最近はコンテンツ販売をやる人の数が増えてきました。
「ブログは稼げない」ということに気づいた人たちが、こぞってKindle出版に参入するようになったため、市場は完全に飽和状態にあります。
今は少し落ち着いてきましたが、「コンテンツ販売をやりたい」という人は今後も増え続けるでしょう。
TwitterやInstagramを見ていると、自分がコンテンツを売っていないのに「コンテンツ販売のプロ」を自称するアカウントもちらほら。
変な人に捕まらないように気をつけましょう。
僕はこの記事を書いている時点で
- Kindle25冊
- Audible26冊
- Udemy36コース
のコンテンツを販売しています。
これ以外に高額のコンテンツ販売もしています。
Bluepoint Info Marketingという会社をカナダで開業し、オンラインの収入だけで生活しています。
コンテンツ販売をやりたい人の相談サービスもやっているのですが、今日はそんな中で感じたことを書いていきたいと思います。
コンテンツ販売で稼ぐために必要なこと
①コンテンツの量産
コンテンツ販売で稼ぐためには、ある程度量産する必要があります。
2〜3個程度商品を作ったぐらいでは、お小遣い程度しか稼ぐことはできません。
ほとんどの人が稼げないのは「数が作れないから」です。
1つのコンテンツを作るのに数ヶ月かかっていたら、量産なんてとてもできませんよね?
②信頼構築
コンテンツのような無形で高額な商品を売るためには、信頼構築は不可欠です。
そのためには情報発信は必須です。
稼げない人ほど情報発信をやっていません。
やっていたとしても、手軽にできるSNS(特にTwitter)ぐらい。
そんなので信頼なんか作れません。
コンテンツ販売は難しい
僕のところに相談に来る人も含めて多くの人が勘違いしているのは、「コンテンツ販売はカンタンに稼げる」と思っていること。
言葉を選ばずに言うと、「コンテンツ販売を舐めてる」わけです。
ネットビジネス業界の先人たちが、散々「ラクしてカンタンに稼げます!」と喧伝しつづけてきた影響でしょう。
そう言えば自分のノウハウが売りやすいですからね。
「コンテンツ販売は難しいですよ」と言っている販売者を見たことがありません。
よく考えてみてください。
- オンラインで
- 無形商品を
- 高額で売る
わけです。
「オフラインで有形商品を売るよりも圧倒的に難しいし時間がかかる」ということがわかると思います。
なんでコンテンツ販売やりたいの?
「コンテンツ販売やりたいです」という人の話を詳しく聴いてみると、実際はコンテンツビジネスをやりたいわけではないのです。
ただ「不労所得が欲しい」だけ。
もしくは「お金儲けがしたい」だけ。
不労所得や大金が手に入れば、別にコンテンツ販売でなくても良いわけです。
「コンテンツ販売が好きだから」とか、「自分に合っているから」という基準で考えていません。
こういう人はうまくいきません。
自分の適正を度外視してビジネスを選択しているし、「ラクして稼ぎたいマインドを持っている」からです。
コンテンツ販売に向かない人の特徴
「ラクして稼ぎたいマインド」の人はコンテンツ販売に向きません。
勉強しないからです。
勉強しないのでスキルも知識も磨かれません。
そのため、コンテンツのネタが増えず量産ができないのです。
ラクして稼ぎたい人は面倒なことをとにかく避けます。
情報発信をしないから信頼構築もできないしリストも集まらないので、いつまで経っても稼げるようにならないのです。
手っ取り早く稼げるノウハウを追い求め、いろんなものに手を出してお金がどんどん減っていくのです。
コンテンツ販売がおすすめな人・おすすめできない人
「自分の価値を世の中に届けたい」という人にコンテンツ販売はおすすめです。
特に個人事業主や中小企業で収入の柱を増やしたい人におすすめ。
逆に「自分さえ儲かればいい」という人にはおすすめできません。
そういう人は自分のスキルや知識関係なく、「ネットで適当に情報を拾ってきて作っただけの(ゴミ)コンテンツを量産する」という傾向があります。
それで稼げるようにはならないし、やればやるほど信用を落とすだけです。
不幸になる人が増えるだけだからです。
まとめ
人間には向き不向きがあります。
どのビジネスを選択するかを決めるとき、まずは自分の適正や情熱をベースに考えることが大切です。
適性もないし情熱もないものをビジネスとして選択しても、長期的に成功し続けることはできないからです。
コンテンツビジネスとは、自分の知識・経験・スキルを形にして世の中に貢献するビジネスです。
「ラクして稼ぐための手段」ではありません。
その気概がないのであれば、コンテンツ販売はやらないほうがいいです。