コロナウィルスの影響により、副業や起業を始める人が増えました。
今はネットを使えば誰でも起業できる時代。
僕自身もひとり起業家としてカナダでビジネスをしています。
(最初の起業は失敗しました)
ひとり起業家としてビジネスをやりながら、副業・起業に失敗して消えていく人達を数えきれないぐらい見てきました。
サラリーマンブロガーの約半数が3か月以内に姿を消すことからもわかるように、大部分の人は副業・起業に失敗します。
今日は「ひとり起業」をする上で重要なことについてお話しします。
- 真の安定とは?
- ひとり起業家のメリット
- ひとり起業に向かない人
- ひとり起業家に必要な5つの力
- ひとり起業で失敗しない方法
- 起業しろ
- 本業よりも副業を優先せよ
- トレードオフの法則
- 起業塾に行くべきか?
- ゼロから売上1000万円を達成するまで
- 今すぐ行動するべし
- まとめ
真の安定とは?
時代は目まぐるしく変化しています。
時代の流れとともに価値観もアップデートしないと、時代に取り残されることになってしまいます。
例えば、ひと昔前はいい大学に行って一流企業に入ることが正解とされていました。
しかし、今は必ずしもその道を選ぶことが正解とは言えない時代になっています。
「安定」に対する定義も変わっています。
今はもう「会社員として働く」ことは安定ではありません。
いつ何時仕事が無くなるかわからない不安定な時代では、すべての収入を会社に依存することはむしろリスクとも言えます。
自分の力で稼ぐ力さえあれば、たとえ会社の収入が無くなったとしても生きていくことができます。
自分で稼ぐ力を身に着けることこそが新時代の安定です。
「起業=リスク」と考える人は、失敗を恐れて一歩を踏み出すことをしません。
その結果、すべての収入を会社に依存することになり、いつか収入がなくなるかもしれないという不安を感じつづけることになります。
Metaのマーク・ザッカーバーグの名言に次のようなものがあります。
The biggest risk is not taking any risk
(リスクを取らないことが最大のリスクである)
今の時代を象徴するような言葉ですね。
ひとり起業家のメリット
僕自身「起業してよかったなあ」と思うことがたくさんあります。
- 毎日会社に行かなくていい
- 嫌な客を相手にしなくていい
- 自由なライフスタイル
- 収入を自分でコントロールできる
- 自分のペースで仕事ができる
- 成長・進化できる
- 未来にワクワクする
毎日会社に行かなくていい
カナダは日本のような満員電車はありませんが、それでも通勤はストレスでした。
往復の通勤時間ももったいないです。
起業してからは自宅でビジネスをしているので、毎日会社に行く必要もなくなりストレスも減りました。
社内の人間関係も気にしなくていいのがありがたいです。
嫌な客を相手にしなくていい
僕は長い間サービス業に従事してきたので、「お客様は神様」という言葉が大嫌いです。
明らかに客側に落ち度がある場合でも、こちらが謝罪しなければならないという理不尽な環境にうんざりしていました。
今はお客さんを選べるようになったので、そういう嫌な客を相手にしなくてよくなったので、精神的にもヘルシーになっています。
自由なライフスタイル
時間的自由や場所的自由が手に入ったこと。
僕はカナダに住んでいますが、すべての収入をオンラインで稼いでいます。
そして、その大部分は不労所得です。
収入を自分でコントロールすることができる
会社員では絶対に達成できなかった月収100万円を突破できました。
固定給はデメリットでもあります。
働ける時間には限界があるので、稼げる金額に上限ができてしまうからです。
極端な言い方をすると、固定給を選んだ時点で生涯収入がある程度確定してしまうということです。
起業すれば自分のパフォーマンス次第で、上限なく稼ぐことができます。
自分のペースで仕事ができる
日本にいたときは添乗員として働いていたので、もともとひとりで仕事をすることには慣れています。
海外に出てから会社員として働き始めたのですが、チームで働くのが合わなくてしょっちゅう衝突していました。
自分のペースで働けなかったのもストレスでした。
今は自分の好きなように仕事ができるので本当にハッピーです。
成長・進化できる
ビジネスの世界は厳しいので、常に自分を磨いて高めていかないと生き残ることはできません。
自己投資のために膨大な時間やお金が必要になりますが、成長にもつながるし一生モノのスキルも身に付きます。
未来にワクワクする
毎年成長することができると、5年後10年後が楽しみになります。
もしあのまま会社員として働いていたら、おそらく5年後も10年後も当時と大して変わらない人生を歩んでいたと思います。
ひとり起業に向かない人
僕はすべての人が起業すべきとは思っていません。
人間には向き不向きがあるので、起業に向いていない人もいるからです。
そういう人は下手にビジネスに手を出すと、逆に不幸になってしまうかもしれません。
サラリーマンが起業に失敗する原因はこちらの記事にまとめました。
↓
僕が考えるひとり起業に向かない人は次のとおりです。
- 自発的に行動しない
- 自己管理ができない
- 勉強・自己投資しない
- カンタンに諦める
自発的に行動しない
起業家は自分の頭で考える能力が求められます。
受け身姿勢で決められたことだけしかやらない人は、長期的にビジネスで成功するのは難しいです。
ビジネスは生き物なので何が起こるかわからないし、答えはひとつではないからです。
自己管理ができない
「時間がない」という言い訳ばかりで、
先延ばしを繰り返して何もしない人。
時間があってもダラダラして何もしない人。
当たり前ですが、こんな人が成功するわけがありません。
自己管理できない人はひとり起業には向いていません。
サボろうと思えばいくらでもサボれるからです。
メンタル管理能力も求められます。
勉強・自己投資しない
もはや論外です。
自分のレベルが上がらないので、強敵ライバルに太刀打ちすることができません。
アスリートだって試合のために必死に練習します。
練習しないと勝てないからです。
それはビジネスも同じ。
カンタンに諦める
ブログ3か月頑張ったぐらいで諦める人。
最初のコンテンツが売れなかっただけで諦める人。
みんなカンタンに諦めすぎです。
ビジネスは短距離走ではなくマラソンです。
やったことないことにチャレンジするのだから、失敗するのは当たり前です。
大切なのは失敗したときに諦めないこと。
ひとり起業家に必要な5つの力
①行動力
どんなに有能な人であっても、
行動しなければ何の成果も得られません。
多くの人は「人生を変えたい」と願いながらも、
変化を嫌い「行動しない」という選択をします。
行動量が少なければ成果も小さいです。
②継続力
パレートの法則に従うならば、
行動できる人は全体の約2割。
そして継続できる人はさらにその2割です。
つまり100人中4人しか行動を継続できないということ。
ネットの情報発信を見ていてもわかりますよね?
