「ゴミはリサイクル」
再利用できるゴミを廃棄してしまうのはもったいないし、
かといって放置しておくわけにもいきません。
リサイクルすれば自然にも優しいし、資源の節約になります。
あなたのブログにもたくさんのゴミが溜まっていませんか?
ゾンビページという名のゴミ記事が。
ゴミを処理する方法は廃棄するだけではありません。
モノによってはリサイクルすることもできます。
ゴミ記事の対処方法も削除するだけではありません。
捨ててしまう(削除)のはもったいないですよ。
ゴミ記事はリサイクルできるんです。
ゴミ記事の定義
ゴミ記事の定義は「アクセスがない、もしくはほとんどない記事」のことです。
そして、ゴミ記事は2種類に細分化できます。
「SEO的ゴミ記事」と「ただのゴミ記事」です。
SEO的ゴミ記事とはコンテンツの質は充実しているのに、ライバルが強敵などの理由で上位表示されていない記事のことです。
上位表示されていないためにアクセスがほとんどありません。
SEO的ゴミ記事は改善の余地があるため、削除してしまうのはもったいないです。
特に時間と労力をかけて作成したコンテンツならなおさらです。
一方で「ただのゴミ記事」とは、コンテンツの質も低いしアクセスもない記事のことです。
どうせ読まれないし、読まれたところで自分の評価を落とすだけなので、
こういう記事は早急に削除したほうがいいでしょう。
ゴミ記事を処理するときは、この2つの区分を明確にしてから対応する必要があります。
SEO的ゴミ記事の処理方法
「ただのゴミ記事」は基本的に削除するしか処理方法がありませんので、
SEO的ゴミ記事だけに絞ってお話ししていきたいと思います。
SEO的ゴミ記事は、対応次第では上位表示を獲得することができるかもしれません。
もっともベタな対処法は「リライトする」という方法ですが、
当たり前すぎるのでここでは省略します。
①アクセスの多い記事から内部リンクを貼る
過去記事は基本的に検索エンジンからのアクセスしか期待できません。
プラットフォーム(はてなブログなど)やSNS、ランキングサイトなどは、
時間の経過とともに記事が埋もれてしまうからです。
SNSで再びシェアするという方法も取れなくもないですが、
フォロワーからすると迷惑なのであまり乱用しないほうがいいです。
そのまま放置しておくと一生読まれないままになってしまいます。
そこでアクセスの多い記事に内部リンクを貼り、
そこから幾ばくかのアクセスを送り込むというのがこの手法です。
1000アクセスある記事に内部リンクを貼った場合、
もし10%の人がそのリンクを踏んでくれたら、
100アクセス獲得できることになります。
アクセスの多い記事というのは1つだけではないので、
2つ、3つと内部リンクを貼ることにより、アクセス数を倍化することができます。
ただし、記事の内容とまったく関連性のない内部リンクを貼っても効果は薄いので、
そこを見極めなければなりません。
たくさん内部リンクをおくれば、ゴミ記事ページのパワーも強くなります。
結果として上位表示されやすくなるので一石二鳥です。
②当て馬要因にする
①と逆の手法になります。
ゴミ記事から上位表示したい記事へ内部リンクを送ることで、
その記事にパワーを送り込むのが狙いです。
正直なところ、この手法は1記事だけではほとんど意味がありません。
ゴミ記事がいくつもある場合、
それらすべてから内部リンクを集中させることで、
上位表示したい記事にたくさんパワーを送ることができます。
どう頑張ってもゴミ記事を上位表示するのが難しいのであれば、
当て馬要因にするのも一つの手段です。
③リサイクルする
SEO的ゴミ記事は、コンテンツの質自体は高いです。
その情報をそのまま放置しておくのはもったいないです。
その場合、ゴミ記事の一部を切り取って他のページに追記します。
つまり、リライトの際にゴミ記事をリサイクル(一部利用)するということです。
同じカテゴリの記事同士の場合、記事同士の関連性が高いため、
2つの記事をまとめて1つにすることで、強力なコンテンツを作り出すことができます。
ゴミ記事をそのまま丸ごと別の記事に加えることもできますが、
大抵の場合丸ごと加筆すると不都合が生じます。
その場合、ゴミ記事の使えそうな部分だけを切り取って、
その情報を別の記事に加えます。
そうすることで、その記事の網羅性を高めSEO対策に効果があります。
リサイクル後のゴミ記事は、非表示か削除にします。
まとめ
記事をリライトするときは、ゴミ記事の使い道を意識するといいです。
ゴミ記事は放置しておいたら何の役にも立ちませんが、
リサイクルすることであらたな資源として再利用できます。
「ゴミはリサイクル」
Googleに優しいエコなブログを目指しましょう。