アフィリエイトブログに関する情報はネット上に無数にありますが、海外在住者に特化したものはほとんどありません。
「海外在住者向け」とうたっておきながら、実際は日本在住者のアフィリエイトと大差ない情報であることもしばしば。
僕が考える「海外在住者向け」とは、「在住国の銀行に収益が振り込まれるもの」です。
日本の銀行にお金が振り込まれても、海外在住者にとっては現地の生活が潤うわけではないからです。
ネット上の「海外在住者向け副業」などの記事を書いている人は、実際には海外に住んでいないケースもあります。
だからこそ、我々海外在住者の気持ちがわからないのではないでしょうか。
ということでこの記事を書くことにしました。
こちらの記事もおすすめです。
- アフィリエイトはあくまで副業(副収入)
- 海外在住者のアフィリエイトと税金
- 現地通貨でアフィリエイト報酬を受け取る方法
- Wiseで国際送金する
- 媒体選び
- おすすめテーマ・ジャンル
- 英語でブログを書く
- 番外編:Google AdSenseで稼ぐ
- まとめ
アフィリエイトはあくまで副業(副収入)
アフィリエイトを収入の柱として持つのは問題ありませんが、それをメインの収入源とするのはおすすめしません。
アフィリエイトは稼ぐのが難しく、収入が安定しないからです。
仮に今稼げていたとしても、Googleの検索順位の急落によって一夜にして収益が消し飛ぶ可能性があります。
アフィリエイトをメインの収入源としていた場合、突如として収入がゼロになるリスクがあるということです。
僕もアフィリエイトはやっていますが、あくまで「おまけの収入」ぐらいに考えています。
海外在住者のアフィリエイトと税金
Googleのサジェストをリサーチしてみると、「海外在住 アフィリエイト 税金」というものが見つかります。
「日本国内で発生したアフィリエイト収益に関する税金の支払いはどうなるか?」
という疑問を持っている人が多いということだと思います。
僕は税金の専門家ではないので詳しくはわかりませんが、ネットを調べる感じだと「税金の支払いは必要ない」ようです。
気になる方は自分で調べてみてください。
現地通貨でアフィリエイト報酬を受け取る方法
海外在住者がアフィリエイトをする場合、次の4パターンがあります。
- 日系ASP(Paypal支払い)
- 非日系ASP
- 直接契約
- Amazon Associate
日系ASP(Paypal支払い)
日本のASPのほとんどは、報酬の支払いが日本の銀行振込です。
そのため本記事では対象外となります。
しかし、中には日本のASPであっても、外貨で報酬を受け取ることができるケースがあります。
報酬の支払いにPaypal(またはStripe)を採用しているASPです。
例えば、こちらのASPはPaypal支払いに対応しています。
非日系ASP
海外にもASPにあたる会社がいくつか存在します。
ここではその中でも代表的なものを紹介します。
デメリットとしては審査がかなり厳しいこと。
- 細かい個人情報が必要
- アクセス数が少ないと契約できない
- 売上がないと契約解除される
このようなASPが多いため、非常に使いづらいのが問題です。
この中で僕が使っているのは1と3です。
CJ Affiliateは世界最大規模のASPです。
ImpactはCanva(今はやってない)やTailwindなどのアフィリエイトがあります。
Rakuten AdvertisingはUdemy(A8.netのやつとは違う)のアフィリエイトがあるのですが、審査が超厳しくて使えませんでした。
Clickbankはアフィリエイト初心者向けのASPで、物販を始めとした売りやすい商品がたくさんラインナップされています。
直接契約
ASPを経由せず直接契約できるアフィリエイトです。
「〇〇 Affiliate Program」で検索すると見つかります。
(〇〇は商品名または企業名)
僕はいろんな海外ツールを使っていますが、その中には直接アフィリエイト契約を結べるものが結構あります。
僕のアフィリエイト報酬の大部分はこのパターンが多いです。
Amazon Associate
日本のAmazonは基本日本円支払いですが、国によっては在住国の通貨で支払いを受け取れる場合があります。
このリストの中に自分の在住国があれば、現地通貨での振込が可能です。
かなりマイナーな国もリストにあるのに、残念ながらカナダはないんですよね...
または自国のAmazonにアフィリエイト登録することもできます。
僕の場合だったら、Amazon Canadaですね。
Amazonのメリットはアフィリエイトの難易度が低いこと。
そして、当該商品以外でも報酬が発生することですね。
デメリットは報酬率が低いことが挙げられます。
Wiseで国際送金する
一般的な日系ASPの場合、報酬は日本の銀行に振り込まれる形になります。
その場合であっても在住国の銀行に入金することは可能。
Wise(旧Transferwise)で国際送金ができるからです。
オンライン振込のできる銀行であれば、海外に住みながら日本の口座から自国の口座に国際送金をすることができます。
この形であれば日本のASPでアフィリエイトしても、海外で報酬を受け取ることが可能になります。
媒体選び
アフィリエイトといえばブログをイメージしがちですが、もちろんブログ以外でもアフィリエイトはできます。
実演しながら商品紹介するならYoutubeがいいでしょうし、本当に稼ぎたいのであればメルマガを使うのが最善です。
Eコマース系のアフィリエイトであればPinterestが非常に相性が良いです。
ブログアフィリエイトで稼げない人は、媒体を変えてみるのもありだと思います。
おすすめテーマ・ジャンル
海外在住者の優位性を活かしてアフィリエイトをするのであれば、おすすめは「旅行・ホテル・語学」です。
※旅行=オプショナルツアー・航空券など
日系ASPにもこれらの商材を扱っている会社がいくつかありますが、語学系なら直接契約ができる商品も結構あります。
「現地在住日本人向けのブログ」もおすすめ。
日本語で現地の生活情報を探している人は多いからです(うちの嫁もそう)。
そのブログの中でおすすめアイテムを紹介してアフィリエイトすることもできます。
在住国のAmazonアフィリは日本在住者にはほぼ売れませんが、現地在住者には結構売れます。
Walmartなどもアフィリエイト(ASP経由)やってるので、紹介できそうな商品があればブログで紹介するといいです。
英語でブログを書く
英語(現地語)に自信のある人は、英語でブログを書くのもいいでしょう。
ハードルは高いですが、日本人よりも大きなマーケットにリーチできるかもしれません。
現地人向けの商品を売る場合は、英語でブログを書く必要があります。
英語ブログの書き方はこちらの記事で詳しく解説しています。
番外編:Google AdSenseで稼ぐ
アフィリエイトではありませんが、Google AdSenseもおすすめです。
世界的企業なだけあって、在住国への銀行振込も対応してくれます。
「Google AdSenseは稼げない」というイメージを持っている人も多いですが、まったく稼げないわけではありません。
僕は今まで「日本-カナダ往復航空券代」ぐらいは稼ぎました。
決してアクセス数が多いブログでもないのに、そこまで稼げたのは「クリック単価が高い」からです。
まとめ
動画解説はこちら。
海外在住者であってもアフィリエイトで稼ぐことはできます。
副業(副収入)には最適なのでぜひチャレンジしてみてください。
意外に稼げるのでおすすめですよ。
くどいですが、くれぐれもアフィリエイトを本業にしないように。
本気で起業を目指したい海外在住者の方は、こちらの記事を読んでみてください。
僕が軍資金ゼロ・完全オンラインで起業したロードマップを公開しています。