「Kindle出版はクリアしたけどUdemy講座は作れない」
という人は非常に多いですね。
Kindle出版者とUdemy講師の人数を比較してもそのことがよくわかります。
「ストアカは出せるけどUdemyは出せない」
という人もたくさんいます。
Udemyはコンテンツを作らないといけないので、ストアカよりも出品のハードルが高いからです。
もしあなたがUdemy講座が作れずモヤモヤしているのなら、この記事の内容が何かの助けになるかもしれません。
Udemy講座が作れない原因

ここからはUdemy講座が作れない原因でよくあるものを紹介します。
これらの原因を正しく把握して解決策を考えることが重要。
根本原因が解決できないまま作成に取り掛かってもUdemy講座は作れません。
Udemy講座の作り方はこちらの記事で解説しています。
それでは1つずつ解説していきます。
①売れるかどうか考えすぎ
まだ1本も作ったことがないのに、売れるかどうかばかりを気にしていつまで経っても作成に取り掛かろうとしない人。
もしくは作りたい講座があるのに、「どうせ売れるわけない」と決めつけて作ろうとしない人。
こういう人はいつまでたってもUdemy講座が完成しません。
1本目から売れるコースを作る必要はないし、講座はリリース後もブラッシュアップができます。
まずは自分が作りやすいものから作り始めて、講座作成に慣れてから売れる商品を目指しても遅くはありません。
②リサーチ・インプットしすぎ
リサーチやインプットはコンテンツ作成を後回しにする良い口実になります。
コンテンツ作成がまったく進んでいなくても、「リサーチ(インプット)していた」と言えば正当化できてしまうからです。
リサーチやインプットは楽なのでどうしても逃げてしまいがち。
もちろんリサーチやインプットは大事ですが、作成作業を差し置いてまで何カ月もかけてやるほどのことでしょうか?
特にリサーチ好きな人に多いですが、いろんな情報に触れた結果、「何をどうすればいいかわからない」という事態に陥ることも少なくありません。
人によって言うことがバラバラだからです。
そして、すごい人のコンテンツをリサーチすることで、「自分にはあんなスゴイもの作れない」とメンタルブロックにかかってしまうこともよくあります。
リサーチやインプットは作業と並行しながらでもできるし、どんなにやったとしても実行に移さなければ何の意味もない行為になってしまいます。
③細かいことにこだわりすぎ
スライドのフォントや色、画像など細かい要素に異常なまでにこだわる人。
こだわりだすとキリがないので、大量の時間を無駄にしてしまうことになります。
はっきりいってこれらのこだわりは単なるエゴ。
フォントや色、画像がどうだろうが受講生はそんなこと気にしてないし、そもそも気づかない可能性の方が高い。
それらの要素にこだわることによって成果に大きな違いが出るならいいですが、そうでないなら時間を無駄にしてしまっているだけです。
受講生の目的は学びです。
作り手のこだわりが見たいわけではありません。
④完璧主義
とにかく完璧と思えるまで動かない人。
そもそも完璧など存在しないので、こういう人は永遠にコンテンツが作れません。
完璧主義の根本にあるものは「他者からの批判への恐れ」。
その根本原因を解消できれば動けるようになります。
そのためにはコンテンツビジネスのマインドセットをしっかりと身に着けておくことが大切。
完璧主義に陥る人は②のリサーチやインプットに逃げがち。
どんなすごい人も完璧なものは作れないし、どんなに良い商品であっても批判する人はいます。
だから完璧など単なる幻想にすぎないのです。
デジタルコンテンツは販売後も手直しができるので、徐々にクオリティを改善することができます。
最初から完璧なものを作る必要はないのです。
作ろうと思っても作れないし。
完璧主義ではなく全力主義を目指しましょう。
今の自分にできる全力でコンテンツを作る。
仮に完璧から程遠かったとしても、それが今の自分の出せるすべてなのだからそれ以上を目指してもどうしようもないのです。
⑤型にはめて考えすぎ
特定のやり方やテンプレートに沿って作ろうとすると、逆に作りにくくなるケースが多々あります。
あなたはUdemy講座ってスライドが必要だと思いますか?
