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【SEO対策】ページランク(PageRank)をわかりやすく解説

Googleの上位表示アルゴリズムは200以上あると言われていますが、

その中の人にページランク(PageRank)というものがあります。

 

↓Googleアルゴリズム200の一覧はこちら

www.specializedblog.com

 

2014年まではGoogleのツールバーで確認することができたのですが、

廃止されてからはユーザー側から確認することはできなくなりました。

 

とはいえ、このアルゴリズム自体が廃止になったわけではなく、

今現在も内部的に処理されている上位表示のための重要指標の一つです。

 

 

 

参考サイト

海外サイトをいろいろとリサーチしましたが、

このサイトが一番わかりやすかったので参考までにリンクを貼っておきます。

 

mangools.com

 

ページランク(PageRank)とは?

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ページランクとはページの重要度を測るための指標です。

1-10までの10段階のスコアに分かれています。

 

超簡単に説明すると、被リンクの数と質をスコアに換算したものです。

 

一般的に被リンクの多いページほど重要度が高いと言われています。

 

被リンクが多いということは、たくさんの人から参照されている(=価値があるとみなされている)ということだからです。

 

かなり昔は被リンクの数だけがページランクを決める要因となっていましたが、

現在は被リンクの数よりも質のほうが重視されつつあります。

 

「ページランクはもうアルゴリズムとして採用されていない」

 

こういう声を耳にすることがありますが、ツールバーのページランク表示がなくなっただけで、ページランク自体はいまだに採用されています。

 

ページランクの仕組み

  • ページA(6)
  • ページB(4)
  • ページC(8)
  • ページD(1)

 

この4つのページがあったとします(カッコ内はページランクのスコア)。

 

もしページAからページBにリンクが貼られた場合、

ページAのスコア(6)がページBにパスされます。

 

つまり、ページランクの高いページからリンクをもらった方がスコアが高くなるということです。

 

引用:google.patent.com

 

図で表すとこんな感じ。

 

例えば、ページD(1)にページA(6)とページB(4)からリンクが貼られたとします。

この場合、被リンクの本数は2本でトータルのスコアは11になります。

 

一方でページC(8)に対してページA(6)からリンクが貼られたとします。

この場合、被リンクの本数は1本でトータルスコアは14になります。

 

前者と後者を比較したとき、リンクの本数だけで換算すると前者のほうが多いですが、

スコアで比較すると後者のほうが高くなります。

 

この場合は後者のほうがページランクが高いということになります。

 

※なおページからページにPageRankが送られるだけで、

サイトからサイトにPageRankが送られるわけではないので注意が必要です。

 

ページランクはページ同士の関連性によっても評価が変わります。

ページランクを決定する要素

ページランクを決定する要素は以下の3つです。

 

  1. 被リンクの数
  2. 被リンク元ページのリンクの本数
  3. 被リンク元ページのページランク

 

1については説明不要だと思うので説明は割愛します。

 

先ほどの「リンクの質が重要」というお話をしましたが、

このリンクの質を決めるものが3です。

 

被リンク元ページのページランクスコアが高ければ高いほど、

質の高いリンクとみなされます。

 

2については先ほどのページA(6)を例に挙げて説明します。

 

先ほど、ページAからページCにリンクが貼られると6ポイントが送られると話をしましたが、これはページAに貼られている外部リンクの本数が1本である場合です。

 

もしページAに外部リンクが2本貼られていた場合、

1本あたり送ることのできるページランクは半分(3)になります。

 

つまりページAからページBとページCにリンクが貼られていた場合、

ページBとページCは3ポイントずつもらえるということです。

 

同じように外部リンクが3本貼られていた場合は、

リンク1本あたり送ることができるページランクは1/3になります。

 

No followリンクも外部リンクの数としてカウントする

以前はNo followリンクは外部リンクの数としてカウントしていませんでした。

 

例えば、ページAに外部リンクが3本貼られていたとします。

そのうちの1つはNo followリンクです。

 

その場合、外部リンクは2本とカウントされるので、

リンク1本につき3ずつページランクがパスされる計算になります。

 

しかし、現在ではNo followリンクも外部リンクとしてカウントするため、

上記の例だとリンク1本につき2のページランクがパスされることになります。

 

No followリンクはページランクをパスしない

先ほどNo followリンクも外部リンクのカウントに含めると言いましたが、

あくまでもカウントに含めるだけでNo followリンクはページランクをパスしません。

 

ページAからページB,C,Dにそれぞれリンクが貼られていて、

ページDだけがNo followリンクだったします。

 

その場合、ページBとCには2ずつパスされることになりますが、

ページDにはページランクがパスされないということです。

 

Wordpressのコメント機能がデフォルトでNo followリンクになっているのは、

いかがわしいサイトへページランクをパスすることがないようにするためです。

 

そうしないと、コメント欄にURLを貼られてしまったら、

怪しいサイトにページランクを送ることになってしまうからです。

 

なお同じサイトから複数のリンクが貼られている場合、

最初のリンクよりも後から貼られたリンクのほうがウエイトが小さくなります。

 

ページランクを調べる方法

Googleはページランクを非公開にしてしまったために、

調べるすべがなくなりました。

 

ページランク自体を調べることはできませんが、

似たような概念でドメインオーソリティやページオーソリティというものがあります。

 

これはMozという会社が独自のアルゴリズムでスコア計算した指標です。

ページランクと違って100ポイントが最高得点です。

 

moz.com

 

登録が必要ですが無料で利用できます。

 

URLを入力すればドメインオーソリティやページオーソリティを確認することができます。

 

ただし、これらの指標はMozが独自に採用しているものなので、

Googleがアルゴリズムとして採用しているわけではありません。

 

Mozの使い方はこちらの記事で解説しています。

 

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まとめ

長々と説明してきましたが、要は質の高いリンクをたくさんもらいましょうということです。

 

非常にシンプルなアルゴリズムです。

 

被リンクはGoogleの3大アルゴリズムの一つとも言われているので非常に重要です。

 

Google,BingのSEO対策を徹底網羅した1冊がこちら。

 

 

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