※アドセンスで不合格を繰り返している人は、「質の低いコンテンツ」と見なされている場合があります。
今日ご紹介する内容を改善すれば、アドセンスに合格することができるかもしれません。
Googleで上位表示されるためには、「質の高い」コンテンツを作成する必要があります。
「キーワードさえ意識していれば上位表示される」という時代は終わりました。
しかし、質の高いコンテンツといわれても漠然としているので、
何をもってして質が高いと呼べるのかがいまいち判然としません。
質の高いコンテンツの基準となるようなベンチマークがあれば、
質の高いコンテンツを作りやすくなります。
今日はGoogleが考える「質の低いコンテンツ」を紹介します。
もし、この内容に該当するような記事があるのであれば早急に対策することをおすすめします。
参考サイト
今回の情報ソースとなる参考サイトはMozです。
Youtube動画もありますので、そちらも貼っておきます。
質の高いコンテンツとは?
質の高いコンテンツの要素として考えられるものに、以下のようなものがあります。
- 独自性のあるコンテンツ
- たくさん被リンクがある
- 質の高いリンクがついている(内部リンク含む)
- ユーザーの悩みを解決するコンテンツ
いくつか説明を捕捉します。
独自性のあるコンテンツとは、使われている用語や表現に独自性があるという意味ではありません。
そのコンテンツが持つ価値自体に独自性があることを意味します。
質の高いリンクとは被リンクだけでなく、内部リンクもさします。
したがって、自分のサイト内にある質の高いページからリンクをおくれば、
リンク先のページも上位表示されやすくなるということです。
質の高いコンテンツの指標
その他、質の高いコンテンツとしてみなされる指標として以下のようなものがあります。
- ページの表示速度が速い
- ユーザーフレンドリーなデザインになっている(端末関係なく)
- 文法の間違いや誤字脱字がない
- 画像や動画に文字情報(Alt textやスクリプト)がつけられている
- コンテンツが整理されていて理解しやすい
- 適切な外部リンクが貼られている
この中で特に気を付けるのは「文法の間違いや誤字脱字」です。
この項目は軽視されていますが、コンテンツの評価に意外に大きな影響を与えます。
動画の中で話していますが、強調スニペットに表示されていたある記事に誤字や文法間違いの表現を入れてみたところ、強調スニペットに表示されなくなったそうです。
つまり、Googleに「強調スニペットに表示するだけの価値がない」と見なされたということです。
「ちょっとぐらい誤字があってもいいか」ぐらいの軽い気持ちで記事を書いていると、
とんでもない機会損失をするかもしれません。
昨日外部リンクに関する記事を書きましたが、
権威や信頼性のあるサイトに外部リンクを貼ることは、
質の高いコンテンツと見なされる重要な指標となります。
自分の書いた記事に関連するサイトがないか探す癖をつけておきましょう。
誤認識されがちな低品質サイトの計測方法
アナリティクスに登場するいくつかの指標をもとに、サイトの質を判断してしまいがちですが、実はそれらの指標単体ではサイトの価値を判断することはできません。
例えばページ滞在時間などがあります。
一般的にページ滞在時間が長ければ長いほど、価値のあるコンテンツと考えられています。
これは正解でもあり不正解でもあります。
ページ滞在時間が長いというのは、「最後まで読んだけど結局答えが見つからなかった」とか「ポップアップ広告が邪魔で閉じるのに時間がかかった」などの要因も考えられるからです。
直帰率に関しても、直帰率が高いサイト=質が低いと考えられがちです。
しかし、直帰率が高いということは、「そのページにユーザーが求めている答えがあって、満足してページを閉じた」可能性もあるからです。
質の低いサイトとは直帰率が高いサイトではなく、Pogo-stickingが頻繁に起こるサイトです。
Pogo stickingについてはこちら(ユーザーエンゲージメントの章)で解説しています。
アナリティクス上で登場する指標単体では、コンテンツの質を判断することはできませんので注意が必要です。
質の低いページは削除する
質の低いページとは、冒頭で紹介した「質の高いコンテンツ」の真逆のページのことです。
ユーザーの悩みも解決できないし、独自性もなく被リンクもゼロ。
さらにいうなら、アクセスもほとんどなくて誰にも読まれていないページのことです。
質の低いページを削除し、サイトをスリムに整理することでサイト全体の評価が上がり上位表示されやすくなります。
Googleからしてもゴミページが蓄積されていくのは迷惑だし、
ユーザーからしてもページ数が多ければ、必要な情報を見つけにくくなります。
どうしても削除するのに抵抗があるなら、非表示にすればいいでしょう。
内部リンクを貼る癖をつける
ユーザーが直帰せずサイト内を回遊するということは、「他の記事を読むだけの価値がある」と判断されたということです。
せっかく良い記事があっても認知されなければ意味がないので、
内部リンクは積極的に貼るようにしましょう。
まとめ
アフィリサイトみたいなブログがアドセンスに全然合格できないのは、「独自性」が感じられないからです。
筆者の主観を入れることができず、中立的立場でしか発信できないアフィリサイトは、「比較記事」を除き今後ますます不利になっていくことでしょう。
人間の場合、質が高いかどうかは主観によって決められます。
しかし、Googleは機械的に処理しているため、そこにはなにかしらの基準が必ずあるということになります。
今日ご紹介した内容がすべてではありませんが、
最低限この内容ぐらいはクリアしておく必要があります。