このブログの読者の中には、会社員として働きながら副業としてビジネスをやっている人もいると思います。
「軌道に乗ったらいつか起業したい」
そんな風に考える人も多いはずです。
物価は上がっているのに平均収入は20年以上上がっていない。
名目GDP世界ワースト4位、さらに増税でダメ押し。
これが今の日本が抱える最大の問題です。
僕の住むカナダでは物価も上がっていますが、最低賃金も年々上昇し続けています。
時給2000円(日本円換算)に到達するのも時間の問題です。
Facebook,Twitter,Amazon,Googleが大量解雇をしたことがニュースになりました。
このような世界トップクラスの大企業であっても、もはや安泰とは言えない時代。
「このままサラリーマンでい続けて本当に大丈夫だろうか?」
と疑問に感じている人も多いのではないかと思います。
僕も会社員の状態から副業としてビジネスを始め、起業して現在に至ります。
だからこそ、サラリーマンが起業に失敗する原因や起業に至るまでの道筋を理解しているのです。
もしあなたが2023年に「何としてでも起業したい」と考えるのであれば、ぜひこの記事を最後まで読んでください。
こちらの電子書籍を無料プレゼント中です。
⇩
よくある失敗パターン
よくある失敗パターンが「自分に合っていないビジネスを選択する」ということ。
「儲かりそうだから」という理由だけで、自分の情熱や適性を度外視して副業を始める人が非常に多いです。
このような状態でビジネスを始めてもうまくいくわけがありません。
「お金儲け」と「ビジネス」は違います。
お金を稼ぐだけならアルバイトすればいいわけですが、それをビジネスとして長期的にやっていくことはできませんよね。
単発的に稼げても長期的に持続しないのであれば、それはビジネスとは呼べません。
この違いを理解できていないと起業することは難しいでしょう。
稼げないビジネスを選択する
例えばブログや電子書籍出版など。
これらの収入だけで起業を目指すのは無謀と言えます。
アドセンスや電子書籍出版は単価が低いからです。
1件数十円の収益で毎月数十万万円の収入を稼ぐのは、極めて難易度が高いです。
アフィリエイトは副収入としてやる分にはおすすめですが、それをメインにビジネスをするのはおすすめできません。
難易度が高くビジネスモデル的に収入が安定しないからです。
Googleのアップデートによって一瞬で収益が消し飛ぶリスク。
このビジネスモデルで安定的に稼ぎ続けるのは難しいと言えます。
起業したいのであればまとまった収入が必要になるわけですが、そのためには高単価商品を売る必要があります。
おすすめは「コーチまたはコンサルタント」。
軍資金がなくても始めることができ、しかも高利益率。
月収100万越えもそこまで難しくないからです。
ただし、コーチ・コンサルタントになっても稼げずに消えていく人は後を絶ちません。
なぜ彼らは消えていってしまうのか?
その理由はこちらの記事で解説しています。
↓
間違った自分軸
「自分に合ったビジネスを選択することが大切」
これは先ほどお伝えした通りです。
ただ、気を付けないといけないのは、「自分軸に見えるニセの自分軸がある」ということ。
この「ニセの自分軸」を選択してしまうパターンもよくあります。
特に起業塾などでコンセプトを決められた人は要注意。
本心から「やりたい」と思っていないのに、「儲かるから」という理由だけで肩書やポジションを決められてしまうことがあるからです。
こんな人は起業に向かない
僕はすべての人が起業すべきだとは考えていません。
人間には向き不向きが存在しますし、会社員として働く方が幸せになれる人もたくさんいるからです。
そういう人が下手にビジネスに手を出すと、ますます不幸になってしまいます。
毎月数十万円ぐらいなら努力次第で誰でも稼ぐことはできると思いますが、数千万円~億レベルの収入になると、やはりセンスや才能が必要になってきます。
自己管理ができない
起業に向かない人の特徴として、「自己管理ができない」というものがあります。
そういう人に限って「時間がない」という言い訳をします。
そういう人に「じゃあ土日何してるんですか?」と聞いたら、うまく答えることができない人がほとんど。
週2日まるまる休みがあるのであれば、週末に10時間(各5時間)ぐらいまとまった時間は取れるはずです
しかし、それだけ時間があるにもかかわらずやらない。
だから稼げるようにならないわけです。
ちなみに日本は世界一祝日の多い国です。
僕が今住んでいるカナダや、以前住んでいたベトナム(まじで祝日少ない)に比べるとめちゃくちゃ休みが多いです。
「いかに自分の時間をビジネスに捧げるか」
これで成果の大きさが大きく変わります。
僕は副業時代、仕事以外のほぼすべての時間をビジネスに使っていました。
