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なぜ「検索エンジンユーザー」よりも「はてなブログユーザー」のほうが大切なのか?

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あなたは「ブログの本質」とは何だと思いますか?

 

その質問がわかりにくければ、こう考えてみてください。

 

「ブログというものは何のために存在しているのですか?」

 

その答えは「読まれるため」ですね。

 

どんなに立派で内容が優れている本でも、

読まれなければ何の価値もありませんよね?

 

ブログの成果報告で「PV数」を公表している人は数多くいますが、

「セッション滞在時間」や「直帰率」を公表している人を見たことがありません。

 

PV数という指標だけにとらわれると、

この本質が見えなくなります。

 

あなたはすべてのPVが等しく価値を持っていると思いますか?

 

もしあなたがそう思うのであれば、

この記事を最後まで読むことを強くおすすめします。

 

 

 

PV数が多ければいいというわけではない

 

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ブログを書いている人は、PV数を増やすことばかりに意識を向けがちです。

 

その理由は「PV数が多い=価値あるブログ」という思い込みがあるからです。

 

もちろん、PV数は多いに越したことはありません。

しかし、「PV数が多いこと」と「ブログが読まれている」ということは、イコールではありません。

 

アナリティクスで、セッション滞在時間をチャンネル(アクセス流入元)ごとに見てみてください。

 

自分のブログが、実は全然読まれていなかったことに気づくはずです。

 

僕のブログでもセッション滞在時間が10秒程度のチャンネルもあれば、

6分以上のチャンネルもあります。

 

これらのアクセスがすべて等しく価値があるとは言えませんよね?

 

セッション滞在時間10秒未満のアクセスは、

「読まれていない」に限りなく近い状態です。

 

10秒未満で離脱されたということは、

「読む価値がない」と判断されたということなので、

「読まれていない」ほうがまだマシといえるかもしれません。

 

先日僕の第2ブログで「謎のバズ」がありました。

 

その日だけ通常の5倍以上もアクセスがあったのです。

しかし、その日はスマニュー砲もなければはてブすらされていませんでした。

 

「これはおかしい」ということでアナリティクスを確認してみると、

アクセス流入元は「direct」になっていました。

 

そして、そのアクセスはすべてページ滞在時間が0秒だったのです。

 

そのせいでブログ全体の直帰率が10%以上上がり、

平均セッション時間も30秒以上短くなってしまいました。

 

PV数だけ見れば非常に喜ばしいことですが、

エンゲージメントで見ると迷惑以外何物でもありません。

 

検索エンジン経由のユーザーはセッション滞在時間が短くなりやすい

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一般的に「はてなブログ経由」のアクセスよりも、

検索エンジン経由のアクセスのほうがページ滞在時間が短くなる傾向があります。

 

それはユーザーの意図が違うことが原因です。

 

はてなブログ(もしくはブログランキング)経由のユーザーは、

「ブログを読むこと」が目的です。

 

言い換えると、「ブログを読むためにあなたのブログを訪れる」ということです。

 

それに対し検索エンジン経由のユーザーの目的は「調べもの」です。

 

何か調べたいことがあってたまたまあなたのブログを訪れただけで、

別にブログが読みたかったわけではありません。

 

ブログを読む目的で訪れたユーザーは、

多少文章が面白くなくても最後まで読んでくれる見込みがあります。

 

しかし、ただ情報が知りたいだけの検索エンジンユーザーは、

文章がつまらなかったらその時点で離脱してしまいます。

 

もしくは、自分の知りたい情報が手に入ればもうあなたのブログに用はなくなります。

 

よほどコンテンツの質が高くない限り、

あなたに興味を示すことはなく、

その後も継続してブログを読んでくれるようにはなりません。

 

普段良質な情報を発信していたとしても、

たまたまそのユーザーが訪れたページがゴミ記事だったら、

もう二度とそのユーザーはあなたのブログを読むことはなくなります。

 

