最初は鼻息荒くブログを始めるのに、数か月経ったあたりから徐々に失速し、1年も持たずにフェードアウト。
これがほとんどのブログ初心者が辿る道です。
誰しも一度は「ブログやめたい」と感じることがあるはず。
そこで「やめるか」それとも「続けるか」の2択を迫られるわけですが、ほとんどの人は「やめる」という選択をします。
頑張っても全然稼げないからです。
でもそこで「辞める」という判断をすれば多数派に入ってしまいます。
成功するのはいつでも少数派。
今日の記事は「ブログやめたい」と思っている人に向けた話です。
- 「稼ぎたい」と「ブログで稼ぎたい」は違う
- マネタイズ方法に問題あり?
- 苦痛を感じるなら今すぐやめろ
- ブログで売ったらダメ
- ブログ記事をまとめて電子書籍にする
- フリーランスのライターになる
- 教える側に回る(おすすめ)
- きっぱり閉鎖する(WordPress)
- さいごに
「稼ぎたい」と「ブログで稼ぎたい」は違う
あなたは「稼ぎたい」ですか?
それとも「ブログで稼ぎたい」ですか?
もしただ「稼ぎたい」だけなら、ブログを選択するのは賢明とはいえません。
ブログで稼ぐのは非常に難易度が高く、しかも成果が出るまでにとてつもなく時間がかかるからです。
おそらくほとんどの人はただ「稼ぎたい」だけ。
ならばアルバイトをしたほうがよっぽど確実に稼げます。
昔は「ブログで一攫千金」みたいなことも普通にあったみたいですが、今はもうそういう時代ではありません。
大金を稼げるとしても、それは何年も後になってからの話。
そこまで諦めることなく続けることができるのであれば、ブログを続けた方がいいと思います。
もしそうでなく単純に収入を増やしたいだけなのであれば、「ブログで稼ぐ」という選択はおすすめしません。
マネタイズ方法に問題あり?
ブログで稼げない原因は、アクセスが少ないとか、売るためのライティングスキルが足りていないなどがありますが、マネタイズ方法に問題のあるケースが大半です。
例えば、「アドセンスかAmazonアフィリでしかマネタイズしていない」など。
数円~数十円の単価で大きく稼ぐのは無理があります。
ブログというと「アフィリエイトで稼ぐ」というのが一般的ですが、アフィリエイトで稼ぐのは簡単ではありません。
同じ商品を同じ金額で無数の人が売っているわけですから、自分が選ばれる理由がないと売れません。
基本的に検索上位のサイトばかり売れるので、検索上位が取れなければまったく稼げないことになります。
同じ商品を買うのにわざわざ下位のページで買う人はほぼいませんからね。
アフィリエイトそのものは非常にすぐれたビジネスモデルですが、それをメインの収入の柱にするのはやめておいたほうがいいです。
Googleのアルゴリズムが変われば一発で収益が消し飛ぶ可能性もありますからね。
苦痛を感じるなら今すぐやめろ
もしブログを書くのが苦痛で仕方ないなら今すぐやめたほうがいいです。
苦痛を感じるのは自分に合わない証拠だからです。
興味のない商品のアフィリエイトサイトや、トレンドブログを書いている人にありがちな傾向です。
興味ないことについて情報発信するって苦痛ですよね。
僕も多分継続できないと思います。
興味ないから発信してもつまらないからです。
そういうものは続けていても成果が出る見込みが低いので、今すぐ辞めたほうがいいです。
ブログで売ったらダメ
そもそもブログで売ろうとするから売れないというのがあります。
買い物をするためにブログを読んでいる人は少なく、商品を宣伝してもほとんどの人は買わないからです。
稼ぎたいのであればブログではなくメルマガで売ること。
これは僕が知る限りすべての人が言っていますが、最も収益性の高いMedium(媒体)はメルマガです。
しかも「他のMediumに比べて圧倒的に収益が高い」のです。
もちろん僕自身もそう。
アフィリエイトをする場合もメルマガなら売れるケースがあります。
メルマガ読者はある程度信頼が貯まっている人が多いので、「信頼する○○さんがおすすめするなら」ということで買ってくれることがあるからです。
僕もメルマガでおすすめ書籍を紹介することがあるのですが、たくさんの人がその本を購入しています(でも僕の本は買わない...)。
何が言いたいかというと、「売り方に問題がある」ということです。
売り方を変えれば売れるようになるかもしれません。
ブログ記事をまとめて電子書籍にする
ブログは何百記事書こうが1円も稼げません。
誰だってせっかく書くなら少しでも稼げたほうがいいはず。
そのまま放置しておいても1円の利益を生まないのであれば、それらのブログ記事をまとめて(体系化して)電子書籍として販売するのがおすすめです。
Amazonが売ってくれるので何もしなくても収益が得られます。
昨今はKindle出版で稼ぐのは難しくなっていますが、それでもブログで1円も稼げないよりはマシでしょう。
「Amazonで本を出版している」というステータスも手に入ります。
フリーランスのライターになる
ライティングが好きならフリーランスのライターになるのもあり。
単価は安くてもブログよりも稼ぎやすいです。
ブログをどんなに書いても微々たる収益にしかならないのであれば、クライアントワークとして他人のブログを書いた方が儲かります。
「ブログ記事を書いてほしい」
というニーズはめちゃくちゃあります。
自分で書くのは大変だし、「ブログやSEOの知識がない」という人も多いからです。
「ブログ歴〇年です。○○ジャンルが得意です」
みたいにアピールできるポイントがあれば、仕事も獲得しやすいでしょう。
ココナラやクラウドワークスには外注ライターを探している人がたくさんいるので、まずは応募してみるのがいいと思います。
ただし、自分の自由に書けないので苦痛を感じる可能性が高く、下請け仕事なので疲弊するリスクがあるのでその点ご注意を。
教える側に回る(おすすめ)
ブログ歴が長くそれなりにスキルがあるのであれば、教える側に回るのがおすすめ。
「ブログコンサル6か月〇万円」みたいな感じで、ブログを教える人としてマネタイズするということです。
ブログコンサルがハードル高いなら「ブログ診断」から始めてみましょう。
ただし、ある程度経験を積んでからにしてくださいね。
スキルも知識も経験もない素人がでたらめな情報を教えるのは良くありません。
価値に見合わないような高額な価格をチャージするのもやめてください。
信用落としてビジネスが破綻します。
きっぱり閉鎖する(WordPress)
ブログを続ける気がないのであれば、きっぱりとブログを閉鎖しましょう。
WordPressの場合、そのままにしておくとドメイン代やサーバー代が必要になります。
何年も更新されていないサイトをよく見かけますが、そういうサイトはその期間ずっとそれらのコストを払い続けているということです。
そこから売上が発生しているのであればいいですが、そうでないならそのブログは負債以外の何物でもありません。
「せっかく書いた記事がもったいない」
という理由で多くの人がブログをそのままにしていますが、きっぱりと閉鎖したほうがいいと思います。
さいごに
ブログを長期間に渡って継続できる人は本当に少ないです。
つまり、ほとんどの人はブログに挫折する可能性が高いということ。
軽い気持ちで手を出したらいろんなものを犠牲にすることになります。
「ブログやめたい」と思ったら視野を広げるといいと思います。