たとえ良い商品を作ったとしても、その商品の価値を理解してもらえなければ売れません。
僕たちが扱う無形商品は、その価値を伝えるのが非常に難しい。
物的価値や形がなく、得られる結果も個人差があるためです。
仮に商品の良さが伝わったとしても、自分に信用がなければ買ってもらうことはできません。
あなたは見るからに怪しい人や胡散臭い人から商品を買いますか?
買わないですよね。
稼げていない人の共通点として、「マーケティングができてない」という特徴があります。
ネットでマーケティングをするなら情報発信は不可欠ですが、「何をどうすればいいかわからない」という人が多い気がします。
今日はマーケティングにおいても重要な「教育」に関するお話です。
マーケティングとは?
あなたはマーケティングという概念を正しく定義づけできていますか?
この定義があいまいだとマーケティングはうまくいきません。
定義があいまいだからこそ、「何をどうすればいいかわからない」わけです。
マーケティングの定義についてはこちらの動画で解説しています。
ノウハウだけ発信しても売れない
「情報発信=ノウハウを発信すること」
このように考えている人もいると思います。
確かにノウハウを発信することは極めて重要ですが、ノウハウだけ発信しても売れません。
なぜなら、自分よりすごい人は他にいくらでもいるから。
ノウハウだけで勝負したら絶対に負けてしまうのです。
同じようなノウハウを発信している人は他にいくらでもいるので、あなたを選ぶ必要性がないのです。
「教育」はできているか?
マーケティングにおける「教育」とは、わかりやすくいうと「選ばれる理由づくり」です。
または商品価値を正しく伝えることも教育です。
無形商品を販売するなら、この教育のスキルを磨くことがとても重要になります。
例えば、山田太郎(仮名)さんが開発した「山田式超究極ダイエットメソッド」が30万円で売られているとします。
あなたがダイエットを考えている場合、果たしてこの商品を買うでしょうか?
山田太郎さんがどんな人かもわからないし、「山田式超究極ダイエットメソッド」もどんなものかわかりません。
購入に至るまでに必要な情報が圧倒的に足りないのです。
山田太郎さんが信用に足る人物でない場合、実績やお客様の声も偽造かもしれないし、購入後にまともにサポートしてくれない可能性もあります。
あなたは初対面の人を信用できますか?
信用というのは何度も接触を繰り返すことによって生まれます。
ネットの世界なら、その回数はオフラインの何倍も必要になるのです。
様々なプラットフォームを使う
例えばあなたがブログしかやっていない場合、信頼構築をするのはかなりハードです。
文字だけの媒体で信頼構築するのは至難の業です。
書き手の素性もまったくわからないし、実績やプロフィールも何とでも言えてしまうのが文字媒体の特徴。
要するに「いくらでもごまかしがきく」ということ。
それこそ、男性が女性のフリをすることだってできるわけです。
顔やしぐさを見ることができれば、その人が本当のことを言っているかどうかも何となくわかるもの。
それらの情報が一切見えない文字媒体は、信頼構築には最適ではありません。
SNSはすぐに投稿が流れてしまいます。
わずか数秒で読み飛ばされてしまうなんて日常茶飯事。
ビジネス関係ない一般人もたくさん発信しているので、簡単に自分の投稿が埋もれてしまいます。
それぞれの媒体には強み・弱みがあります。
これらの媒体の特性を活かしてクロスメディアにすることで、教育の成功確率は上がります。
クロスメディア戦略を解説した電子書籍はこちら。
売れる商品を作るまえに
あなたの商品が売れないのは、商品に問題があるからではないかもしれません。
どんなに良い商品を作ったとしても、マーケティングができていなければ売れません。
であれば、商品よりもマーケティングに注力したほうがいい。
教育について説明すると長くなるので、興味ある方はこちらのコンテンツ(動画80分)を視聴してください。
さいごに
Webマーケティングは年々複雑化しており、難易度も徐々に上がってきています。
ただノウハウをなぞるだけの戦術はもはや通用しない時代。
情報発信の正しいやり方も人によって答えが違うので、自分でやりながら答え探しをしていくしかありません。
そもそも「教育とは何か?」について論じている人も少ないので、マーケティングにおける教育ができていない人が多いのも納得できます。
テキトーに情報発信をしても売れません。
発信するときは教育を意識するようにしましょう。