今日お話する内容はブログを作成する上でとても重要になる話です。
SEOに強いブログを作りたいのであれば、サイト構造を最適化する必要があるからです。
今日のテーマである「ピラーコンテンツ」は、サイト構造を考える上で中心とも言える存在です。
これが理解できるようになると、サイト構造最適化がうまくなること間違いなしです。
ピラーコンテンツは権威性のアップにも効果を発揮するので、ビジネス従事者にとっても自分の専門性をアピールすることができます。
ピラーコンテンツとは?
ピラーコンテンツとは、あるトピックについて包括的に網羅している記事のことで、別名ピラーページとも呼びます。
Pillarとは英語で「柱」という意味です。
そのテーマにおけるハブとなるような存在です。
例えば、SEO対策に関するピラーコンテンツであれば、SEO対策もしくは上位表示アルゴリズムについて包括的に網羅している記事がそれにあたります。
この記事なんかがまさにそれですね。
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ピラーコンテンツの作り方
上記の記事ではGoogleの上位表示アルゴリズムを包括的にカバーしています。
SEO対策というテーマにおけるハブとなるような存在です。
各アルゴリズムの詳細な内容については、個別に記事が存在します。
そして、その個別記事からピラーページへ内部リンクを貼ります。
そうすることでピラーページのSEOが強くなります。
ピラーページはこのようにして作ります。
ピラーコンテンツのメリット
ユーザーエクスペリエンスの向上
ピラーコンテンツのメリットは、ユーザーエクスペリエンスが向上すること。
2021年から運用開始になった「Core Web Vitals」も、ユーザーエクスペリエンスに関するアルゴリズムです。
包括的に情報が網羅されているので、ユーザーの探している情報も見つけやすいです。
直帰が起こりづらい
ハブとなるピラーページから別記事への内部リンクが複数貼られているため、ユーザーが直帰せず別記事へ遷移しやすくなります。
その結果セッション滞在時間が向上し、SEO効果が得られます。
ページ滞在時間が長くなる
ページ滞在時間(実際にはDwell time)は、上位表示アルゴリズムにおける重要指標。
ページ滞在時間が長くなればなるほど、検索エンジンからの評価は高くなります。
ピラーページは情報の網羅性が高いため、必然的に長文記事になります。
その結果、ページ滞在時間が長くなりやすいという仕組みです。
ちなみに冒頭で紹介した「Googleの上位表示アルゴリズム200」は、約3万文字の長文記事です。
権威性が上がる
「情報の網羅性が高い=そのテーマについて詳しい」
このように認識されるので権威性が上がります。
ピラーコンテンツは、GoogleのアルゴリズムE-A-Tにも影響を与えるといわれています(Search Engine Journal )。
Googleからの評価が上がるだけでなく、ユーザーからも権威性を感じてもらえるかもしれません。
被リンクがもらいやすくなる
ピラーコンテンツは情報の網羅性が高いため、コンテンツとしての価値が高いという特徴があります。
そのため、一般的な記事に比べると被リンクをもらえる確率は高くなります。
被リンクはGoogleの3大アルゴリズムとも言われるぐらい重要な指標です。
被リンクの数が増えれば、ページだけでなくブログ自体もSEO的に強くなるので、このメリットはかなり大きいといえます。
サイト構造が最適化される
ハブとなるメイン記事から各記事へリンクが貼られているため、クローラーの巡回がスムーズになります。
ピラーコンテンツは、サイト構造の中心となる存在。
ピラーコンテンツが存在せず各記事が独立した関係性の場合、サイトの秩序がめちゃくちゃになるので、クローラーの巡回に悪影響を及ぼします。
まとめ
ピラーコンテンツを作るのは決してカンタンではありません。
膨大な知識が必要になるし、作業にとてつもない時間がかかります。
しかし、そのコンテンツは長期的にアクセスを生み出す資産となります。
専門家としての認知も上がり、権威性アップにも効果を発揮します。
「ブログでアクセスが増えない」という方は、ピラーコンテンツを作ってみてはいかがでしょうか?
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