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初心者でも簡単にできる読まれるブログ記事の書き方のコツ

アナリティクスなどの解析ツールを導入している人は、自分の書いた記事が読まれているかどうかを自己分析することができます。

 

長文のブログを書いているにもかかわらず、やたらページ滞在時間が短い場合、

ユーザーは記事の最後まで読まずに離脱した可能性が高いです。

 

直帰率が異様に高い場合、他の記事を読みたいと思わなかった(=読む価値がないと判断した)読者が多いということが言えます。

 

せっかく記事を書いたのだから「読んでほしい」と考えるのは、当たり前の心理です。

 

そして、直帰率やページ滞在時間というのは、Googleアルゴリズムにも含まれる重要な要素です。

よいコンテンツを作ってもこれらの指標が悪い場合、検索エンジン上で上位表示を獲得することは難しくなります。

 

「ブログ 書き方」で検索すると、上位表示されているサイトのほとんどが記事の構成やテンプレートに関する内容ばかりで、具体的なテクニックなどについて触れているものは見つかりません。

 

ブログ初心者からすると、具体的なテクニックを教えてもらえたほうが記事も書きやすくなるということは言うまでもありません。

 

この記事では、「初心者でも簡単にできる読まれるブログの書き方のコツ」についてお話していきたいと思います。

 

 

 

読まれるかどうかはブログスタイルとは関係ない

ブログスタイルには日記ブログ、雑記ブログ、特化ブログ、トレンドブログなど様々なブログスタイルが存在します。

 

それぞれのブログには強みと弱みがあり、自分の性格に合ったブログスタイルを選択することがもっとも重要です。

 

ちなみに「日記ブログは読まれない」ということが一般的に言われていますが、

必ずしも「日記ブログだから読まれない」というわけではありません。

 

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ブログのスタイルは違えど、基本的にブログの記事というのは以下の2種類しかありません。

 

  • ①自分の主張したいことを書く
  • ②出来事・事実を書く

 

日記ブログは②のパターンが多く、特化ブログは①のパターンが多いです。

 

「日記ブログが読まれない」と語られるのは、「日記ブログ=出来事と事実を羅列しているだけ」と想定して論じられているからです。

 

確かに小学生の作文のような単なる出来事の羅列の文章は、読んでいて面白くありません。

 

でも、世の中には多くの読者の共感を集め、たくさん読まれているブログも数多く存在します。

 

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要はブログスタイルが問題なのではなくて、書き方・伝え方の問題なわけです。

 

読まれるブログ記事書き方のコツ

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①自分の主張したいことを書く場合

先ほど説明した①のパターンは特化ブログによくみられる特徴ですが、

何か主張したいことがある場合は、ブログスタイルに関係なく①のパターンに該当することがあります。

 

①のパターンで記事を書くときに大切なことは「論理的であること」です。

 

論理的という表現をもう少し噛み砕いて説明するならば、「わかりやすい文章を書く」ということです。

 

この時に必要なマインドセットは「迷路を一本道にするイメージを持つこと」です。

 

わかりにくい文章というのは、話があっちこっちに飛んでしまったり、論理飛躍(話が急に飛んでしまうこと)や論理破綻(話が矛盾している)などがある文章のことです。

 

まさに迷路のような状態をイメージをしてもらえればわかりやすいと思います。

 

長文だから読みにくいのではなく、論理的でないから読みにくいということです。

 

わかりやすい文章というのは自分の主張したいこと=結論まで一本道でたどり着ける文章のことです。

 

文字数を稼ぎたいからといって、主題と関係のない話を書いても話がわかりづらくなるだけです。

それは論理が一本道になっていないことが原因です。

 

ではどうすればいいかというと、いかのテンプレートに従って書くと非常に読みやすい(=論理的な)文章を書くことができるようになります。

 

①結論(主張)

②その理由

③②の根拠

 

「文章を書くときは結論から書きましょう」と解説しているサイトはたくさんありますが、「なぜ結論から書く必要があるのか」について解説しているサイトは少ないです。

 

結論から書くのは、「読者の注目や関心を引いて文章を読んでもらうようにするため」

 

ではありません。

 

結論から書くのは、「そのほうが論理が一本道になりやすいから」です。

 

あなたが何か調べものをして、そのサイトが導入部分で結論を先に述べていたらどうしますか?