Walmartで深夜働いていたので、朝に帰宅して仮眠した後、昼に起きて夜出社するまでひたすら3つのブログを書きまくっていました。
そのおかげで経験値が上がりスキルも磨かれました。
最初からラクをしようとする
ビジネスは面倒くさいことだらけです。
オンラインビジネスに関して言うならば、「情報発信」をメンドクサイと感じる人は多いはずです。
だからこそ、ブログやYoutubeが継続できない人が圧倒的に多いわけです。
情報発信は基本的にタダ働きなので、どんなに頑張っても1円も稼げません。
お金がモチベーションになっている人ほど、このような状況が長く続くと挫折します。
しかし、その頑張りが後々自分を楽にしてくれるのです。
僕に関して言うならば、ブログ(約400記事)、Youtube(約400動画)、ポッドキャスト(約600エピソード)といったコンテンツたちが、自動で集客をしてくれています。
つまり、資産になっているということです。
この状態になるとすごくラクになります。
コンテンツの数を増やせば増やすほど自動集客の数も増えていくので、ビジネスはますます楽になっていきます。
ただ、この状態になるまで待てない人がほとんど。
最初からラクをしようとして面倒くさいことから逃げるから、いつまでたっても稼げるようにならないのです。
「ネットビジネスはラクして簡単にすぐに稼げる」と信じている人が多いですが、真実はまったく逆です。
時間はかかるし難易度は高いしめちゃくちゃ大変なんです。
ただそれを言ってしまうと商品が売れなくなるから、ほとんどの発信者は「ラクしてすぐに稼げます」しか言わないわけです。
難しく感じるのは問題の解き方がわからないから。
ルービックキューブと同じです。
解き方がわからない状態でガチャガチャやっても、永遠に面が揃うことはありません。
でも一度解き方が分かってしまえば、短時間で面を揃えることができるようになります。
ほとんどの人がうまくいかないのは、ビジネスの原理原則を知らずにひとりでやろうとすること。
最短最速で成果を出したいなら、解き方を知っている人に聞くのが一番早いです。
こちらの方は僕のクライアントです。
コンサルをはじめて半年弱で上記の成果報告をいただきました。
ここにも記載があるように、一人でやったら5年かかっていたことも、専門家の知恵を借りればたった半年で済むわけです。
僕も一度起業に失敗してるから言えますが、ビジネスは決して簡単ではないです。
やるべきこともたくさんあるし、絶対的な答えも存在しません。
簡単じゃないからこそ、起業家の数は全体の人口比率からすると少数派なわけです。
サラリーマンが起業に失敗する8つの原因
あなたが悪いわけではないのですが、会社員生活を長く続けていると起業するにあたってマイナスに作用する体質になってしまいます。
ほとんどの人は「ノウハウさえあれば稼げる」と信じています。
しかし、今からお話しする根本原因をクリアできない限り、「起業はほぼ不可能」と言ってもいいでしょう。
①受け身姿勢
指示待ち体質のことです。
「言われたことだけをやる」という生活を長く続けていると、この指示待ち体質が染みついてしまいます。
ビジネスは自分の頭で考えて行動する必要があるので、受け身姿勢の人はうまくいきません。
②「失敗=悪」という価値観
サラリーマンは「失敗は悪いことである」という教育を受けます。
そのため、失敗に対してネガティブな印象を持っている人が非常に多い。
この価値観を持っていると、失敗を恐れて行動しなくなったり、一度失敗しただけで簡単に諦めたりします。
ビジネスに失敗はつきもの。
今までやったことないことに挑戦するのだから、失敗するのは当たり前です。
どんなに一流の成功者であってもたくさん失敗しています。
失敗と成功はセットなのだから、失敗を避けるということはすなわち成功を避けるということでもあるのです。
③安定志向
「やりたくもない仕事でもイヤイヤやる」
そういう選択をする人が多いのは、安定収入が欲しいからです。
じゃなきゃ自分の好きなことをやるはずですよね。
つまり、サラリーマンは安定に重きを置く人が非常に多いということです。
自由と安定は二律背反するもの。
安定を手に入れるということは、自由を手放すことでもあります。
固定給と聞くと聞こえはいいですが、別の捉え方をすると「収入が固定されてしまう」ということでもあります。
つまり、会社員を選んだ時点で生涯収入がある程度確定してしまうということです。
安定思考が強い人は挑戦(リスク)を避ける傾向が強いです。
「安心安全が何よりも重要」という価値観を持っているからです。
④コミットが弱い
今の生活に困っていないのでコミットが弱い。
そのため片手間でビジネスをやっている人が非常に多いです。
プロが人生かけて本気でやってるのに、素人が片手間でやって勝てるわけがないですよね?
