Evergreen Blog ~弱者のためのファン創造コンテンツマーケティング~

コンテンツマーケティングで永続的売り上げを生み出すファンを作る方法を伝授

systeme.ioの使い方を徹底解説 

 

オンラインでビジネスをするのであれば、様々なツールを使いこなす必要があります。

 

  • メルマガ配信
  • LP作成
  • オンライン講座販売
  • セールスページ作成

 

など。

 

1つ1つツールを使い分けるのは大変だし、何よりもお金がかかります。

 

これらの機能をすべて搭載したツールがあれば便利ですよね?

それがオールインワンプラットフォームと呼ばれるツールです。

 

すべての機能が1か所に集約しているので、それぞれのツールを連携する必要がなくワンストップで管理できるのがオールインワンプラットフォームの強み。

 

海外だとクリックファネル、日本だとUTAGEを使っている人が多いですね。

 

今回紹介するsysteme.ioは、フランス発のオールインワンマーケティングプラットフォームです。

 

海外ツールですが、日本語にも対応しています。

 

本記事ではsysteme.ioの特徴と使い方を解説します。

 

ちなみに「メルマガスタンドはどこがいいですか?」と聞かれることがよくありますが、コストを削減したいのであればsysteme.ioがいいと思います。

 

 

systeme.ioの特徴

 

system.ioの公式サイト(日本語)はこちら。

 

冒頭でお伝えした通り、systeme.ioはオールインワンプラットフォームなので、このツールひとつあればすべてWebマーケティングに必要な仕組みがすべてカバーできます。

 

 

公式サイトより引用

 

これらの機能がなんと永久無料で使えます。

※エバーグリーンウェビナーはウェビナープランで利用可

 

ちなみにステップメール配信もできます。

 

特に起業初期はお金がないので、ツールに投資するお金を節約したいという人に特におすすめです。

 

無料で使えるしクレジットカード登録も不要なので、とりあえず登録だけでもしておくことをおすすめします。

 

個人的に良いと思ったのは、オンライン講座のドリップ配信ができること。

 

僕はオンライン講座をThinkificで販売していますが、ドリップ配信をするためには有料プランを使う必要があります(しかも高い)。

 

それが無料で使えるのはめちゃくちゃおトクだと思いました。

 

ちなみにデジタルコンテンツだけでなく有形商品の販売もできます。

 

 

systeme.ioは完全無料で使える?

 

こちらがsysteme.ioの価格表です(サイトより抜粋)。

 

systeme.io価格表

 

無料プランは期間の指定がないので永久に無料で使うこともできます。

スタートアッププランにアップグレードしてもかなり安価だと思います。

 

それぞれのプランの詳細はこちらから確認できます。

 

個人でリストや商品の数が少ないのであれば、無料プランだけで十分事足りるでしょう。

 

ちなみに日本製の類似ツールUTAGEは月額21670円(税込み)らしいので、年間コストで換算すると260,040円の差があります。

 

 

ちなみに各マーケティングツールを個別に契約した場合も同額くらいのコストはかかる場合があります。

 

 

UTAGEとの比較

 

日本製の類似ツールUTAGEと比較した表がこちらです。

 

機能カテゴリ UTAGE(ウタゲ) systeme.io(システムドットアイオー)
言語・ローカライズ 日本語完全対応 日本語対応あり(翻訳ベース)
ページ作成機能 テンプレート化されたLP・セールスページ作成可 ドラッグ&ドロップ式ページビルダー
ステップメール 無制限、シナリオ分岐あり 無制限、オートメーション設定可
オートメーション LINE連携や条件分岐に強い ワークフロー形式で柔軟に設定可能
LINE連携 ◎(強力な連携) △(Zapierなどで可能)
決済機能(国内) Stripe、Univapay、AQUAGATES、テレコムクレジット、FirstPayment Stripe・PayPalのみ
商品・コース販売 自社コンテンツ販売に最適化 基本的な講座販売が可能
アフィリエイト機能 ◎(詳細な管理機能付き) ◎(簡易的なアフィリ機能)
CRM(顧客管理) タグ・CSV出力など詳細管理可能 基本的なタグ管理が可能
サポート体制 日本語チャット・Zoomあり 日本語サポートあり
カスタマイズ性 限定的(テンプレート構造) 柔軟(HTML/CSS編集可)

 

UTAGEの方が優れている点としては、LINE連結が使えること、日本向け決済が充実していること(ただしPaypalが使えない)などが挙げられます。

 

Systeme.ioもLPテンプレートは充実していますが、表記が英語なので日本語に変換する手間がかかるという弱点があります。

 

ただコスパの良さを考えると、大して気にならないレベルの問題かなと思いますね。

 

企業のように大規模かつ売上が大きいのであればUTAGEが良いかもしれませんが、個人ビジネスであればsysteme.ioがおすすめです。

 

 

 

基本設定

 

①プロフィール設定

 

アカウントを登録したらまず基本設定をしておきましょう。

 

systeme.io 設定ページ



画面右上のアイコンをホバーして「設定」をクリックした後の画面がこちらです。

 

左側のメニューにいくつか項目がありますが、最低限設定しておく必要があるものだけ解説します。

 

まずは上記画像で表示されている「プロフィール設定」。

主に個人情報を入力します。

 

②支払いゲートウェイ

 

続いて「支払いゲートウェイ」。

 

 

決済システムがいくつかありますが、PaypalとStripeだけつないでおけば十分でしょう。

 

③Eメール

 

「Eメール」も設定必須。

これが設定できていないとメルマガが配信できません。

 