 

興味があればそのまま読み進めるかもしれませんが、一定数の読者は「結論だけわかればいい」という人もいるので、結論を聞いた時点で納得してページを閉じてしまう人もいます。

 

だから、結論から書いたからと言って「文章が読んでもらえる」というわけではありません。

 

もし、何か主張があってそれを記事にする場合、初心者が起承転結の順番で書いたらどうなるでしょうか?

 

あれこれと余計な話をしてしまい、文章が非常にわかりづらいものになってしまいますよね。

 

結論→理由→根拠の順番で書くことで文章をスリム化することができ、

論理があっちこっちに飛ぶ心配がありません。

 

上級者になってくれば、起承転結の順序で書いたほうがより伝わりやすい文章を書くことができますが、このパターンは初心者にはいささかハードルが高いような気がします。

 

例)

 

①結論:最近のSEOではキーワードを入れれば上位表示されるわけではない

 

②理由:Googleはキーワードよりもコンテンツの質を重視しているから。

キーワードが含まれていなくても、検索意図を満たしていれば上位表示される

 

③根拠:実際にタイトルにキーワードが含まれていないのに上位表示されている検索結果のスクリーンショットを貼る

 

②出来事・事実を書く場合

出来事や事実を書く場合、そこに「論理的かどうか」ということは必ずしも適用できません。

 

そもそも主張したいこと自体が存在しないのだから、論理もクソもないからです。

 

日記ブログで出来事や事実をつづる場合、どのように文章を書けば伝わりやすくなるでしょうか?

 

それは「具体的に書く」ということです。

 

ただ「○○に行った」とか書くのではなく、「A子さんと12時に大阪にあるBという店に車で行った」といったように、より具体的に書くということです。

 

具体的というとただ情報を増やせばいいと勘違いされがちですが、

情報が多ければいいというわけではありません。

 

無駄な情報を加えてしまうと、文章が分かりにくくなってしまいます。

 

上記の例文に無駄な情報を加えてみます。

 

高校時代に同じ部活だったA子さんと、11時に待ち合わせの予定だったけど12時に変更して、大阪にあるB(もともとCという店名だった)という店に愛車のミニクーパーで行った。

 

具体的ですが、余分な情報が多くて読みにくい文章になってしまっています。

 

出来事や事実を記事にする場合、具体的に書く必要があるのは、

「具体的なほうがイメージが湧くから」です。

 

イメージが湧くとそのストーリーに引き込まれて、感情移入しやすくなります。

そうすると読者はそのストーリーを自分事のように感じるようになります。

自分事に感じる=共感するということです。

 

もし例文が「Bという店に行った」という記述だけだったら、まったくイメージが湧きませんよね?

だから、ストーリーにも引き込まれないし、共感もしないというわけです。

 

具体的な文章を書くコツは「5W1Hに分解すること」です。

 

慣れていないうちは、5W1Hを具体的にすることだけを意識しておけば、

過不足ない適度に具体的な文章が書けるようになります。

 

①、②に共通

当たり前といえば当たり前ですが、誤字脱字に気を付けるのと改行のタイミングに気を配ることが大切です。

 

1文が長くなりそうなときは適切なところで文章を切り、2つ以上の文にわけたほうが読みやすくなります。

 

改行が全然されていない文章は非常に読みづらい印象を与えます。

記事が長ければ長いほどその印象は強くなります。

 

「長文の記事を書いているのにページ滞在時間が短い」という人は、

誤字脱字や改行のタイミングをチェックしてみるといいでしょう。

 

まとめ

タイトルや見出しにキーワードを入れても、読みやすい記事になるわけではありません。

 

適切なブログの書き方とは、レイアウトよりも伝わりやすい文章を書くことのほうが重要です。

 

せっかく時間をかけて記事を書いても、せっかく検索結果でクリックされても、

最後まで文章を読んでもらえないのであれば意味がありません。

 

文章は数をこなせば自然と上達していきますが、

「初心者でどのように書けばいいかわからない」という人は、

今日の内容を参考にして記事を書いてみてください。

 

こちらの記事も重ねてごらんください。

 

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