このブログでは何度かはてなブログとWordpressの比較して、お互いのメリットデメリットについて記事を書いています。
一般的に「ブログをやるなら無料ブログではなく、Wordpressから始めるのがいい」と言われています。
それに対して僕は以下のような記事を書いています。
ちなみに僕はWordpressでもサイト運営をしているので、完全にWordpressに対して否定的な意見を持っているわけではありませんので、その点誤解なきようにお願いします。
今日はマーケティングの観点から見た、はてなブログの優位性について記事を書いていこうと思います。
マーケティングの定義
ブログで収益化をしているのに、なかなか売り上げが上がらないという人は「セールス」か「マーケティング」を見直す必要があります(おすすめ本をサイドバーに貼ってます)。
セールスとは「パブリックスピーキング」もしくは「コピーライティング」のスキルのことです。
ブログでパブリックスピーキングのスキルは必要ないので、関係するのはコピーライティングのスキルになります。
今日はマーケティングの記事になるので、コピーライティングの説明については省きます。
マーケティングとは「集客」と解釈されることが多いですが、もっとわかりやすく言うと、「何もしなくても商品が売れる仕組みづくり」のことを指します。
何もしなくても商品が売れる仕組みづくりには、以下の2つの要素のどちらか、もしくは両方が必要になります。
- 良い商品
- 適切なターゲティング
良い商品
良い商品というのは、たくさんの人が「欲しい」と思うような商品のことです。
そういう商品は、宣伝をしなくても勝手に売れていきます。
良質な商品である場合がほとんどですが、必ずしも質が高くなくても売れやすい商品というのもあります。
適切なターゲティング
仮に質の高い商品を売っていたとしても、適切なマーケットに届けることができなければ商品を販売することはできません。
寒い地域ではストーブは売れますが、クーラーは売れませんよね。
それは商品の質が問題なのではなく、アプローチすべきマーケットを間違えているからです。
仮に商品そのものが良質でなかったとしても、ピンポイントでマーケットのニーズに合致させることができれが、商品を売ることは可能です。
アフィリ商品が売れない理由
以上のことから、アフィリ商品が売れない理由というのもわかると思います。
アフィリ商品が売れないのは「売れないものを売っている」か「欲しくない人に売っている」かのどちらかです。
このブログでも何度も言及しましたが、形だけの読者やフォロワーというのは収益の面
においてはまったく意味をなさないんです。
なぜなら、彼らは「適切なマーケット」ではないからです。
形だけの読者やフォロワーというのは、あなたに興味があるから読者登録やフォローをしたわけではありません。
当然あなたの発信している内容にも興味がないわけです。
大抵の場合、こういったユーザーはブログ記事を読んですらいない可能性があります。
自己顕示欲や承認欲求を満たすためであれば、読者やフォロワーを増やすのもいいと思いますが、やみくもに数を増やすのはマーケティングにおいては極めて非効率的なやり方と言えます。
はてなブログはWordpressよりもマーケティングに有利
はてなブログはその機能を活用して、マーケティングに役立てることも可能です。
例えば「はてなスター」があります。
皆さんのブログにも、定期的にはてなスターを付けてくれるユーザーの人がいると思います。
こういう人はあなたのファンである可能性が非常に高いです。
つまり、あなたの顧客になる可能性が極めて高い人です。
はてなスターをマーケティングに活用するためには、自分によくはてなスターを付けてくれる人のブログを訪問してみることです。
はてなスターを付けてくれるユーザーの大部分は、自分のブログを持っている人たちです。
そのブログには、その人の悩みや抱えている問題などが書かれているかもしれません。
その悩みを解決するお手伝いをするために、適切な商品をアフィリエイトするのです。
その人があなたのブログを読んだ時、まさに自分が今抱えている問題を解決する商品が紹介されていたら、かなりの高確率でその商品を購入するでしょう。
それは、自分のニーズにピンポイントの商品であるということももちろんですが、あなたと読者の人の間に信頼関係ができているからにほかなりません。
「○○さんのおすすめする商品なら」とその読者の人は商品を購入してくれます。
だから、その期待を裏切らないように気を付けなければなりません。
Wordpressには「はてなスター」のような機能がないため、どういう人が自分の読者なのかがまったく見えません。
そして、はてなブログと大きく違う点は「ブログをやっていない人」の比率のほうが多いということです。
はてなブログというのは、記事を更新するたびにはてなブログのトップページやグループに新着記事として表示されます。
そして、そこから一定数のユーザーがブログを訪問するという仕組みになっています。
仮にWordpressで「コメントを残す」などの機能でユーザーが特定できたとしても、そのユーザーがブログをやっていない(情報を発信していない)場合、何もリサーチすることができません。
特化ブログならば、そのジャンルに興味のあるユーザーであるということは何となく察しがつきますが、日記ブログや雑記ブログの場合はユーザーの興味は様々なので、リサーチができない場合、何を誰に売ればいいのかがまったくわからなくなってしまいます。
大切なマインドセット
あなたの読者さんに商品をアフィリエイトするときに、持っておくべきマインドセットをお伝えしておきます。
絶対に「商品を売りつけてやろう」と思ってはいけません。
そうではなくて、「商品を紹介することでその読者の悩みを解決し、救ってあげよう」というマインドセットを持つ必要があります。
「商品を売りつけてやろう」というスタンスでビジネスをしていると、どこかのタイミングで金に目がくらんで大きな失敗をしてしまうことになります。
そうならないためにも、お金のためではなく人を救うために情報を届けてあげることが大切です。
ただ、その人を救うためには遠慮はいりません。
多少厳しいことや強引な手を使ってでも、その商品を買ってもらわなければなりません。
薬を嫌がる子供に、薬を飲ませようとする親と同じです。
そこには「愛」がありますよね。
あなたの紹介した商品によって、その読者の人の問題を解決することができたら、その人はますますあなたのことを信頼してくれるようになるでしょう。