ブログの難しいところは、一人で作業しているので客観的に評価をしてくれる人がいないことです。
コンサルを付けたり添削サービスを依頼すれば、
どこを改善すべきかということがわかりますが、
全員がそれをできるわけではありません。
そもそも「何が正しくて何が正しくないのか」がわからなければ、
自分の書いた記事の良し悪しなんて判断できないわけです。
コピーライティングやウェブライティングの知識を学べば、
ある程度自分で判断できるようになります。
しかし、あくまでも自分の主観が入ってしまうので、
その判断が必ずしも正しいとは言えないのです。
ブログでPDCAを回す方法
PDCAについてご存じない方のために、
Wikipediaの記述を抜粋します。
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、生産技術における品質管理などの継続的改善手法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する
ブログも何を書くか考えて(PLAN)から記事を書きます(DO)よね。
その後アクセス数や成約率を確認して(CHECK)、リライトして改善します(ACTION)。
記事を一度書いただけで上位表示を取ったり、
商品がバカ売れしたりするということはまれなので、
常に評価と改善を繰り返す必要があります。
ブログを書くことが目的になっている人は、
PLANとDOのところばかりフォーカスして、
CHECKとACTIONがまったくできていないのです。
ブログはCHECKとACTIONの方が重要
ブログは一度記事を投稿した後、何度でも修正することができます。
もしPLANやDOが間違っていたとしても、
CHECKとACTIONでいくらでも軌道修正ができるのです。
だから、定期的に評価と改善を行う時間を取るのがよいです。
「書いて終わり」というプロセスを繰り返していては、
それが正しかったのか正しくなかったのかを判断することができません。
客観的に判断するにはデータを見る
冒頭で「コンサルや添削サービスを使う」とお話ししましたが、
彼らだって100%正しいとも言い切れません。
客観的に評価をするためにはデータを確認するのが一番いいです。
アナリティクスやアドセンスのデータを確認したり、
ASPのレポート画面を見て分析をします。
成功している起業家の人々は、広告を複数のパターンに分けて
ABテストを繰り返しています。
その時に判断基準となるのはデータです。
成約率3%なら100人中3人が購入してくれたことになります。
そうすると商品の単価をいくらにして広告費にいくら投入すれば、
どれだけの利益が出るかが計算できます。
あとはひたすらそれを繰り返すだけです。
アナリティクスで分析する
自分にとっては渾身の記事であっても、投稿してみたら反応がいまいちだったということはよくあります。
これは完全に自分の主観で評価してしまっていることが原因です。
その主観(評価のクセ)を修正するためにも、
定期的にデータを確認する習慣を持つことは重要です。
1週間に1度はアナリティクスを見る習慣を持つようにしましょう。
そうすると、どの記事が良くてどの記事が悪かったのかがわかります。
分析力が高まり、ブログを書くのが上手になります。
アナリティクスの使い方がわからないという人は、
こちらの記事でアナリティクスアカデミーという無料サービスを紹介していますので、
ぜひ読んでみてください。