今日はこれからアドセンスを申請するという方に向けた内容になっています。
僕自身は約1年ほど前にアドセンスを取得したので、
詳しいことは忘れてしまったのですが、
今クライアントさんがアドセンス申請を頑張っていらっしゃるので、
当時のことを思い返し自分なりに整理した見ようと思います。
今回の記事を書くにあたり、いくつか海外サイトもリサーチしましたが、
日本で言われていることと同じようなことを言っているサイトもあれば、
初めて聞いたような情報もありました。
僕は現在3つのブログでアドセンスを運営していますが、
そのすべてのブログでアドセンスを一発合格しています。
ちなみにこのブログは一番最後にアドセンスを申請したブログで、
申請時の記事数は10記事でした。
- アドセンス合格のキモはコンテンツの質
- 長文記事が受かりやすい理由
- 日記系のブログは注意
- ユーザーの役に立つ記事を書いているか?
- 3つのブログで1発合格した僕がアドセンス申請時に気を付けていた3つのこと
- まとめ
アドセンス合格のキモはコンテンツの質
確かに記事数や文字数も多少は関連しているのかもしれませんが、
本質はもっと抽象度が高いところにあります。
記事数や文字数よりも重要なのがコンテンツの質です。
多くのアドセンス申請者はこの「低品質なコンテンツ」によって、
アドセンス申請を不合格にされます。
Googleが考える質の高いコンテンツとは一体何でしょうか?
「コンテンツの質」が上位表示アルゴリズムに採用されているということは、
質が高いか低いかを決める判断基準が存在するということです。
その判断基準の中でも特に重要視されるのが、
「被リンク」と「独自性」です。
どんなにいい記事だったとしてもそこに独自性がなかったら、
それは質の低いコンテンツとしてみなされるということです。
だから、長文記事を書けばいいということではないということです。
アフィリサイトのような記事ばかり書いてあるブログがアドセンスに受からないのは、
独自性を出すのが難しいからです。
だいたいどのサイトも掲載されている情報は同じですからね。
仮に自分の言葉で記事を書いていたとしても、内容が同じならそれは質の低いコンテンツです。
Googleは文字単位ではなく、記事全体としてコンテンツの内容を把握するからです。
長文記事が受かりやすい理由
「文字数は本質ではない」とお伝えしましたが、長文記事がアドセンスに受かりやすいのは間違いないと思います。
なぜなら長文記事の方がGoogleが内容を読み取りやすいからです。
ただし、文字数が多ければいいという話ではありません。
例えば、もし合格基準が1500文字以上というルールがあったとしたら、
アドセンスに受かりたい人は1500文字をクリアする記事を量産するはずです。
そうすると、文字数だけがやたら多いゴミ記事が大量に増えることになります。
彼らは長文を書くことしか頭になく、良いコンテンツを作ろうという気などさらさらないからです。
ゴミ記事が増えたらGoogleにとっても迷惑です。
話を戻して、文字数が少ない記事の場合、
その記事が何について書かれているのかをGoogleが理解するのは難しいです。
テーマAに対してその根拠が10個あるとします。
もし500文字で記事を書けといわれたら、
10個の根拠すべてを入れることは不可能です。
1個もしくはせいぜい2個が限界です。
テーマAに対して根拠が1個だけだと、
人間ならまだしも機械では「それが何について書かれた記事なのか」を理解するのは難しいでしょう
根拠10個すべてを入れることができれば、
その記事が何を言いたいのかは機械でも簡単に読み取ることができます。
だから長文記事が有利なんです。
日記系のブログは注意
日記系のブログで文字数の少ないものは、
「結局何が言いたいのか?」が(AIにとって)理解できないこともあります。
日記系のブログは思いや気持ちを綴ることが多いため、
感情のないGoogleのAIに「で、結局この記事は何が言いたかったの?」と
言われても仕方ありません。
日記系のブログはタイトルも適当につけていることが多いので、
GoogleのAIにとってはますます「何について書かれた記事なのか」が理解できないわけです。
テーマ不明の記事は低品質なコンテンツとみなされても仕方ありませんね。
ユーザーの役に立つ記事を書いているか?
