このブログは基本的にブログを収益化したい人向けに記事を書いています。
そのため、趣味でブログを書いている人には何の参考にもならない記事もありますので、事前にその点ご理解の上読んでいただくようお願いします。
日本の文化に古くから根付く「労働者マインド」。
年功序列という文化はこの労働者マインドを助長させ、いまだに日本社会に色濃く残っています。
労働者マインドは、戦後GHQの洗脳教育によって「指示されたことを淡々とこなす人間」を大量生産するために作られました。
この労働者マインドこそが日本経済が停滞した原因の一つで、
世の中には創造性や自立性を育むことのできない個人で溢れかえっています。
日本の古い世代の人々の多くは、この労働者マインドというパラダイムの中で生きています。
実はこの労働者マインドが強い人ほどブログ運営に失敗する、という傾向があります。
頑張れば評価される時代は終わった
この記事における労働者マインドの定義は、「頑張れば評価される」という考え方のことを指します。
日本社会はいまだにパフォーマンスよりも頑張りを評価する傾向があります。
残業文化が根付いているのもこの労働者マインドが関係しています。
日本では「残業=ハードワーカー」として評価されますが、海外では「残業=時間管理のできない無能」と見なされます。
プロスポーツ選手も結果を出してなんぼですよね。
「頑張っているから」という理由で試合に出してもらえるのは、中学校の部活までです。
どんなに頑張っていようが、どんなに社歴が長かろうが、結果が出せないのであれば、競争社会である資本主義では淘汰されても仕方ありません。
年功序列文化が日本経済の停滞を招き、優秀な若者が離れていく原因となったのも理解できると思います。
僕も3か国にわたり日系企業で働きましたが、海外であっても日系企業は年功序列の文化が残っています(詳しくは僕の第2ブログを参照。サイドバーにリンクあり)。
僕が「日系企業で働かない」と決めたのも、この文化が残っているからです。
どんなに結果を出しても社歴でポジションを決められてしまうのであれば、頑張るだけ時間の無駄だからです。
ブログでは「頑張ってるのに」は禁物
ブログを収益化している人は社長をやっているのと同じです。
結果を出せなければ意味がありません。
ブログを書いているのに(すぐに)結果が出せず挫折してしまうのは、
労働者マインドでブログを書いているからです。
- 「こんなに頑張って記事を書いているのに全然読んでもらえない」
- 「頑張って100記事書いたのに全然稼げない」
これは結果ではなく、「頑張っている」という姿勢に価値を置いているからこそ出てくる考え方です。
儲かっていない会社の社長が、「私は頑張っているんです」と言っていたらどう思いますか?
「そんなん当たり前やん」と思いますよね。
ブログの収益化に「頑張っているか」という姿勢は関係ありません。
「手を抜いてもいい」ということを言いたいのではありません。
「頑張る」というのは当たり前だということです。
(本当にうまくいく人は「頑張る」という意識すらありませんが)
「1記事書くのに8時間かかった」としても、その記事が1円の利益も生み出さないのであれば、10分で書いたゴミ記事と価値は同じです。
自力でお金を稼いだという経験の価値
自力でお金を稼いだという経験は一生ものの財産になります。
会社に雇われて月に20万円稼ぐより、自力で100円稼ぐほうが難しいし価値があります。
ブログで稼げない人は、小さい収益を馬鹿にして「稼げない」と言ってやめてしまう人です。
ブログの収益は小さい収益の積み重ねです。
コツコツと継続しているうちに、その小さな収益が徐々に大きくなってきます。
ほんの数か月ブログを書いただけで、「全然儲からない」と判断するのは時期尚早です。
「指示されたことを黙ってこなしていれば自動的にお金が振り込まれる」という経験に慣れてしまうと、こういう判断をしてしまいがちです。
これも労働者マインドです。
自分が経営者(社長)だという意識があれば、結果を出すことだけにすべての意識を注ぐはずです。
ブログとはいえ一つのビジネスです。
サボろうと思えばいくらでもサボれるから、自制心が高くなければなりません。
指示されたことだけをこなすという姿勢では、高い確率で挫折します。
ブログで収益化したい人は、「労働者マインド」を捨ててみてください。
少しずつ結果が出せるようになるはずです。