみないと正解はわかりません。
コンテンツ作成に時間をかけすぎるとテストができなくなります。
コンテンツが作れないときの解決策
ショボい人のコンテンツを見る
すごい人のコンテンツを見れば見るほどメンタルブロックは強くなります。
そういう場合はショボい人を見るようにしましょう。
「こんなのでいいんだ」
「こんな内容でお金とってるの?」
「これなら自分の方がマシ」
そう思えるようになったら、メンタルブロックは外れていきます。
真似して作ってみる
Youtubeなどでチュートリアル動画を探して、自分も同じ内容で動画を撮影してみましょう(公開する必要はない)。
短い動画でかまいません。
ポイントは自分の言葉で話すこと。
他人の言葉で話そうとするとぎこちなくなります。
ツール解説動画をおすすめするのは、それが一番作りやすいからです。
説明しているポイントなどを覚えておけば、後は同じ内容を自分の言葉で説明するだけです。
単なる操作説明なので深い知識もいりません。
練習にはもってこいだと思います。
ハードルを下げる
ハードルが高いと最初の一歩が踏み出せなくなります。
台本作成や編集をやらないといけないと思ったら、動画1本作るのも膨大な労力が必要になりますよね?
作るのが億劫にになって後回しする可能性が高いです。
そうであれば、台本や編集をやらなくても済む形でやる方法はないか考える。
僕もYoutubeはその形式で始めました。
ちなみにUdemyは50講座以上ありますが、台本もないし編集もしていません。
だからサクサク作れるわけです。
とにかくハードルを下げることが大事。
長尺のコンテンツが作れないなら、短いものでも大丈夫です。
最初からすごいボリュームのものを作ろうとするからハードルが上がるのです。
60%でGOする
とにかく完璧主義を手放すことが大切。
60%のデキだったとしてもGOして大丈夫です。
コンテンツは後からいくらでもブラッシュアップできます。
誤解しないでほしいのは、「手を抜いても良いという意味ではない」ということ。
コンテンツを作る時は全力で作ること。
その結果、クオリティが60%だったとしても問題ないという意味です。
専門家に相談する
やりたいことが見つからないのであれば、専門家に相談するのが早いです。
自分のことは客観的に見れないので、なかなか強みや適性に気づきにくいものです。
僕も個別相談をやっていますが、終わるころには皆さん目を輝かせてワクワクしながら去っていきます。
僕はその人に合ったネタを見つけるのが得意だからです。
気を付けないといけないのは、相談相手を間違えると自分に合わないネタを押し付けられてしまうことになることです。
「○○が儲かるから」という理由で、興味関心も適性もないテーマを推薦されてしまうのです。
無料コンテンツを作る
いきなり有料コンテンツを作るのがハードルが高いなら、まずは無料コンテンツを作ることから始めましょう。
仮に内容がいまいちだったとしても、無料なのだから他人にとやかく言われる筋合いはないのです。
無料コンテンツはリードマグネットや商品の特典にも使いまわしができるので、持っておくと何かと便利です。
今すぐ動く
個別相談で「わかりました。やってみます」と言った後、すぐやる人とやらない人がいます。
やらない人はあれこれ考えて行動を先延ばしします。
リサーチという名目のネットサーフィンを始めインプットに逃げます。
いつまで経っても手を付けないので、一向に作業が進むことはありません。
何事もまずはやってみることが大事。
やっている中で「何がわからないか」がわかります。
早く失敗して早く軌道修正すればいいのだから、とにかくすぐ動く必要があるのです。
人間には「作業興奮」という脳の仕組みが備わっているので、一度作業を始めると流れにのって進めることができるというメリットもあります。
動画解説もあるのでこちらもぜひ。
さいごに
「コンテンツが作れない」という人を見ていて感じるのは、「本当は作りたくないんだろうな」ということ。
コンテンツを作らないでいるのが楽なので、なんやかんや理由をつけて先延ばしを繰り返します。
コンテンツビジネスを本当にやりたいと思っている人は、コンテンツが作れないなんてことはないのです。
コンテンツ作るのが楽しい人は勝手に作るし、どうしてもやらないといけない理由がある人は作らざるを得ないからです。
コンテンツが作れない原因は100%「自分の考え方」にあります。
どんな人でもコンテンツを作ることは可能です。
スキルがなくても「作る」こと自体は誰でもできるのです。
もちろん、質の高いコンテンツを作るにはスキルが必要ですが。
電子書籍が書けないなら2ページのPDFコンテンツでもいいじゃないですか。
何もしないよりは何倍もマシです。
コンテンツをたくさん作っているうちにスキルが身に付きます。
最初はあれほど大変だった作業が、それほど苦労なくできるようになるのです。
「やらない」からいつまで経ってもできるようにならないのです。