Evergreen Blog ~弱者のためのファン創造コンテンツマーケティング~

コンテンツマーケティングで永続的売り上げを生み出すファンを作る方法を伝授

コンテンツビジネスはスピードが命

コンテンツビジネスは金銭的リスクがほとんどない。

 

要するに失敗しても赤字になる恐れがないということです。

 

だから失敗を恐れずにどんどん作るべきなのですが、とにかく慎重になりすぎてコンテンツ作成に膨大な時間をかけてしまう人は少なくありません。

 

僕は起業して5年、今までに150個近くの有料コンテンツを作ってきましたが、それでもまだまだ足りないと思っています。

 

たくさんのコンテンツを作るためにはスピードは不可欠。

 

どんなにクオリティが高くても1年に1個しかコンテンツが作れないのであれば、それをビジネスにするのはほぼ不可能と言ってもいいです。

 

芸能人のように知名度が高ければ、一度にたくさんの人が買ってくれるのでそれでも大丈夫でしょう。

 

しかし、我々のような無名な存在はせいぜい数十人が限度。

 

コンテンツはリピート購入されないので、常に新しい商品を作り続ける必要があるのです。

 

 

ひとり起業家はマルチタスクが基本

何事も一点集中でやったほうがいいのは間違いありません。

 

しかし現実問題、僕達ひとり起業家がシングルタスクでやっていけるかというと、そんなことはまずありえません。

 

会社員であれば、自分に与えられた業務だけこなせばいいでしょう。

 

しかし、ひとり起業家の場合、すべての業務を自分ひとりでこなす必要があるため、必然的にマルチタスクをせざるを得なくなります。

 

複数の業務を同時並行的に進めていく必要があるわけです。

 

  • 情報発信
  • コンテンツ作成
  • コンサルティング
  • 各種雑務

 

など。

 

やるべきことはたくさんあるのです。

 

情報発信は絶対に止めるな

コンテンツ作成を始めると情報発信を完全にストップしてしまう人がいます。

 

コンテンツを作ることは非常に骨の折れる作業であり、それだけで手一杯になってしまうことは理解できます。

 

しかし、情報発信を止めるということは集客を止めるということでもあります。

 

発信がストップしている時間がながければ長いほど、自分の存在は忘れられてしまい見込み客の熱も冷めてしまう。

 

いざコンテンツが完成したとしても、その頃には見込み客が減っていて自分に対する気持ちも冷めてしまっているかもしれません。

 

そんな状態でセールスをしても売れません。

 

ビジネスというのは長期的に継続していくもの。

 

コンテンツ作成だけやって情報発信を完全に止めてしまう、そんなスタンスでビジネスを長期的に継続することはできるでしょうか?

 

副業であればそれでも問題ないでしょう。

 

しかし、自分のビジネスとしてやっていくのであれば、コンテンツ作成だけやっていればOKなんてことは絶対にありません。

 

情報発信はオンラインビジネスをする上で必須とも言える活動。

それをストップしてしまうことはすなわち失敗を意味するといってもいいでしょう。

 

 

 

量産ができなくなる

コンテンツビジネスというのは商品を量産しないと稼げません。

 

年間2〜3個作るだけで食っていけるなんてものではなく、何十個もコンテンツを作り続ける必要があるのです。

 

もしコンテンツを1つ完成させるのに3ヶ月かかったとした場合、年間4つしか商品が作れないことになります。

 

そのペースでやっていても満足な収入は得られない可能性が高いですよね。

 

コンテンツを量産するためにスピードは不可欠。

 

最低でも月1個ぐらいは作れるぐらいにならないと、コンテンツビジネスで生計を立てるのは厳しいと言わざるを得ません。

 

 

高額コンテンツ作成のハードルが上がる

例えばUdemyのような1500円前後のコンテンツを作るのに膨大な時間を費やすとしたら、3万円のコンテンツ作成はそれよりもさらに時間を要するに事になります。

 

そんな状況で高額コンテンツが作れるでしょうか?

