コンテンツ販売ビジネスを始める人が急増していますが、そのほとんどはまともに稼ぐことができずに消えていきます。
「初心者でもコンテンツ販売で月収100万稼ぐ方法」
みたいな発信をしてきた販売者たちが過去に大量にいたために、甘い誘い文句につられて「コンテンツ販売はカンタンに稼げる」と思い込んで始める人が非常に多いです。
しかし、実際はその逆で
「コンテンツ販売は難易度が高く時間がかかる」
のが現状なのです。
これを知らないままスタートする人が多いので、理想と現実のギャップに心が折れて挫折する人が後を絶たないわけです。
僕はコンテンツ販売を専門としてやってきたので断言できますが、
「コンテンツ販売は初心者には難易度が高い」
です。
下手に素人が手を出しても稼げないので、中途半端な気持ちで取り組むならやらないほうがいいです。
ノウハウ販売者たちは「カンタンに稼げます」しか言わないので、僕がコンテンツビジネスの真実をお伝えします。
- コンテンツ販売で稼ぐために必要なもの
- コンテンツ販売が難しい理由
- なぜコンテンツビジネスをやりたいのか?
- ほとんどの人がKindle出版だけで終わる
- 「○億円稼ぎました」とのたまう販売者
- いきなり高額商品販売に手を出さない
- ○○しない人はコンテンツ販売に向かない
- Kindle,Udemyで稼げない人の特徴
- 【警告】コンテンツ販売を甘く見過ぎ
- 副業にするなら超おすすめ
- まとめ
コンテンツ販売で稼ぐために必要なもの
コンテンツ販売が難しい理由はこちらの記事で解説しました。
コンテンツ販売が難しいのは
- 無形商品
- オンライン販売
- 高単価(状況による)
こういう特徴を持っているからです。
これら3つの特徴に共通して言えることが
「高い信用が必要」
であるということ。
オンラインはオフラインよりも信頼構築に時間がかかるため、コツコツと地道に情報発信をしなければなりません。
しかし、稼げるようになるまで耐え切れず、途中で諦める人がほとんどです。
人によってはいっさい情報発信をしていない人もいます。
これで信用が貯まるはずがないですよね?
コンテンツ販売が難しい理由
コンテンツ販売はやるべきことがたくさんあり、しかも非常に複雑です。
- 情報発信
- セールスレター
- 高額商品作成
- リスト取りLP
- メルマガ
最低でもこれだけのことをしなければなりません。
今まで全く情報発信すらしたことない素人が、これらすべてをやるのは非常にハードルが高いです。
しかも難易度が高いだけでなく作業にかける労力も半端ない。
そのため、商品販売にすらたどり着けない人が圧倒的多数なのです。
かつて僕が所属していた高額塾も、ほぼ9割方の人は何一つできずにフェードアウトしていきました。
なぜコンテンツビジネスをやりたいのか?
あなたはなぜコンテンツビジネスをやりたいのですか?
儲かるから?
不労所得が欲しいから?
そういう理由でコンテンツ販売をやるひとは、うまくいかない可能性が高いです。
ほとんどの人がKindle出版だけで終わる
コンテンツビジネスといっても、ほとんどの人は電子書籍を数冊出版して挫折します。
オーディオブックやオンライン講座などは、コンテンツ作成のハードルが高いためです。
顔出しや声出しに抵抗のある人も多く、やりたくてもできないという人が圧倒的大多数。
長期的にビジネスとしてやっていくつもりなら、音声や動画コンテンツも作っていく必要があります。
テキストコンテンツだけで一生食っていくのは相当ハードです。
Kindle出版は参入障壁が低いため、たくさんの人が参入してきた結果、印税で稼ぐのが難しくなりました。
1冊まるまる読まれても数十円程度の収益。
それで月ウン十万円稼ぐのは無謀に近いと言えるでしょう。
コンテンツ販売をビジネスにしたいのであれば、高価格帯の商品を作る必要がありますが、高額商品作成はハードルが高いので、このステージで挫折する人も多いです。
「○億円稼ぎました」とのたまう販売者
ネットでは「情報販売で○億円稼ぎました」とのたまう販売者がたまにいます。
彼らの言っていることが必ずしもウソであるとは言えませんが、この言葉には裏があることを忘れてはいけません。
それは「広告費」の存在。
○億円稼ぐのに、何千万円もの広告を使っている場合がほとんどなのです。
そんな大金駆け出し初心者にはとても捻出できませんよね。
となると自力で集客しないといけないわけですが、彼らは無料集客についてほとんど教えてくれません。
なぜなら、自分たちは広告を使って集客しているから。
無料集客をやったことがないので、具体的なやり方を教えることができないのです。
だから「いいね周り」とか「FB友達5000人」とか、チープなノウハウしか教えられないというわけです。
ニセモノ(Twitterに多い)の見極め方のポイントはこちらの記事を読んでください。
いきなり高額商品販売に手を出さない
「月収100万円稼げます」というノウハウは、ほとんど「高額コンテンツ販売」です。
高単価になればなるほど購入ハードルが上がるので、より高い信用が必要になります。
初心者がいきなり高額コンテンツ販売に手を出すと、十中八九挫折します。
やるべきことが多くて複雑かつ難易度が高いうえに時間がかかる
からです。
金額が高くなればなるほどメンタルブロックも強烈に働きます。
そのため、「自分がこんな高額で売っていいのだろうか?」といううしろめたさによって、商品を作ったのに販売を取りやめる人もいます。
こんな状態で稼げるわけありませんよね?
