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【SEO対策】誰でもカンタンにできる検索結果のCTR(クリック率)をあげるテクニック

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このブログでは過去にもSEO対策の重要指標について解説してきました。

 

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これらの記事でも解説していますが、上位表示を獲得するためにはCTRを改善する必要があります。

 

検索結果に表示されたページのクリック率が高ければ、ユーザーにとって重要なページであると認識されます。

逆にクリック率が低ければ、重要度の低いページとみなされ順位を下げられてしまいます。

 

かつてはタイトル内にキーワードを含むだけで‘SEO対策ができていましたが、

今はそれだけでは十分でなく、上位表示されてもクリックされなければたちまち順位を下げられてしまいます。

 

そのアルゴリズムを抜きに考えても、上位表示を獲得したところでクリックされなければ、何の意味もないことは理解いただけると思います。

 

今日は誰でも簡単にできる、CTR(クリック率)を上げる方法についてお話していきたいと思います。

 

 

 

検索順位ごとのクリック率

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以前に検索順位ごとのクリック率について記事を書きました。

 

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この記事内のデータにもありますが、検索1位を獲得できれば約30%のクリック率を獲得することができます。

 

1位と10位では実に10倍もクリック率に差があります。

 

自分のページのCTRを確認する方法と対策すべきページの見つけ方

自分のページのCTRがどれぐらいあるのかを確認するためには、サーチコンソールを使います。

 

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こちらの記事に、自分のサイトのCTRや検索順位の調べ方を解説しています。

 

そのデータをもとにCTRを改善すべきページを絞り込むわけですが、

単純にCTRが低いページを対策すればいいというわけではありません。

 

検索上位(1-3位)に表示されているにもかかわらず、クリック率が著しく低いページを修正するのです。

 

表示順位が低い(5位以下)の場合は、CTRを改善する前に上位表示のためのSEO対策を先にやる必要があります。

 

どんなにCTRの対策をしても、そもそも順位が低ければタイトルやディスクリプションがユーザーの目に留まることがないので、意味がありません。

 

例えば、検索1位に表示されているページがあったとします。

 

そのページは表示回数1000回に対しクリック数が10回だったとします。

CTRに換算すると1%ですね。

 

1位に表示されているということは、普通に考えれば3割程度のクリック数があるはずです。

にもかかわらず極端にCTRが低いということは、検索結果上の表示に何か問題があるということです。

 

ユーザーは検索結果上の情報だけでコンテンツの中身は判断できませんから、

クリックするかどうかはタイトルやディスクリプションなどで判断いるということになります。

 

つまり、検索1位に表示されている自分のサイトがユーザーにとって「クリックする価値がない」と見なされたということです。

 

参考サイト

今回も参考にするサイトは、僕のSEOの師匠であるBrian Deanが運営するBacklinkoです。

 

backlinko.com

 

タイトルに表記があるとおり、約5百万のサイトを調査した結果彼が導き出したCTRの上げ方について解説されています。

 

オーガニック検索のCTRを上げる方法

 

質問形式にするとクリック率が14.1%アップする

タイトルを質問形式にすることで、クリック率が上がるというデータが出ています。

 

これはユーザーの興味性を刺激する効果があるためです。

 

 

「上位表示を獲得する7つのSEO対策を解説」

 

 

「上位表示を獲得するために必要な7つのSEO対策とは?」

 

言っていること自体は同じですが、質問形式にすることでユーザーは内容に興味を持つようになります。

 

一番クリック率があがるテンプレートは、「なぜ○○なのか?」といった「なぜ」を入れるタイトルです。

 

タイトルは15-40文字が一番クリック率が高い

これは(半角)アルファベットの話なので、日本語のタイトルで考えるなら10-30文字程度が適切と言えるでしょう。

 

この範囲外の文字数よりも8.6%クリック率が高いというデータが出ています。

 

よく長すぎるタイトルはクリックされづらいという話がありますが、

あれは表示できる文字数に限界があるからです。

 

表示限界文字数は32文字と言われていますが、文字数が収まればタイトルは長いほうがいいというわけでもありません。

 

