「コンテンツビジネスは不労所得が手に入る」
こんな甘い謳い文句に乗せられて、コンテンツビジネスを始めたという人が多いのではないかと思います。
軍資金もかからず在庫リスクもない。
さらに「何もしなくてもお金が稼げる」なんて、こんな最高なビジネスは他にないと思うに違いありません。
そういうメリットを餌に、情報弱者にコンテンツ販売を薦めて稼ぐ販売者も多い。
もしあなたがそんな甘い考えを持っているのであれば要注意です。
- 不労所得に対する間違った思い込み
- 不労所得を作る目的とは?
- なんでコンテンツビジネスやりたいの?
- 小さな不労所得をたくさん作る
- コンテンツビジネスで不労所得を作る5つの方法
- 不労所得のキャッシュポイントを増やす
- まとめ
不労所得に対する間違った思い込み
「不労所得が得られる」
あなたはこのように聞いてどう感じますか?
「働かなくてもお金が稼げる」
おそらく不労所得と聞いて真っ先に思うのがコレだと思います。
確かに定義としては間違っていませんが、「マネタイズの瞬間が不労なだけ」でまったく働かずに収入が得られるわけではありません。
「不労所得を作るための労働が必要」なのです。
そしてその労働は生半可なものではありません。
ただ大変なだけでなく、成果が出るまでにかなりの時間がかかります。
不労所得を作る目的とは?
不労所得を作るメリットは主に2つあります。
- 働かなくても収入が得られる
- 収入の限界がなくなる
コンテンツビジネスを始める多くの人が考えているのが「1」です。
時間労働型の仕事をしている限り、必ずどこかのタイミングで収入の限界というものが生まれます。
不労所得を作ることができれば、時間による縛りがないため理論上は収入の限界がなくなります。
ちなみに僕がコンテツ販売で起業した理由は「2」でした。
馬車馬労働をしても稼げる金額に限界があり、まともに貯金することすらできなかったので起業という選択をするしかありませんでした。
なんでコンテンツビジネスやりたいの?
ほとんどの人はコンテンツビジネスがやりたいのではありません。
「不労所得が欲しいだけ」です。
もっと極端な言い方をするならば、「(働かず)ラクして稼ぎたいだけ」です。
こういうモチベーションでコンテンツビジネスをやる人は大抵うまくいきません。
面倒なことを嫌がり、まともに作業しようとしないからです。
最初からラクをすることばかり考えているので、いつまで経っても稼げるようになりません。
コンテンツビジネスは確かに稼げますが、そういう状態になるまでには膨大な時間と労力を投資しなければなりません。
しかし、そこまで覚悟がある人はほんのごくわずか。
好きでコンテンツビジネスをやっているわけではないので、稼げない時期が長く続くと辛くなってやめてしまいます。
小さな不労所得をたくさん作る
多くの人は小さなお金を馬鹿にして途中でコンテンツビジネスをやめてしまいます。
しかし、一つひとつは小さくても、それらを合算するとまとまった収入になる場合があるのです。
たとえ金額は小さくても、何もしなくてもお金が入ってくるのであれば、ないよりはあったほうが絶対にいいわけで。
たとえば1日300円稼ぐだけで、年間109500円の不労所得が得られます。
1日で考えると小さいですが、年間になおすとそこそこ大きい金額ではないでしょうか?
コンテンツビジネスで不労所得を作る5つの方法
コンテンツビジネスで不労所得を作る方法として次のようなものがあります。
- 自動化の仕組みを作る
- プラットフォーム販売
- 他者によるアフィリエイト
- 広告収入
- 権利収入
1.自動化の仕組みを作る
自分で自分の商品を自動化して売る仕組みを構築する方法です。
「自動化」と聞くとすごく魅力的に聞こえますが、この仕組みを作るのは決して容易ではありません。
そのため初心者が自動化をするのはおすすめしません。
自動化するのはある程度稼げるようになってから。
売れない状態で仕組み化しても、「売れない状態が自動化されるだけ」だからです。
コンテンツ販売の自動化についてはこちらの記事で解説しています。
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2.プラットフォーム販売
AmazonやUdemyなどのプラットフォームでコンテンツを販売する方法。
「難易度が低く、やり方次第で大きく稼ぐことができる」というメリットがあります。
- 集客
- 販売
- 納品
これらをすべてプラットフォームが代行して行ってくれるので、完全自動で稼ぐことができます。
初心者がコンテンツビジネスで稼ぐなら、まずはプラットフォーム販売から始めるのがおすすめです。
3.他者によるアフィリエイト
インフォトップなどのプラットフォームでは、自分の商品をアフィリエイターが代わりに売ってくれます。
「完全他力で稼ぐことができる」ので、自分で集客する必要もありません。
アフィリエイト機能のあるサービスを使えば、自分のメディアで仕組みを作ることも可能です。
4.広告収入
今まで紹介したものは、「有料コンテンツを販売する」という手法ばかりです。
ブログやYoutubeなどの無料媒体もコンテンツの1種なので、これらでマネタイズすることもコンテンツビジネスに含まれます。
ブログやYoutubeはアドセンス広告でマネタイズができるので、広告収入による不労所得が得られます。
5.権利収入
コピーライターやプロモーターとして他人の商品を売ることで権利収入を作る方法。
「自分で商品を作る必要がない」のが最大のメリットです。
商品が売れるたびに権利収入が得られます。
ただし、クライアント獲得が難しく高度なスキルが求められるため、この形で稼ぐのは相当ハードです。
不労所得のキャッシュポイントを増やす
不労所得で大きく稼ぐ秘訣は「キャッシュポイントを増やす」こと。
1つ1つの収入は小さくても、それらを合算すると結構な金額になるからです。
ほとんどの人はキャッシュポイントを1〜2個しか持っていないため、大きく稼ぐことができません。
最もカンタンなキャッシュポイントの増やし方は、「コンテンツの横展開」です。
このような形でコンテンツを横展開すれば、1つのネタで3つのキャッシュポイントが作れます。
まとめ
コンテンツビジネスは確かに不労所得が作れます。
ただし、それで食っていくだけの収入を得るまでには、かなりの努力が必要になります。
序盤から大きく稼げるわけではないし、絶対に稼げるという確証もありません。
「それでもやる」という強い覚悟があるのなら、あなたはきっとコンテンツビジネスで成果を出すことができるはずです。
ゼロからコンテンツビジネスで起業するまでのロードマップ的1冊。
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