初心者におすすめなのはプラットフォーム販売です。
ビジネスにおいて最も難しいのは「集客」と「セールス」。
プラットフォームはこの2つを代行してくれるのです。
そのため集客力のない弱者やセールスが下手くそな初心者でも、それなりに稼ぐことができるのがプラットフォーム販売のメリットです。
商品作成だけに注力すればいいので、やるべきことも少なくて済みます。
ゼロからコンテンツ販売で起業するまでのロードマップをこちらの書籍にて解説!
↓
コンテンツビジネスAtoZ: Digital Content Marketing Enxyclopedia
○○しない人はコンテンツ販売に向かない
コンテンツ販売で稼げない人には共通点があります。
特に問題なのが「勉強しない」という特徴。
勉強しないので質の高いコンテンツが作れないし、ネタも少ないため商品の数を増やすことができません。
勉強しない人は情報発信もショボいため、信頼構築をすることができずまったく商品が売れないという人も少なくありません。
学ぶことが嫌いな人はビジネスに向きません。
こちらの音声でコンテンツクリエイターに向いている人の3つの特徴についてお話しています。
↓
Kindle,Udemyで稼げない人の特徴
KindleやUdemyで稼げていない人には共通点があります。
それは「自分で集客していない」ということ。
要するに情報発信をしていないということです。
プラットフォームに納品後はほったらかしで何もしない。
これではなかなか稼げるようにはなりません。
AmazonやUdemyで自分は無名な存在であり、放置しておいてもなかなかコンテンツは売れません。
自分で情報発信をして集客した人たちに、AmazonやUdemyのコンテンツを紹介すると高確率で購入してくれます。
なぜなら彼らとの間には信頼関係があるから。
プラットフォームで見ず知らずの人に買ってもらうよりも圧倒的に売れやすいのです。
【警告】コンテンツ販売を甘く見過ぎ
今までたくさんの人たちの話を聞いてきましたが、コンテンツ販売ビジネスを舐めている人が多かったです。
とにかく皮算用がスゴイ。
まったく未経験の状態から3か月で50万稼げるとか、2年ぐらいで2000万円稼げると思っている人もいました。
これも「カンタンに稼げる」と喧伝してきた先人たちの影響によるところが大きいです。
副業にするなら超おすすめ
コンテンツ販売は難易度が高くビジネスにするのは大変ですが、副業にするのであれば超おすすめです。
なぜなら、副業にする場合は集客が不要になるから。
プラットフォームにひたすらコンテンツをアップし続けるだけでいいので、情報発信をする必要はありません。
もちろん、情報発信をしたほうが稼ぎやすいですが、月数万円ぐらいならプラットフォーム販売で十分到達できます。
本業にするには収入が足りませんが、副業であれば十分稼げる(しかも自動で)のでコンテンツ販売は副業におすすめなのです。
まとめ
コンテンツ販売をギャンブルや宝くじのような感覚で考えている人が多いです。
たしかに軌道に乗れば大きく稼げるうえに不労所得化できますが、そこにいたるまでには途方もない時間と労力を投資する必要があります。
しかもまったくといっていいほど稼げない状態が長く続きます。
「それでもやる」という覚悟がある人だけが、コンテンツ販売で成果を出せると思います。
その覚悟がないならコンテンツ販売はやめておくことをおすすめします。