Google Adsenseでは、検索エンジン経由のアクセスが多いと収益が高くなるという法則があります。
僕はこの法則はアドセンス申請時にも働いていると考えています。
検索エンジン経由のアクセスが多いということは、
そこにユーザーの悩みを解決する(かもしれない)答えがあるからです。
Googleの役目はユーザーの悩みや問題や疑問を解消することなのだから、
ユーザーの答えがある=検索エンジン経由のアクセスが多いサイトは、
質の高いコンテンツだと判断する可能性は非常に高いです。
「タイトル:つれづれ」みたいな記事があったとして、
その記事を検索してまで訪れるユーザーが果たしてどれだけいるでしょうか?
厳しい言い方をしますが、検索エンジン経由のアクセスが少ないということは、
それだけ世の中から求められていないということです。
だから、Googleに質の低いコンテンツとしてみなされても文句は言えません。
3つのブログで1発合格した僕がアドセンス申請時に気を付けていた3つのこと
①長文記事を書く
僕は理屈っぽい人間なので、好き勝手書いていたら自動的に長文記事になりますが、
「1500文字以上書く」ことは意識していました。
本屋にいって10ページの本と100ページの本が同じ値段で売られていたら、
後者の本のほうが価値があるように思えます。
本当に価値があるかどうかは問題ではありません。
価値があるように思えるかどうかです。
人間関係の悩みを解決する方法を200文字で解説している記事があっても、
「本当かよ」と思う人が大半のはずです。
逆に同じ解決策について書かれた10000文字の記事が合ったら、
そっちのほうが信ぴょう性が高いと思うに違いありません。
提示している解決策はどちらも同じです。
でも後者のほうが説得力があるように思えるんです。
だから人は後者の情報を信じる=価値があるということです。
仮に長文記事だったとしても、話があっちこっち飛ばないように気を付けたほうがいいです。
②好き勝手書く
いつもこのブログを読んでいる人は気づいていると思いますが、
僕はかなりのひねくれものです。
思考停止して周りに流されている人の意見を聞くと、
「本当かよ」と反論したくなります。
例えばこの記事↓
ネット上で見つかる情報の大部分は、「無料ブログは稼げないがWordpressなら稼げる」といった内容のものばかりです。
僕はそう思わなかったので、その気持ちを純粋につづったのがこの記事です。
ちなみにブログの属性も考慮せずにプラットフォームだけで考えるのは、
野球が得意な人にサッカーをやらせるようなものです。
Wordpressは日記ブログと非常に相性が悪いです。
↓
そういうことも考慮せずに「Wordpressが最強だ!」と言うのはちょっとどうなのかなと思ったので、それを記事にしただけです。
僕の主張はだいたい普通の人の意見の真逆を行くことが多いので、
好き勝手書いていれば自動的に独自性が高まると思ったのです。
③アドセンスのポリシーは絶対に守る
僕は普段からアドセンスのポリシーには非常に気を配ってブログを書いています。
芸能人の写真や企業のロゴ(しかも加工までしてる)などを勝手にブログに張り付けている人がいますが、その行為は著作権や肖像権の侵害にあたります。
当然アドセンスのポリシー違反にも該当するわけです。
それだけではなく、アドセンスではコンテンツポリシーというものが存在します。
コンテンツポリシーとは要するに「記事にしてはいけない内容」のことです。
僕はここに書かれている禁止コンテンツはもちろん、
それらに関連する単語すら使わないようにしていました。
例えば「酒」とか「銃」などです。
実際には単語を使うぐらいは問題ありませんが、
間違って認識されるのも嫌なので使用する言葉には非常に気を付けていました。
初期のころは「死」という単語も使わないようにしていましたね。
まとめ
僕が勝手に思っていることですが、
「明確なテーマがあってそれを論理的に説明する記事」を書けば、
誰でもアドセンスに受かると思っています。
テーマを説明するためにはそれなりの根拠が必要になります。
したがって長文記事にならざるをえません。
そこに自己主張を含ませれば独自性も生まれます。
アフィリサイトのようなブログがアドセンスに受からないのは、
情報の羅列ばかりで自分の主張がないからです。
アドセンスに受からないという人は、
適当に記事を書いてないかチェックしてみてください。
特に日記系のブログの人は要注意です。