今日は久しぶりにSEO対策関連の記事になります。
2021年から採用される最新アルゴリズム
「Passage」について解説します。
Passageとは日本語で「通路」という意味ですが、
適当な和訳が思い浮かばなかったので英語表記のままにしておきます。
12月初旬にGoogleのアップデートがありましたが、
あなたのブログには影響あったでしょうか?
僕のブログは3つともアクセスが劇的に増えました。
コツコツと価値提供を心掛けていたら、
Googleはちゃんと評価してくれるのですね。
【2021】Googleの最新アルゴリズム「Passage」の徹底解説
参考サイト
参考サイトはいつものようにBacklinkoです。
この中に今回紹介する「Passage」に関する説明があります。
このページの記述によると、
検索結果全体の約7%がこのアルゴリズムの影響を受けるそうです。
7%って小さい数字に思えますが、
数に換算するとかなりの量になります。
ペンギンアップデートが3.1%だったことを考えると、
7%のインパクトがいかに大きいかわかると思います。
最新アルゴリズム「Passage」とは?
今までのGoogleの検索結果はページ単位で表示されていました。
このPassageというアルゴリズムは、
ページではなくページ内のセクションが
検索結果に表示されるアルゴリズムです。
「強調スニペット」と非常によく似ていますが、
この2つは似て非なるものです。
強調スニペット(段落型)の上位版のような感じでしょうか。
今までのGoogleはクエリとページの関連性によって
検索順位を決めていました。
しかし、これからはページ内のセクションとの関連性も考慮されるようになります。
例えば「ブログ 書き方」みたいなクエリだった場合、
ページ全体にブログの書き方について記載してある必要はなく、
特定セクションでブログの書き方について記述があれば、
その箇所が抽出される可能性があるということです。
ただGoogleからのアナウンスによると、
インデックスされるのはページ単位であって、
Passage単位でインデックスされるわけではないそうです。
あくまでもPassageは検索結果に表示することを考慮してるレベルです。
つまり、従来通り「被リンク」や「ユーザーエクスペリエンス」が
引き続き重要な指標であることに変わりはないということです。
セクション=ミニページとして認識される
ページの特定セクションが抽出されるといっても、
きちんとコンテンツが整理されていないページは、
Passageとして採用してもらうことはできません。
Googleはそれぞれのセクションを「ミニページ」として認識します。
このようにそれぞれのセクションが一つのかたまりとして認識されます。
つまり、それぞれのセクションごとに
特定のテーマについて記述してある方が
Passageとして採用されやすくなるということです。
基本的には見出し(Hタグ)ごとにセクションとして認識されます。
ただし、Passageのためだけに
ページの内容を最適化するのはおすすめできません。
長文ページに及ぼす影響
このアルゴリズムにデメリットがあるとするならば、
長文ページが不利になる可能性があるということです。
ページ全体で1つのテーマについて書いてあるページと、
ページ内の一部箇所でそのテーマについて書いてあるページがある場合、
後者の方が検索結果に表示される場合があります。
ページ全体で「ブログ 書き方」について記載している場合、
「ブログ 書き方」というセクションは存在しないからです。
ただ、あくまでも可能性の話であって、
毎回Passageがページ全体よりも優先されるわけではありません。
長文記事の場合、
Googleは見出しごとにセクションに分解してしまうので、
長文記事を書くときは気を付けた方がいいです。
まとめ
Passageは全体の7%に影響を与えるようなので、
インパクトはかなり大きいです。
今後の検索結果にどのように影響するか、
しばらく様子を見た方がよさそうです。
あまりにも影響が大きいようだったら、
Passageに合わせた最適化も必要になるかもしれません。
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