 

Udemyで作ったコンテンツの何倍も時間と労力が必要になるわけです。

 

高額コンテンツとなるとセールスレターも必要なので、さらに手間と労力がかかると考えると、挫折する可能性が極めて高いと言わざるを得ませんね。

 

1500円のコンテンツにこだわりすぎると、3万円のコンテンツはさらにこだわらないといけなくなります。

 

スピードと質は反比例しない

誤解されがちなことがありますが、スピードを上げると質が下がると思い込んでいる人も少なくありません。

 

時間をかければかけるほど質が上がるかと言えばそんなことはなく、ある一定以上の時間をかけても質は上がりません。

 

1ヶ月で作れるものを1年かけて完成させたら、クオリティが12倍上がるわけではないですよね?

 

ゆっくりやったから質が上がるとは言えないし、早くやったから必ずしもクオリティが落ちるわけでもないのです。

 

特にコンテンツの場合、後からいくらでも手直しができるので、まずはリリースして後から追加・修正したほうがよいケースが多々あります。

 

作業が億劫になる

コンテンツ作成の手間や労力が大きくなればなるほど、作業が億劫になり後回しにする確率が高くなります。

 

まずは「取り掛かる」ことが大事なのですが、心理的なハードルが上がりすぎていてそもそも取り掛かることができなくなってしまうのです。

 

例えば、5分の動画を作るのに1日かかるとします。

その動画を50本作らないといけないとしたら、あなたは完成させる自身はありますか?

 

「面倒くさい」

 

と思って途中で投げ出してしまう人が大半ではないかと思います。

 

サクッとできれば作業に取り掛かる心理的なハードルも下がります。

 

編集や台本作成をできる限り減らす

動画コンテンツを作る場合、一番時間がかかるのは編集や台本作成である場合が非常に多い。

 

もし収録のみで完結するとしたら、大幅な時間を削減することができますよね?

 

10分の動画コンテンツだとしたら10分収録して終わりです。

 

そこに台本作成や編集作業が加わると、10分の動画を完成させるのに数時間かかることになってしまいます。

 

エンタメ系の動画と違い、学習系の動画コンテンツは編集が不要でもOKなことがよくあります。

 

テロップやエフェクトなど、ないよりはあったほうがいいのは間違いありませんが、なくても十分成立するということです。

 

編集といっても無音やフィラーワードなどのカットのためにやっている人も多く、この手間がなくなるだけでかなりの時間を削減することが可能です。

 

今はAIがこれらを自動検知して一発カットしてくれるので、動画編集の時間もそこまで時間はかからなくなってきましたが。

 

台本もセリフ形式の場合、収録時間よりも台本作成のほうが何倍も時間がかかるということも珍しくない。

 

なぜセリフ形式の台本を作る必要があるかというと、それがないと上手に喋れないからです。

 

逆に言うと、上手に喋れるようにさえなれば台本がなくても問題ないということ。

 

アドリブで上手に話せる人が台本を作ったところで、さらに喋りがうまくなるわけではないですからね。

 

僕はセリフ形式の台本の場合棒読みになってしまうので、むしろ喋りのクオリティは落ちます。

 

スキルを磨け

「上手に喋れません」という声をよく聞きますが、やったことがないのだから上手にできないのは当たり前。

 

何事も経験を積むことで少しずつうまくなっていくものです。

 

トップレベルになるには才能が必要だったとしても、人並みかそれよりちょっと上ぐらいなら経験を積むだけで誰でも到達することができるのです。

 

「私は喋るのが苦手だから...」といって喋る経験をしなければいつまでも上達しません。

 

僕は今こそアドリブでペラペラ喋れるようになりましたが、最初は平均レベルよりも圧倒的に下と言えるぐらい話すのが下手くそでした。

 

ただ、人前で話すという経験を何度もしているうちに、気がついたらできるようになっていただけです。

 

おすすめの練習方法はポッドキャスト。

 

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僕のクライアントの方でも「ポッドキャストやってたおかげでオンライン講座がスムーズに作れた」という方が何人かいらっしゃいます。

 