ブログやYoutubeの発信が続けられない人ばかりです。
③忍耐力
我慢する力というよりは
長期的視点を持つという意味です。
収入を得るのを遅らせれば遅らせるほど、
稼ぐ金額は大きくなっていきます。
しかし、ほとんどの人はそこまで待てません。
すぐにマネタイズしようとします。
そのため、得られる収入は小さいです。
それだけではありません。
目先の収益だけで判断して
「全然儲からない」
と言って早々に諦める人が非常に多いです。
④逆境力
常に順風満帆なんてことはありません。
ビジネスは生き物で変化をしつづけるもの。
うまくいくこともあれば、
まったくうまくいかないこともあります。
逆境にさらされたとき立ち上がる人と、
そのまま倒れてしまう人がいます。
逆境力がないと長期的に成功するのは難しいでしょう。
⑤向上力
向上意欲のない人は起業家に向いていません。
それはさきほど述べた通りです。
ひとり起業で失敗しない方法
ひとり起業で失敗しないためには、「小資本・低リスク」のビジネスを選択すること。
軍資金や維持費や在庫が必要になるビジネスは、資金が尽きたら終わりだからです。
ゼロから起業する場合、成果が出るまでにはかなりの時間がかかります。
個人の資金力などたかが知れているので、成果が出るまでに体力が持たない可能性が高いです。
僕がうまくいったのも、「コンテンツビジネス」を選択したことが大きいです。
起業しろ
ほとんどの人がビジネスで失敗するのは、覚悟やコミットメントが弱いから。
仮に副業だったとしても、気持ちは本業のつもりで取り組まなければなりません。
素人が片手間で取り組んで成功できるほどビジネスは甘くないです。
本業よりも副業を優先せよ
ほとんどの人は副業よりも本業を優先します。
その結果副業に使う時間がなくなり、いつまでたってもビジネスが拡大しません。
結局のところ、ビジネス(副業)に対する優先順位が低いのです。
「時間がないからできない」
という人は多いですが、週休2日で各2時間ずつビジネスのために使ったとしても、1年間で192時間あります。
192時間もあればかなりのことができます。
しかも、週休2日で各2時間というのはかなり少ない見積もりになるので、実際はその倍以上の時間は確保できる人がほとんどです。
でもその時間を別のことに使ってしまうから、ビジネスに使う時間が無くなっているだけです。
トレードオフの法則
この世界にはトレードオフの法則が働いています。
「ビジネスのために時間もお金も労力も使いたくない。
でも成功してお金持ちになりたい」
これは成立しないということです。
起業塾に行くべきか?
僕は起業塾には行きませんでした。
性格の問題もありますが、起業塾に行く必要性を感じなかったというのが一番の理由です。
実は起業塾にはデメリットがたくさんあります。
話すと長くなるので詳しくはこちらの書籍を読んでみてください。
↓
ゼロから売上1000万円を達成するまで
僕が経験ゼロ・実績ゼロの状態から一人で起業し、売上1000万円を達成するまでの道のりをこちらの記事にまとめています。
↓
今すぐ行動するべし
行動が遅い人は成果を出すのが難しいです。
「今はまだ早い」と言っている人で成功している人を見たことがありません。
もしあなたがコンサルタントになりたいのなら、今すぐコンサルタントとして活動を始めてください。
走りながら学び軌道修正すればいいです。
どんなに知識を増やしても、実戦経験が浅いとビジネスで成果を出すことは難しいです。
準備に時間をかける暇があるのなら、1日でも早く実戦経験を積んだほうがいいです。
コンサル起業に失敗する人の特徴はこちらの記事にまとめています。
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まとめ
ひとり起業家として成功するために、重要なポイントを解説しました。
一番重要なのは「マインドセット」です。
マインドセットはすべての土台です。
土台がしっかりしていなければ、
何をやってもうまくいきません。