ビジネスで成功したければ、自走できる状態を作る必要があります。
常に受け身の姿勢の人は、一時的に成果を出すことはできても、長期的に成功し続けることはできないからです。
サラリーマン経験の長い人は、この受け身(指示待ち)体質が染み付いているので、起業してから成果が出ずに苦しむことが多いです。
言われた通りにやるだけで成功できるほど、ビジネスは単純ではないしカンタンではありません。
僕はコンサルもやっていますが、最終的なゴールはクライアントが自走できる状態を作ること。
自分のサポートがなくても、「一人で楽しみながらビジネスを続けていける」という状態を作っていくことが僕の役目だと考えています。
自走するビジネスを作ると収入が増えるだけでなく、心の幸福度も高くなります。
ビジネスはお金を稼ぐだけでなく、心の幸福度を上げることもできるのです。
なぜビジネスをやりたいのか?
多くの人が起業する理由は「収入に不満または不安があるから」です。
しかし、実はお金だけが問題で起業するわけではありません。
「仕事が楽しくない」というのも大きな要因の一つです。
仮に収入に納得していなかったとしても、「仕事が楽しくて仕方ない」という人は、会社を辞めて起業するという選択はしないはずです。
起業初期は本当に稼げない時期が長く続きます。
そこでいかに踏ん張れるかがその後の成功を決めるのですが、起業しても仕事が楽しくなければ、挫折する確率は極めて高くなります。
お金だけをモチベーションにしない
前述したように起業初期はほとんど収入がありません。
収入だけを考えるのであればアルバイトしたほうがマシです。
お金だけがモチベーションの人は、このステージで心が折れてドロップアウトします。
稼げないと辛くなってしまうからです。
あのAmazonですら創業から数年は数億円という赤字を垂れ流していたことからもわかるように、ビジネスである程度芽が出るまでには時間がかかります。
長期的に続けていれば芽が出たかもしれないのに、早い段階で白旗を上げてしまうから「失敗」になってしまうわけです。
僕も起業初期は毎月赤字でした。
でもそこで諦めなかったからこそ、サラリーマンでは絶対に到達できなかった月収100万円の壁を越えることができたのです。
お金は後からいくらでも取り返せます。
稼げない時期を経験するのが嫌なのであれば、あなたは起業に向いていません。
自走するビジネスの作り方
自走するビジネスを作るポイントは、「楽しい」と感じることを増やすこと。
楽しいことは黙っていても勝手にやるからです。
お金がモチベーションの人は、稼げたときだけ「楽しい」と感じます。
それ以外に楽しいと思えることが少ないので、稼げなくなるとビジネスが辛くなってしまうのです。
自分オリジナルの商品を作る
今はパソコンを使えば誰でも自分オリジナルの商品が作れます。
- 電子書籍
- オーディオブック
- オンライン講座
これらが代表的なデジタルコンテンツですが、これ以外にもイラストや漫画、楽曲といったコンテンツもあります。
コンテンツではなく、ココナラなどでサービスとして商品を提供することもできます。
「自分オリジナルの商品が作れる」って、それだけで嬉しくないですか?
アフィリエイトで他人の商品が売れても喜びはそこまで大きくありませんが、自分で作った商品が売れたときの喜びはひとしおです。
小さな成功体験
ビジネス始めたての頃はいきなり大きな売上を目指さないこと。
理想と現実のギャップの大きさに落胆して、心がポキっと折れてしまうからです。
たった1000円の売上であったとしても、今まで自力で1円も稼いだことがない人からすれば、成功体験であると言えると思います。
この小さな成功体験の積み重ねが大きな成功への階段になっているのです。
小さな成功体験に喜びを感じればどんどん行動できるようになります。
やればやるほど経験値も上がっていくので、ますます成果も大きくなっていくという良いスパイラルに乗ることができます。
未来にワクワクする
「このままやっていてうまくいくのだろうか...」
こういう風に考えてしまう人っているんじゃないでしょうか?
こういう人は成功できないです。
なぜなら自分の未来の成功を信じることができていないから。
何を考えるかは自分の自由なのだから、自分にとって都合の良い風に考えればいいんです。
成功している未来の自分をイメージしてみて下さい。
ワクワクしてきませんか?
今うまくいっていないかったとしても未来にワクワクすることができれば、途中で諦めるということはなくなります。
「やりたくて仕方ない」という状態になっているので、自動運転で成功に向かって突き進むことができます。
貢献する喜び
「自分の行いによって誰かに感謝される」
それって嬉しくありませんか?
会社で働いているとそういう体験ってなかなかできませんが、自分でビジネスをやるようになるとお客さんから直接感謝される機会が増えます。
プラットフォームで商品を販売している場合も、レビューなどで嬉しいフィードバックをいただくことはよくあります。
金銭的報酬だけでなく精神的報酬がもらえるのがビジネスの醍醐味。
情報発信は楽しい
情報発信は面倒くさいと感じる人が多いようです。
「労力の割にお金にならない」というのがその理由。
だからこそ、「こんなに頑張ってるのに割に合わない」といって、途中で情報発信をストップしてしまう人が後を絶たないのです。
確かに情報発信そのものはお金になりません。
でも仮にお金にならなかったとしても、自分の発信した情報によって誰かの人生に良い影響を与えることができたとしたら、それって素晴らしいことだと思いませんか?
情報発信は楽しいです。
ネットがない時代は芸能人など一部の人にしか許されていなかった行為が、今では誰でもお金をかけずにできるんです。
お金にガツガツするのではなく、まずは情報発信を楽しむことをしましょうよ。
さいごに
ビジネスは大変なこともたくさんありますが、同時に楽しいこともたくさんあります。
せっかくやるなら楽しまないと損。
お金のために我慢の人生を生きて本当に後悔はないか?
ライフワークバランスが重視される今の時代、お金持ちになることだけが幸せのカタチでなくなっているような気がします。
・自分のやりたいことをやって
・自由な時間がそれなりにあって
・そこそこの収入がある
そういう生き方を目指す人も増えてきた気がします。
最後に僕のコンサル生Mさんの声を紹介します。
彼女はコンサルを始めた当初、まったく行動ができていませんでした。
いつも不安というネガティブな感情に支配されて、行動の先延ばしとその正当化を繰り返していました。
そんな彼女も今では一人でビジネスをやるぐらいに成長しました。
「アポロさんとの出会いが私の人生を変えた」
彼女はこの声の中でそう言ってくれています。
その言葉でビジネスの素晴らしさを教えてもらったような気がします。