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【SEO対策】見出しタグのSEO効果を検証

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先日Neilから興味深いメールが届きました。

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その内容とは「見出しタグはSEO効果があるかについて検証した」というものです。

 

見出しタグとは「H1,H2,H3タグ」とも呼ばれます。

はてなブログでも見出しを挿入することができますよね。

 

世間一般では「見出しタグはSEO効果がない」と言われていますが、

実際のところはどうなのでしょうか?

 

なんと、検証の結果衝撃の事実が判明しました!

 

冗談抜きに今日の記事は最後まで読まないと損をします。

 

 

SEO対策】見出しタグのSEO効果を検証

今回の検証にあたり、Neilはクライアントから参加者を募り、

その中から61サイトをピックアップしました。

 

その選考基準は、ドメインエイジが3年以上で、

月間ビジター数が100,000以上あるサイトです。

 

月間ビジター数が少ないと、

些細な外的要因でトラフィック数が大きく変動することがあるためです。

 

この61サイトを使って約3か月間にわたり、

「見出しタグのSEO効果」実験をしました。

 

実験にあたり、この61サイトを4つのグループに分類します。

 

  • Control group
  • Heading group
  • Normal <p> text group
  • Normal <p> text group with adjusted font

 

それぞれのグループの詳細を説明します。

Control group

Control groupとは、特にサイトに修正を加えないグループのことです。

 

このグループの中には「見出しタグ」を使っているサイトもあれば、

「見出しタグ」を使っていないサイトもあります。

 

「見出しタグ」を使っているサイトはそのまま使い続け、

「見出しタグ」を使っていないサイトはそのまま使わないようにします。

 

Heading group

 

Heading groupに分類されたすべてのサイトは、

タイトルにH1タグを使い、文中にはH2タグ、

必要に応じてH3,H4タグを使うようにします。

 

Normal <p>text group

このグループはいっさい見出しタグを使わないグループです。

そしてフォントサイズをすべて均一にします。

 

はてなブログを書いている人でも、

見出しを使っていない人って結構たくさんいますよね。

(H1タグはタイトルに自動挿入されるようになっている)

 

特に日記ブログを書いている人は、

見出し機能を使っている人をあまり見たことがありません。

 

Normal<p>text group with adjusted font

 

このグループは見出しタグを使いませんが、

代わりにフォントサイズを変更するなどして、

見出しの代わりに使います。

 

見出しタグのSEO効果の検証結果

上記の4つのグループを3か月間+前後30日にわたり、

見出しタグのSEO効果について検証した結果がこちらになります。

 

Control group

見出しタグ

出典:Neil Patel

Control Groupは順調にトラフィックを伸ばし、

約2.89%の増加でした。

 

劇的にアクセスが増加したわけではありませんね。

 

Heading group

見出しタグ

出典:Neil Patel

Heading groupも特にこれといった特徴は見られません。

 

3か月間のアクセス増加率は2.72%でした。

 

今一度おさらいですが、

さきほどのControl groupの中には、

見出しタグを一切使っていないサイトも含まれています。

 

Normal <p>text group

見出しタグ

出典:Neil Patel

なんと見出しタグを一切使わず、

フォントサイズもすべて均一のこちらのグループは、

アクセス数が減少しています!

 

減少率は3.53%で、Control groupとの差は6.42%あります。

 

「見出しタグを使わないとSEO的にマイナスになる!?」

 

衝撃の真実ですね。

 

見出しタグを使っていない人は、

SEO的にかなり不利になるようです。

 

ただ、話はここで終わりではありません。

 

最後のグループの結果を見れば、

「何が」SEOに影響を与えているのかがわかります。

 

Normal <p> group with adjusted font

見出しタグ

出典:Neil Patel

はい、先ほどのグループにフォントサイズの修正を加えたこちらのグループは、

アクセスが順調に増加しています。

 

増加率は2.85%です。

 

こちらのグループは先ほどのグループと同じく、

見出しタグを一切使っていません。

 

つまり、「SEO効果に影響を与えているのは見出しタグではない」ということです。

 

では、何がSEOに影響を与えたかと言うと、それはユーザビリティ」です。

 

ユーザビリティとは、ユーザーの利便性のことです。

 

見出しタグもなく、フォントもすべて均一で書かれたサイトは、

非常に読みにくいですよね?

 

決してユーザビリティが高いとは言えません。

 

実際にさきほどのグループ(見出しなし、フォント均一)を調べてみたところ、

ページ滞在時間が12%減少していたことがわかりました。

 

まとめ

非常に興味深い結果となりましたね。

 

SEOに影響を与えているのは「見出しタグ」ではなく、

ユーザビリティ」でした。

 

第4のグループ(フォントサイズ変更)を検証対象に含めるあたり、

Neilのリサーチセンスの良さがわかります。

 

このグループがなかったら、

「見出しタグ」がSEOに影響していると勘違いしてたかもしれません。

 

見出しタグは直接上位表示アルゴリズムに関係はありませんが、

クローラーにページ構成を理解しやすくさせる効果もあり、

ユーザビリティの向上にもつながります。

 

上位表示を狙うためではなく、

ランキングが下がらないようにするために見出しタグを使うのです。

 

見出しタグを使うデメリットはないので、

出来る限り使うようにしてみてください。

 

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