オンライン起業を始める大半の人が選ぶ媒体、それはTwitterとInstagram。
たぶん何も知らないから、これらの媒体を選択してしまうのでしょう。
もしあなたがコーチ・コンサル系の商品を取り扱っているのなら、これらの媒体を選択したら相当キツい思いをすることになるでしょう。
インスタには見た目うまくいってそうなのに、半年以上投稿が途絶えているアカウントが山のようにありますよね?
なんで発信が止まっているかというと、うまくいっていないからです。
うまくいっていたら辞める理由はないですからね。
いいね周りやフォロバ目当てのフォローなど、無意味なことに時間を使って疲弊している人も多いようです。
インスタにそんな時間を使うなら、もっと信頼構築ができる媒体に時間を投入した方がいいです。
- インスタでも集客できる(しやすい)ビジネス
- 「いいね」の数に惑わされるな
- ちゃんと見てない
- 投稿が相手に表示すらされなくなる
- 話を聞いてくれない
- 投稿の寿命が短い
- 浅い情報発信しかできない
- しょせん大勢の中の一人
- インスタを活用する方法
インスタでも集客できる(しやすい)ビジネス
- 低単価な有形商品
- 飲食店
- 美容関係
- インフルエンサー
- 視覚要素の強いジャンル(写真家など)
これらに該当するものはインスタでも集客できると思います。
見た目や影響力が勝負を決めるような媒体なので、僕のように無名で地味にやってる人間は結構苦労すると思います。
「いいね」の数に惑わされるな
SNSをある程度運用している人ならわかると思いますが、「いいね」の数が多いから売れるわけではありません。
このことがわからないと、「いいね」を稼ぐための投稿になってしまいます。
キャッチーな投稿をすればいいねは増えます。
ペットとか赤ちゃんの画像を投稿してください。
または誕生日などの記念日投稿をしてみてください。
有益なノウハウよりも何倍もいいねがつくはず。
「いいね」をする人ほど買わないという法則もあります。
毎回自分の投稿にいいねをつけるけど絶対に買わない人がいる一方で、まったく反応しない人が突然購入したりといったことがあります。
フォロワーの数もそこまで重要ではない。
数千フォロワーいてもまったく稼げてない人なんてゴロゴロいます。
その理由は「ただつながってるだけ」だから。
こちらの発信に興味がないから発信してもスルーしてしまうのです。
ちゃんと見てない
インスタグラムユーザーの多くは、暇つぶしのためインスタを利用しています。
困りごとを解決したい人はGoogleやYoutubeで検索するもの。
要するに「薄い見込み客が多い」ということです。
安価な有形商品ならまだしも、僕たちが販売しているような無形商品を売るのは難しいと言わざるを得ません。
しかも、自分の投稿はフィードの中でその他大勢に埋もれている。
わずか数秒でスキップされてしまうことも珍しくないのです。
投稿が相手に表示すらされなくなる
SNSのアルゴリズムの共通点として、エンゲージメントの低いアカウントの投稿はフィードに表示されなくなります。
フォローされていたとしても、です。
投稿を見ない(スキップする)ということは、そのアカウントの発信に興味がないということ。
そのようにエンゲージメントが下がると、相手のフィードに自分の投稿が表示されなくなるのです。
興味ないコンテンツばかり表示していたらインスタ離れが増えるからです。
仮にフォロワーが1000人いたとしても、「自分の発信が表示されているのは100人だけ」みたいなことが起こるのです。
だからこそフォロバ目的のフォローはむしろ逆効果。
自分の発信に興味のないフォロワーが増えるほど、インプレッションはどんどん下がってしまいます。
「投稿を見ない人が多い=価値の低いコンテンツ」
ということになるからです。
話を聞いてくれない
無名の一般人が発信をしてもほとんどの人は見向きもしてくれません。
そのためゼロからインスタで情報発信を始めても、なかなかフォロワーが増えないのです。
「あんた誰?」状態でまともに話を聞いてくれないから。
しかも序盤はフォロワーの数も少ないので、発信しても数えるほどの人にしか情報が届きません。
そんな状態でずっと続けいていたら疲弊するのも無理はないですよね。
なんでインスタにはキラキラや金持ちアピールが多いと思いますか?