Eメール設定

 

設定にはメール認証やDNS設定などが必要になります。

 

 

自動リストクリーニングがついているのは嬉しいですね。

 

自動リストクリーニング

 

④支払い設定

支払い設定

 

「アクセスと料金プランの設定」のところの通貨を日本円に変更します。

 

 

セールスファネル

セールスファネル

 

ダッシュボード上部メニューの「サイト」をホバーすると表示されます。

 

スクイーズページ(LP)やサンキューページなどを作成できます。

 

 

ファネルを作成

 

「名前」のところにはファネルの名称を入力してください。

 

リスト取りのLPの場合は「オーディエンスを構築する」、セールスページを作成する場合は「販売する」を選択します。

 

スクイーズページ

 

こちらがファネルの設定ページ。

 

「スクイーズページ」を選択すると、右側にテンプレートが表示されるのでお好みのものを選択してください。

 

スクイーズページの下には「サンキューページ」もあります。

(画面で「ありがとうございます」と表記されている箇所)

 

サンキューページも操作は同じでテンプレートを選択して、ページを作成する流れになります。

 

画面右下(矢印)の「ステップを追加する」をクリックすると、次のような画面が表示されます。

 

アップセル・ダウンセル

 

アップセル・ダウンセルなどがある場合はここから設定できます。

 

テンプレートの編集

 

こちらがテンプレートの編集画面。

 

ページ内の各コンポートネントにカーソルを合わせると、上記のようなオレンジ色の枠が表示されます(選択エリアによって色は異なる)。

 

編集したい箇所をクリックするとテキストを打ち換えたり、画像を差し替えたり、ボタンの表記を変えたりといった変更ができます。

 

左側には追加可能なパーツが表示されています。

 

ドラッグアンドドロップで挿入(移動)ができるので、視覚的に操作できるので使いやすいです。

 

Eメール(キャンペーン)

 

Eメール(キャンペーン)

 

メルマガ配信は「Eメール」をクリックします。

 

ステップメール形式でシナリオを組む場合などは「キャンペーン」を選択してください。

 

 

キャンペーン

 

「主題」というのはメールの件名のことです。

 

デモなのでフリーアドレスを使っていますが、メルマガ配信をするのであれば独自のメールアドレスを取得することを推奨します。

 

メール送信

 

こちらがメールの編集画面です。

 

完了したら右上の矢印のところから「保存して公開する」を選択するとアクティブになります。

 

有効化すると次の画面が表示されます。

 

有効化

 

「メール送信までの遅延」というのは、ひとつ前のメールからどれぐらいの間隔をあけて配信するかという意味です。

 

いわゆるステップメールですね。

 

ひとつ前のメールの翌日に配信したいのであれば、遅延は1日に設定する形になります。

 

ちなみにこちらの画面からも有効化できます。

 

有効化

 

 

 

 

アセット(コース)

オンライン講座の販売はアセットの中にある「コース」を選択します。

 

アセット(コース)

 

続いて「新しいコースを追加する」をクリックすると、次のような画面が表示されます。

 

新しいコース

コース名とURLを入力して好きなデザインを選択してください。

 

コースは次のような構造になっています。

 

モジュール

 

モジュールはUdemyで言うところの「セクション」にあたるもの。

本で言うなら「第1章」のような大枠を指します。

 

「モジュール」という枠の中に「レクチャー」という中身が入っていると考えてください。

 

レクチャーを追加



「遅らせる」というのはドリップ配信のことです。

 

1ヶ月後に自動配信するように設定したいのであれば、「遅らせる」の日数を「30」にします。

 

ドリップ設定されると以下のような表示になります。

 

ドリップ配信

「遅らせる」を「1」にした場合



こちらがレクチャーのエディターページです。

 

レクチャーエディターページ

 

オンライン講座のコンテンツをアップロードするページです。

使い方はスクイーズページと同じです。

 

動画コンテンツだけでなくテキストや音声もOKです。

 

すべてのコンテンツの準備ができたら、「セールスファネル」のところから「販売する」を選択します。

 

販売

 

「販売する」の次のページをスクロールすると、料金プランを設定できる箇所があります。

 

料金プラン

 

商品の金額もこちらから設定することができます。

 

価格設定

 

 

 

使い方はスクイーズページと同じですが、こちらでは決済画面のカスタマイズを行います。

 

決済画面のカスタマイズ

 

 

こちらが決済画面のカスタマイズページ。

 

決済画面のカスタマイズ

 

日本だと住所や電話番号を入力することは少ないので、これらの項目は削除したほうがいいでしょう。

 

メールにてオンライン講座の視聴URLを配布してもいいですが、サンキューページのボタンからアクセスできるようにすることも可能です。

 

ファネルが準備できたら、先ほどの「コース」の画面に戻って「...」のところから「設定」をクリックします。

 

コース設定

 

次に以下の画面が表示されるので、「販売ページ」のところから先ほど準備したファネル名を選択します。

 

販売ページの選択

 

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さいごに

海外ツールなので敬遠する人もいるかもしれませんが、インターフェースもシンプルで操作性もよく非常に使いやすいです。

 

一部英語表記になっている部分はありますが、それほど大きな問題には感じられませんでした。

 

カスタマイズ性も高く、無料プランでも機能が充実しているのがsysteme.ioのすごいところです。

 

オールインワンでこの内容であれば、有料プランにアップグレードしても安すぎるぐらいに感じます。

 

まずは無料プランで試してみて、よさそうであれば本格的に使い続けてみてはいかがでしょうか?

 

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