情報発信をするときは目的を意識することが重要です。
意味のない情報発信をしても、
何の結果にもつながらないからです。
毎日更新をすることが目的化してしまうと、
どうでもいいようなことを発信してしまうことがあります。
無意味な情報発信をどれだけ繰り返しても売上には繋がりません。
そして、自分のステージや
見込み客との関係性に合わせて
情報発信の内容を変える必要があります。
「何を情報発信すればいいかわからない」
という人は今日お話することを意識してみてください。
マーケティングの4段階
マーケティングには4つのステージがあります。
- 認知
- 興味
- 信頼
- 行動
この4つのステージに沿って情報発信しないと
ビジネスはうまくいきません。
情報発信をするときはこれら4つを意識する必要があります。
①認知
まず最初にやらなければならないことは「認知」です。
自分の存在を知ってもらわないことには始まらないからです。
初心者にありがちですが、
この段階でいきなりセールス(アフィリなど)してしまう人がいます。
あるいはTwitterでよく見かける、
フォローしたらいきなり勧誘DM送ってくる人など。
自分の存在を認知されていないのに、
商品を買ってもらうことはできません。
特に初期の頃は誰も自分のことを知らないので、
「いかに認知を広げるのか」が重要になってきます。
認知を広げるためには
「露出を増やす」ことと「目立つ」こと。
そして多くの人が食いつくネタを発信することです。
- 時事ネタ(流行)を発信する
- 毎日情報発信をする
- 人と違うことをやる
- 複数の媒体で発信する
など。
最初から情報発信の頻度が低ければ、
それだけ認知が進むのは遅くなります。
要するに、稼げるようになるまでにより一層時間がかかるということです。
②興味
自分の認知がある程度進んできたら、
次は「興味」を意識した情報発信をします。
見込み客が思わず聞きたくなるような発信です。
例えば、売上に悩んでいる経営者なら
「なぜ〇〇するだけで売上が120%増えたのか?」
「万年赤字の経営者の共通点とは?」
「集客アップのために必要な3つの要素」
といったテーマには間違いなく興味を示すでしょう。
どんなに有益な情報発信をしても、
そもそも相手が興味を示してくれなければ、
その情報発信は空振りに終わります。
例えば僕はコンテンツビジネスに関する情報発信をしていますが、
聞き手がコンテンツビジネスに興味がなければ、
有益なノウハウやテクニックを発信してもまったく響かないのです。
話を聞いてもらうためには、
まず相手の興味を引く必要があります。
「なぜコンテンツビジネスを始めるべきか?」
「コンテンツビジネスのメリット」
「コンテンツビジネスによって得られる結果」
こういったことを発信していくと、
相手が興味を示してくれるようになります。
③信頼
「有益な情報発信をしましょう」とよく言われると思いますが、
信頼構築はこのステージで初めて効果を持ちます。
どんなに有益な情報発信をしても、
そもそも認知されていなかったり、
相手に興味がなければ意味がないからです。
信頼構築は有益な情報を発信することだけではありません。
「自分を信用してもらうこと」も含まれます。
- キャラクターを出す
- ストーリーを語る
- 実績をアピールする
といったようなことも信頼構築の一部です。
ポイントは「とにかく与える」こと。
クレクレ君は信頼が下がるので注意しましょう。
④行動
信頼がある程度溜まってきたら、
ここで初めて行動を促します。
メルマガ登録や商品購入といったことが行動にあたります。
認知も信頼もないうちから商品を販売しても、
まず買ってもらうことはできません。
金額が高くなればなるほど信頼残高を貯める必要があります。
しかし、多くの人はそこまで待つことができず、
早い段階でマネタイズしようとしたり、
「稼げない」といって簡単にあきらめてしまいます。
信頼が貯まったかどうかを判断するポイントとしては、
「お客さんから連絡をもらうことが増えたかどうか」です。
頻繁にお客さんから連絡をもらうようになったら、
信頼残高がかなり貯まっている可能性が高いです。
まとめ
多くの人はセールスのテクニックばかり意識していますが、
もっと重要なのはマーケティングです。
お客さんとの信頼関係ができていないのに、
テクニックだけでなんとかしようとしてもうまくいきません。
特に最近はお客さんも賢くなってきたので、
今まで通用していたノウハウが通用しなくなってきています。
マーケティングさえうまくいけば、
セールスキルは低くても商品は売れます。
「欲しい」という前のめりの状況を作ることができれば、
何もしなくても商品は売れるからです。
その状況を作ることができるかどうかは、普段の情報発信によって決まります。
動画版はこちら。
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