 

はてなブログユーザーが大切な理由

はてなブログユーザーがあなたのブログを訪れる理由は、

何か調べたいことがあるからではなく、ブログを読みたいからです。

 

したがって、かなりの高確率で最後まで文章を読んでくれるし、

内容が良ければ他の記事も読んでくれるようになります。

 

そして、何より重要なのが「リピーター」になってくれることです。

ビジネスでいうなら「優良顧客」です。

 

その人がリピーターになってくれれば、

記事を更新するたびにPV数を稼げることになります。

 

しかも、あなたとの間に信頼関係が出来上がっています。

そのPVの持つ重みは、たまたまブログを訪れた検索エンジンユーザーとは全然違います。

 

はてなブログユーザーのいいところは、

「気軽に読者登録」してくれることです。

 

はてなブログでは、読者登録ボタンが標準で搭載されています。

はてなユーザーであれば誰でも簡単に読者登録をすることができます。

 

そして、新着記事が更新されると、ダッシュボード上にEメールで通知が来ます。

つまり、簡単にリピートされやすい仕組みが構築されているということです。

 

逆に、検索エンジンユーザーはよほどのことがない限り、

あなたのブログをブックマークすることはありません。

 

「もう1度読みたい」もしくは「何度も使う情報である」といった理由がなければ、

わざわざブックマークしようとは思わないからです。

 

Feedlyなど新着更新通知が行くツールもありますが、

一般ユーザーでこのツールを使いこなしている人は少数です。

 

ビジネスの基本とGoogleが考える「価値あるコンテンツ」

ビジネスの基本はターゲットを絞り込み、その人にだけ響く情報発信をすることです。

 

大多数の人にはまったく共感されなくても、

特定の人の心に刺さる情報発信ができれば、

その人はコアな顧客になってくれるからです。

 

大きいパイを取ろうとして、万人受けを狙った情報発信をしても、

結局誰の心にも響くことはありません。

 

つまり、「どこにでもある会社」になってしまうということです。

 

「どこにでもある会社」なので、顧客にとってその会社から商品を買う理由(必然性)がありません。

 

差別化できる要素は価格しかないため、

必然的に価格競争に追い込まれ、ジリ貧になっていきます。

 

要するに簡単にライバルに顧客を奪われてしまうということです。

それは顧客のRoyalty(忠誠心)が低いからです。

 

ブログもビジネスです。

 

入店するけど、商品も買わずにすぐ退店してしまう客は何人来ても意味がありませんよね?

 

それと同じで「PV数は多くてもほとんど読まれていないブログ」は、

「PV数がないブログ」とほぼ同価値であるということが言えます。

 

PV数が多くても誰の心にも刺さらない文章ばかり書いていたら、

ユーザーが同じような他のブログを見つけたら、簡単に浮気されて忘れ去られてしまいます。

 

Googleアルゴリズムを思い出してください。

 

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この項目の中に「PV数」という指標はありましたか?

 

ないですよね。

 

PV数がアルゴリズムの中に含まれていないということは、

「PV数が多いサイトが価値あるコンテンツとは限らない」

ということをGoogleは理解しているということです。

 

逆に、ページ滞在時間や直帰率などのユーザーエンゲージメントは、

アルゴリズムの指標に含まれています。

 

これらの指標はコンテンツの価値を判断する基準となりえるからです。

 

「PV数○○突破」みたいな報告をよく見かけますが、

それは表面的な数値しか見ていない証拠です。

 

あなたに興味のない1000人のユーザーよりも、

1人のコアなファンのほうが価値があります。

(ブログとアフィリサイトを混同している人はこの視点は理解できません)

 

PV数ばかりアピールしていると、

分かっている人々から「薄っぺらいなー」と思われるかもしれません(PV数を報告することが悪いというわけではありませんよ)。

 

質の高いコンテンツについて、より理解を深めたい方はこちらの記事もご覧ください。

 

 

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