シンプルにまとまったタイトルのほうがクリックされることもあるので、

長さよりもクリックしたくなるようなタイトルをつけることのほうが大切です。

 

URLにキーワードを含んだもののほうがクリック率が高い

URLは検索結果にも表示されます。

 

日本人が英語のURLを見てクリックするかどうかは疑問ですが、

データ上はURLにキーワードを含んでいるほうが45%クリック率が高いと言われています。

 

ちなみにURLにキーワードを含むとSEO上も多少有利になります。

 

パワーワードを入れるとクリック率が下がる

これは意外な調査結果となりました。

 

良かれと思って付けたパワーワードは逆効果で、むしろクリック率が下がる(13.9%)という情報が出ています。

 

ちなみにパワーワードとは「完全版」とか「秘密の」といったワードのことです。

 

感情語を入れるとクリック率が上がる

 

ポジティブ、ネガティブにかかわらず感情を揺さぶるような語句を入れると、クリック率が7%上昇します。

 

メタディスクリプションを記述するとクリック率が上がる

メタディスクリプションを書いた記事は、そうでない記事よりもクリック率が5.8%高いというデータが出ています。

 

メタディスクリプションははてなブログの場合、編集画面右横の「記事の概要」と書いてある部分がそれにあたります。

 

ただ、すべての記事にメタディスクリプションを書くのは面倒なので、

上位表示された記事のみディスクリプションを追加するだけでもいいかもしれません。

 

タイトルに重要な3つの要素

クリックされやすいタイトルをつけるためには、以下の3つのことに注意するとよいと言われています。

 

  • ①ユーティリティ要素を意識する
  • ②そのページから得られるベネフィットを明確にする
  • ③感情フレーズを文頭に付ける

 

これらのガイドラインをもとに、CTRを上げるタイトルのつけ方のテクニックについて解説していきたいと思います。

 

自分事化

これはセールスレターを書くときなども重要なのですが、ただの説明ではユーザーの興味を引くことはできません。

 

いかに彼らに自分事化させるかによって、成約率(ここでいうクリック率)が大きく変わります。

 

セールスレターのような長文であればストーリーを語るなどの手法がありますが、

タイトルのような1行の分の場合は、ターゲットをピンポイントに絞ることが大切です。

 

そうすることによって、ユーザーは「これは自分のことだ!」と思うようになります。

 

例えば、女性と話すのが苦手な人をターゲットに絞り込むのであれば、

 

「口下手で赤面症の人でも女性に好かれる7つの話し方テンプレートとは?」

 

といった感じです。

 

意外性

意外性は興味性やニュース性とも似ています。

これは記事を書く上で非常に重要です。

 

つまらないタイトルの記事を読みたいと思いませんよね?

 

Yahooニュースの記事などが参考になりますが、

クリックしてもらうためにいかに意外性のあるタイトルをつけるかが重要になります。

 

例:「小学生が毎月15万円のおこづかいを自動で稼ぐビジネスの全貌を明らかにします」

 

「小学生がお金を稼ぐ」というところが意外性ですね。

金額が100万とかだとうそくさくなるので、真実味のある数値にするように注意が必要です。

 

数字を入れる

このテクニックは様々なサイトで解説されていますね。

 

一般的にはより具体的な数字で、なおかつ奇数のほうが良いといわれています。

 

例:「たった3か月で5.3kg痩せたあるダイエットメソッドとは?」

網羅性と即効性

 

「○○の全知識」とか「すぐに」「カンタンに」というワードを入れると、クリック率があがります。

 

結果を明示する

その記事を読むことで得られるベネフィットを明示します。

 

例:「これをやるだけで月間PV30万獲得できるSEO対策のコツ」

 

 

以上の情報は以下の書籍を参考にしています。

ここで紹介したものはごく一部で、書籍ではより詳しくタイトルのつけ方について解説してくれています。

 

 

 まとめ

 

タイトルのつけ方ひとつでもこれだけたくさんの要素があります。

 

SEOは非常に奥が深いですね。

 

自分のブログで上位表示されている記事があったら、ぜひCTR改善のために今日ご紹介した内容を試してみてください。

 

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