よくあるミスが副業よりも本業を優先してしまうこと。
本業を優先して副業に時間や労力を投資しないから、いつまでたってもビジネスが拡大していきません。
このパターンにはまって稼げない状態が長く続き、結局(いままで通り)サラリーマンに戻るという選択をする人がほとんどです。
⑤分業制が染みついている
サラリーマンは基本的に分業制です。
そのため、「自分のやるべきことだけをやっていればいい」という環境で働くことになります。
しかし、ひとり起業家の場合はありとあらゆることを自分でやらなければなりません。
集客・セールスはもちろんですが、人脈作りや経理その他雑務もろもろもすべて自分でこなす必要があるのです。
⑥他責的
起業家は自責思考がないとうまくいきません。
何かに依存している人は他責思考の人が多い。
会社や上司に文句ばかり言って自分は何もしない人は、まずそのマインドを変える必要があります。
「会社がブラック企業で...」
と不満を漏らす人は結構いますが、そこで働くという選択をしたのは自分です。
要するに「自分がその現実を創っている」ということです。
別の言い方をすると、すべて自分に原因があるということ。
「そんなこといっても会社を辞めたら食っていけなくなるじゃないか」
と思う人もいると思います。
しかし、それは単なる思い込み。
会社を辞めても生きてる人は数えきれないぐらいいますよね?
こちらの動画もぜひ見てください。
⑦労働者マインド
「収入=労働の対価」という価値観を持っている人のことです。
「こんなに頑張ってるのに全然稼げないから割に合わない」
副業ブロガーが挫折する理由はほとんどこれですよね。
「働いた時間に見合った収入が得られないと納得できない」
こういう価値観を持っているからこのような考え方になるわけです。
「収入=与えた価値に対する報酬」
という価値観を持つようにしましょう。
⑧自己投資をしない
自分磨きをしなくても困るわけではないので、自己投資をもったいないと感じる人が多いです。
自己投資をしないのでレベルがあがりません。
大きな成果を手に入れたければ自分を向上させる必要がある。
自分のレベルが上がらなければ、今の自分が得ている結果以上のものは手に入りません。
起業家は自分の能力が収入に直結してしまうので、自己投資思考を持った人が非常に多いです。
会社員と起業家の違い
「会社員と起業家では思考プロセスにどのような違いがありますか?」
というQuoraの質問に回答した内容がこちらです。
↓
前述の内容と重複する箇所もありますが、この記事には書かれていないことも回答していますのでぜひご覧ください。
起業に失敗した話
僕は1度目の起業に失敗しました。
一番の原因は無知な状態でビジネスをスタートしたこと。
当時のエピソードを赤裸々に語っているので、ぜひこちらの動画もご覧ください。
さいごに
サラリーマンが起業に失敗する理由についてお話ししてきました。
起業を成功させたいのであれば、まずはこれらの問題を解決することから始めてみてください。
Bluepoint Info Marketingでは、個人のオンライン起業もサポートしています。
こちらの記事もおすすめです。
↓