とにかく場数をこなすことが大事。

 

1万時間の法則というものがありますが、1万時間やれば誰でもその分野の専門家と呼べるレベルには到達できるものです。

 

それと同じ理屈です。

 

タイピングスキルを磨くのもおすすめ。

 

タイピングが遅いと、テキスト系コンテンツの作成に膨大な時間がかかってしまうからです。

 

どうしてもタイピングが遅いという人は音声入力を使うのもいいでしょう。

 

AIを使ったコンテンツ作成の是非

AIを使うことでコンテンツ作成のスピードが格段に早くなりますが、使い方は注意しなければなりません。

 

 

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「AIはあくまでも補助」ぐらいに考えておいて、中心となる部分は自分でやるというのが賢い使い方。

 

ゼロから10までAIに作らせるのはおすすめしません。

それはあなたのコンテンツではなくAIのコンテンツだからです。

 

つまり、あなたである必要性がないということ。

 

コンテンツに対する愛着もないので、「コツコツと育てる」という意識にもなりづらいものです。

 

外注して良いものとダメなものがありますが、それと同じ考え方です。

 

雑務のような仕事は外注してもいいが、ビジネスのコアとなるような重要な仕事は絶対に外注してはいけないというのが鉄則ですよね?

 

コンテンツというのは我々にとってビジネスの核といえる存在。

 

そこを完全にAIに任せてしまうのは賢い選択とは言えません。

 

上述した『動画編集で無音・フィラーワードをカット』のような作業はAIにやらせたほうがいい。

 

それは自分がやるべき必要性が低い単純作業だからです。

 

ゼロからAIにコンテンツのアイデアや構成を考えさせて、何ならコンテンツの中身もAIに作らせるのは最悪。

 

スキルも身につかないし、信用を落とす可能性が非常に高いです。

 

なぜ多くの人がAIを使いたがるのか?

一言で言うと「作業が面倒くさい」からです。

 

「クオリティが上がるから」という理由で使うケースは少ないのです。

 

 

 

許容スキルと本質を見極める力

完璧主義になると行動スピードが遅くなります。

 

いつまで経ってもコンテンツが完成せず、発売に至るまでにとてつもない時間がかかってしまうのです。

 

僕は「60%GOでいい」とお伝えしていますが、及第点が上がれば上がるほどリリースは遅くなります。

 

「このぐらいで十分」と思えるためには許容スキルを身につけることも大事。

 

それは決して手を抜くという意味ではないので誤解なきように。

 

本質を見極める力も身に着けましょう。

 

スライドの色やフォント、使われている画像など、果たして時間をかけてまでこだわる必要があるのか?

 

見ている側からするとまったく気にならないのであれば、それらにこだわるのは単純に時間の無駄でしかないのです。

 

 

 

こだわるべきところにこだわらず、どうでもいいところにこだわってしまうのは本質が見えていない証拠。

 

あなたが定食屋を営んでいて、料理にこだわらずに壁にはるポスターばかりこだわっていたらどうですか?

 

「こだわるのはそこじゃないだろ」

 

って思いますよね?

 

それと同じことをやってしまっているのです。

 

本質を見極める力が身についていないと、無駄なことに時間を費やすことになるので注意が必要です。

 

さいごに

コンテンツ作成のスピードが遅いと、コンテンツクリエイターとしてやっていくのは難しい。

 

その理由は前述した通りです。

 

早ければ良いというものでもありませんが、時間がかかりすぎるのは致命的な問題といってもいいです。

 

たくさんの人がコンテンツ販売を始めるのにうまくいかないのは、そういうスキルが身についていないことが原因の一つです。

 

多くの人が考えるほど簡単ではないですからね。

 

www.specializedblog.com

 

最初は誰でも時間がかかるものです。

 

でも何度もやっているうちに作業効率が上がっていくので、とにかくサクサク作れるようになるまで諦めずに作り続けることが大切です。

 


コンテンツ販売の流儀: コンテンツビジネスのプロが明かす稼ぐコンテンツの作り方【情報販売ビジネス】

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