すごそうな人に見せることで話を聞いてもらえるからです。
残念ながらインスタユーザーのリテラシーは低めなので、そういう表面的な情報で判断して(騙されて)しまう人が多いのが現状です。
投稿の寿命が短い
カルーセルポストやリール動画など何時間もかけて準備したのに、表示されるのは数日が限度。
その後は投稿が埋もれてしまい、まったく目に触れることがなくなってしまいます。
インスタ検索で発見されることがあったとしても、大部分の投稿は流れていってしまうのです。
数年前のブログ記事やYoutube動画を見るのは普通にありますが、数年前のインスタ投稿を見ることはまずないでしょう。
あまりにも時間(労働)対効果が悪すぎるのです。
浅い情報発信しかできない
発信できる情報量に制限があるため、濃い情報発信が難しいです。
そのため信頼構築をするのが困難。
60秒の動画で信頼が貯まるでしょうか?
画像投稿の場合、見られたとしても、数十秒がいいところでしょう。
それでは信頼は貯まるとは思えませんよね?
ブログ、Youtube、ポッドキャストであれば、濃い情報発信ができるので信頼構築はしやすいです。
しょせん大勢の中の一人
インスタにはフォロー数が数百~数千というアカウントが珍しくない。
これは僕のアカウントのデータですが、フォロー数が227になっています。
でも僕が実際に見ているのはせいぜい10人程度。
つまり、残りの200人は存在してないのと同じということです。
フォロー数が多ければ多いほどこの状況は顕著になります。
例えばフォロー数が1000のアカウントにフォローされてる場合、その中で上位10~20位以内に入る必要があるということです。
インスタを活用する方法
既存の見込み客に向けた発信用に使う
僕はインスタでの新規集客をやめました。
既存の見込み客に向けた発信に全振りしてます。
僕のことをすでに良く知っている人達のことです。
主にプライベートな情報を発信する場として利用しています。
既存の見込み客は僕のプライベートに興味ある人もいるからです。
そういう情報を出すことによって親近感を感じてもらえる。
ブログやYoutubeはプライベート発信には不向き。
そこに来る人達は有益な情報発信を求めている人が多いからです。
インスタは一般の人も日常をシェアする場として利用しているので、プライベートな発信をするには最適な場所なのです。
クロスメディアにする
無名の人がインスタで発信してもなかなかフォロワーは増えません。
理由は前述したとおり、そもそも話を聞いてもらえないから。
しかし、その問題はクロスメディアにすることで解決できます。
例えば、Youtubeの視聴者が自分のインスタをフォローして呉れた場合、この人は「自発的に」フォローをしています。
インスタでの自分の発信を見たいと思っているということです。
だから話も聞いてもらいやすい。
別のメディアで認知や信頼を獲得しておけば、その人たちが自分のSNSをフォローしてくれるようになるので、自然とフォロワーは増えていきます。
だから、インスタだけを使うのではなく、他の媒体とクロスメディアにするのが効果的なのです。
コミュニケーションのために使う
僕がSNSを使っている理由はこれが大きいです。
Udemyの受講生やオーディオブックの購入者、ポッドキャストのリスナーなど、DMを通して連絡をくれることがちょくちょくあります。
もし僕がSNSのアカウントを持っていなかったら、彼らはわざわざメールを送ることをしたでしょうか?
DMだからこそ気軽に連絡ができたと考えると、連絡の窓口として持っておくのはアリだと思います。
DMだけでバックエンドが売れたこともあります。
(相手から連絡をくれた)
SNSの利点はこちらから見込み客と接触できること。
見込み客とコメントなどを通して交流を深めることで、ファン化や信頼構築に効果を発揮することができるのです。
ブログやYoutubeなどの媒体は待ち型なのでそれができません。
1対1で濃い関係を築くためのコミュニケーションのために使うのであれば、インスタグラムは十分使う価値があると思います。