「スライド作成が苦手だから」と思うかもしれませんが、Udemyでスライドは必須ではありません。
ホワイトボードの方がしゃべりやすいならそれでもいいし、マインドマップを使って講義をしてもいいのです。
自分の作りやすい形で作ること。
コンテンツの構成もテンプレートに沿って作る必要はありません。
テンプレートにはめるとありきたりな内容になる場合があるので、あくまでも方法の一つぐらいに留めておきましょう。
⑥売るものがない(と思っている)
Udemy講座作ってみたいけど、自分には売れるようなスキルがないと思っている人。
断言できますが、どんな人でも売れるものは持っています。
「自分にそんなものはない」と思っているから見えないだけです。
自信がないなら最初は無料コースで出してもいい。
無料なんだからクオリティが低くてもとやかく言われる筋合いはないわけです。
僕のクライアントでも、本当に何もない状態からUdemyデビューされた方もいらっしゃいます。
自分で見つけることができないのなら、専門家の人に見つけてもらうのもおすすめです。
⑦難しく(複雑に)考えすぎ
コンテンツ作成を複雑に考えすぎると動けなくなります。
複雑に考えれば考えるほど混乱するし、ハードルが高く感じられるので作業にとりかかるのが億劫になります。
コンテンツ作成は非常にシンプルです。
小学生でもできます。
『録画ボタンを押してしゃべって動画をアップロードする』
これだけです。
内容は何をしゃべってもいいし、動画は短くてもかまいません。
めちゃくちゃ簡単ですよね?
なぜそんな単純なことができないのか?
それは難しく複雑に考えてしまっているからです。
⑧自己管理ができていない
「忙しい」や「時間がない」が口癖の人は要注意。
こういう人は自己管理ができていない可能性が高いです。
特にサラリーマンの人。
Udemyをやらなくても今の生活に困るわけではないので、「時間がない」という言い訳を免罪符に後回しを繰り返します。
「時間がない」という割に休みの日はゴロゴロしたり、遊んだりしている。
要するに時間がないことが原因ではないのです。
問題なのは「優先順位が低いこと」。
「Udemy講座を作る」ということへの優先度が低いので、他のことを優先して時間がなくなるだけです。
Brian Tracyも著書で「成功のために一番必要なことは自己管理だ」と言っていますが、自己管理がきちんとできない人は個人ビジネスは絶対にうまくいきません。
これは断言できます。
「時間がない」「忙しい」という理由で正当化してしまうことで、その状況を改善しようというアクションを起こそうとしません。
そのためいつまで経っても同じ状況が続き、コンテンツが作れないまま何か月(何年)も経ってしまうのです。
⑨ひとりでやろうとする
スポーツを始めるときや楽器を始めるとき、普通は誰かに指導してもらいますよね?
大抵のことはそういう風にするはずです。
しかしなぜかビジネスに関してだけは、「自分でできる」と思っている人が多いようで。
コンテンツ制作はスキルだし、ビジネスで結果を出すには経験値が必要です。
ズブのド素人が一人でやってうまくいくほど簡単ではありません。
専門家の力を借りれば早いのに、一人でやろうとするから壁にぶつかって止まってしまうわけです。
一人でやろうとする弊害はそれだけではありません。
誰も管理をしてくれる人がいないのでサボりやすくなるからです。
第三者がサポートにつくことでこの問題はある程度解消されます。
そして、一人で抱え込んでしまいメンタルやられてギブアップになる人も多い。
相談できる相手がいれば辞めずに済んだかもしれないのに。
「一人でやるのは難しい」と感じるのであれば、専門家の力を借りましょう。
それは決して恥ずかしいことではないです。
ただしくれぐれも相手選びを間違えないように。
プレイヤーとして活動していない人、結果を出していない人のアドバイスは絶対に聞かないこと。
「○○円稼いだ」のような実績は何とでも言えるので、目に見える実績がきちんとある人、情報発信の内容が核心をついている人を選べば失敗しにくいです。
相性も重要なので自分に合わない人も選ばないようにしましょう。
さいごに
びっくりするかもしれませんが、1つも講座をリリースすることなくUdemy講師を諦めてしまう人は結構います。
コンテンツ作成はシンプルですが、決してラクではないですからね。
「ラクして稼ぎたい」みたいな人はまず続きません。
Udemyの最初の1本目を作る時のおすすめの方法をこちらの動画で解説しています。
あなたの講座を待っている人は必ずいるはず。
その人に届けられるかどうかはあなた次第です。
「やるかやらないか」です。
「できるかできないか」ではありません。
