「アクセスアップのためSNSを運用」しているという人も少なくありません。
「ブログのSNS集客はツイッターだけでやっていれば大丈夫」だと思われがちですが、
それは半分真実で半分真実ではありません。
ツイッターがブログ集客に効果があるかどうかは人によります。
ツイッターを使ってもなかなかブログのアクセスが増えないという人は、
Facebookを運用することをおすすめします。
Facebookからの集客効果は?
こちらは僕の第2ブログ(英語ブログ)のアクセス解析になります。
ご覧の通り、アクセス流入が一番多いのはFacebookです。
それに対しツイッターのアクセス流入は全体のわずか1%しかありません。
ちなみに僕のツイッターのフォロワー数は約200人です。
Facebookはアポロ名義のサブアカウントを利用していて、友達はほぼいません(申請があった数名だけとつながっています)。
にもかかわらず、アクセス数にはこれだけ大きな差があります。
Facebookは実名登録が原則のようですが、アポロ名義でアカウント作ってみたら大丈夫でした。
Twitterがアクセスアップに役に立たない理由
誤解なきように先にお伝えしておきますが、「Twitterがブログ集客に全く役に立たない」というわけではありません。
人によってはトラフィックの大部分がTwitterという人もいると思います。
そういう人はSNSをうまく活用してブログ集客ができている人だと思います。
しかし、ブログのアクセスを増やしたいからといって、「とりあえずTwitterをやる」というだけでは、大幅なアクセスアップは見込めません。
ここでは、Twitterがブログ集客に向かない理由について考えてみたいと思います。
①適切なマーケットにリーチできない
ツイッターにブログの更新通知を送る場合、基本的にフォロワーのタイムラインに表示されるだけです。
例えばあなたが英語ブログを書いている場合、果たして自分のフォロワーの中に何人英語に興味のある人がいるでしょうか?
あなたのアカウントをフォローしてくれているということは、少なからず英語に興味のある人はいると思います。
しかし、フォロワーの中にはあなたにまったく興味のない「形だけフォロワー」も数多く存在します。
「形だけフォロワー」はフォローバック狙いのフォロワーだったり、DM詐欺に誘導するためにあなたをフォローしている人などです。
英語に興味のある人はツイッター上にたくさんいるでしょう。
しかし、その人たちにリーチするためには#をつけてツイートするか、
1つ1つそういうアカウントをフォローするなどするしかありません。
1つ1つアカウントをフォローするのは時間がかかるし、
相手が必ずしもフォロバしてくれるとは限りません。
集客という点で考えると非常に効率が悪いです。
②自分のツイートが埋もれる+短命
例えばあなたのフォロワーの一人が5000人をフォローしている人だったとしたら、
果たしてあなたのツイートはその人に届くでしょうか?
アクティブなアカウントが半分だったとしても2500人です。
その人たちが仮に1日1ツイートしたとしたら、あなたの投稿は2500分の1に埋もれてしまうということです。
あなたのツイートがその人に表示すらされていない可能性もあります。
相手があなたに興味がある人であれば、わざわざツイートを見てくれるかもしれませんが、そうでなければスルーされる可能性は高いでしょう。
そして、Twitterの弱点はツイートの寿命が短いということです。
バズれば話は別ですが、基本的にツイートの寿命は数時間程度です。
それ以上時間が経過すると、もうツイートが表示されることはなくなります。
ツイートが短命だからといって、数時間おきにブログ更新通知のツイートをしていたら、フォロワーからしたらいい迷惑でしょう。
やりすぎてしまったら、ブロックされてしまったり、フォローを外されてしまう可能性もあります。
Twitterがブログ集客に有効な場合
Twitterがブログ集客に有効な場合は、「自分に関心のあるフォロワーの数が多い場合」です。
自分のツイートはフォロワーのタイムラインにしか表示されないので、
フォロワーが少ないと話になりません。
相互フォローアカウントを片っ端からフォローしたり、
フォロバ企画に参加しまくるなどフォロワーを増やすこと自体は簡単です。
しかし、形だけのフォロワーが増えても意味はありません。
相手はあなたに1ミリも興味がないからです。
あなたのブログ更新通知はもちろん、ツイートすら読んでいない可能性が高いです。
例えばインフルエンサーがブログ更新通知をツイートすれば、ほとんどのフォロワーはその人のブログを読むでしょう。
それはそのインフルエンサーに興味・関心があるからです。
僕はツイッターで自分から誰かをフォローすることはほとんどありません(フォロバはしてます)。
そうすると、自分に興味のある人だけが僕のことをフォローしてくれるようになります。
それでもDM詐欺誘導目的のフォロワーは多少出てきてしまいますが、
膨大な時間をかけて、自分に興味のない「形だけフォロワー」をたくさん増やすことはありません。
Facebookを使ってブログのアクセスアップする方法
Facebookは、友達が少なくてもたくさんのトラフィックを獲得することが可能です。
その方法は「Facebookグループを利用する」という方法です。
Facebook上には様々なグループが存在し、そのコミュニティ内で同じ趣味・関心を持つ人々が情報交換をしています。
つまり、そこに投稿することで適切なマーケットにリーチできるということです。
僕の第2ブログの場合だと、「海外移住」や「英語」に関するコミュニティに参加しています。
特に「海外移住」に関しては有益な情報をコミュニティ内で発信している人が少ないので、僕のブログを読んでくれる人の数は多いです。
「海外移住」に興味のある人ばかりなので、ブログを読んでくれる確率もツイッターとは雲泥の差です。
ブログ用のFacebookアカウントにはほとんど友達が存在しないにもかかわらず、
たくさんのトラフィックを獲得できているのは、
その分野に興味のある人たちに効率的にリーチできているからです。
参加者数が多く、投稿数が少なめのグループを狙う
参加者数が多いということは、それだけ多くの人の目に触れる可能性があるということです。
しかし、あまりにも投稿数が多いコミュニティだと、自分の投稿がすぐに埋もれてしまう可能性があります。
もし、ほとんど投稿がないグループであれば、あなたの投稿は半永久的にトップに近い場所に表示されつづけることになります。
コミュニティに参加できるかどうかは運次第
グループ内で投稿するためには、グループに参加する必要があります。
そして非公開グループの場合、参加は承認制になっています。
海外移住コミュニティの管理人の方々は、「できる限り有益な情報を参加者に届けたい」という気持ちが強いようで、ほぼすべてのグループで僕の参加申請を承認してくれました。
しかし、すべてのグループで参加を許可してもらえるとは限りません。
例えば、このブログの情報をシェアするために「ブロガー」関連のグループに参加申請を出しましたが、ひとつも承認されませんでした。
こればかりは管理人の裁量によるので、自分ではどうすることもできません。
まとめ
TwitterとFacebookのどちらが自分に適しているかはその人次第ですが、
個人的にはFacebookがおすすめです。
ブログのアクセスアップに悩む人はぜひFacebookにチャレンジしてみてください。