この記事では、新参ブログでもGoogleで上位表示を獲得できる方法がわかります。
キーワード選定をするときは、できる限り検索ボリュームの多い検索ワードを狙うのが一般的です。
しかし、検索ボリュームの多いキーワードというのは、
当然ライバルも強敵になるため、なかなか上位表示を獲得することができません。
例えば「Google アルゴリズム」や「Google SEO」などのキーワードは、
検索ボリュームも大きいため、新参サイトが真っ向勝負しても上位表示を獲得できる見込みは薄いです。
しかし、ニッチなキーワードを狙うことで新参サイトであったとしても、上位表示を獲得できるようになります。
この場合のニッチとは、「マイナーな」とか「マーケットの小さい」という意味ではありません。
ニッチとは「満たされていない需要」を意味します。
キーワード「Bing アルゴリズム」でGoogle検索1位を獲得
こちらが、「Bing アルゴリズム」というキーワードでGoogle検索したときの検索結果になります。
当ブログの記事が検索1位に表示されてますね。
こちらの記事で、Googleで上位表示を狙う方法を7ステップに分けて解説しています。
BingはGoogleに比べると圧倒的にシェアは小さくなりますが、年々シェアを伸ばしてきており、決して無視できない存在になりました。
「Bing アルゴリズム」というキーワードは、検索ボリュームは小さくても検索需要は確実にあるキーワードです。
つまり、このキーワードで上位表示を取っている限り、一定数のアクセスを見込むことができるということです。
ちなみに、1位に表示されているのはこちらの記事です。
上位表示されている他のサイトを見ていただけばわかりますが、
僕のブログ以外はSEO界隈では有名なサイトばかりです。
このブログは運営を開始してまだ2カ月ほどです。
ドメインパワーも他のサイトに比べれば雑魚です。
にもかかわらず、名だたる有名サイトを抑えて検索上位に表示されているのには理由があります。
(追記)ちなみにBingの検索順位でも当ブログが1位、2位に表示されています!
自分のリソースを最大限に活かす
リソースとは自分が持っている武器のことです。
「経験」、「知識」、「人脈」、「お金」、「時間」、「情報」などがリソースと呼ばれています。
自分が持っているこれらの武器を最大限に活かすことで、弱小サイトであっても大手サイトと戦うことができるようになります。
この業界にはSEO歴10年以上というベテランが数多く存在します。
そういう人達と真っ向勝負しても勝ち目は薄いです。
ネット上にアフィリエイトビジネスに関するサイトや、ブログビジネスに関するサイト、SEO関連のサイトというのは無数にあります。
そんな中で強豪サイトを抑えて上位表示をとるためには、ニッチ(満たされていない需要)キーワードを狙う必要があるわけです。
そこで目を付けたのがBingです。
Googleのアルゴリズムについて解説している記事は無限にあるのに、Bingのアルゴリズムについて記事を書いているサイトは皆無でした。
上記リンクの記事でも書いていますが、BingのSEO対策といってもせいぜい「ウェブマスターツールに登録しましょう」程度の記事しか見つかりませんでした。
ただ、自分の持っているSEOの知識だけでBingのアルゴリズムに関する記事を書こうと思っても、彼らに勝つことはできません。
そこで重要な役割を果たすのがリソースです。
僕は海外に住んでいて普段から英語環境で暮らしているので、
彼らよりも英語が得意という武器があります。
アメリカではBingの検索エンジンにおけるシェアは約30%と言われています。
ならば、「英語サイトであればBingのアルゴリズムに関する情報を発信している人がいるのではないか」ということで調べてみたところ、それはまあたくさんのサイトが見つかりました。
それらの情報をまとめることで、日本で唯一の「Bingアルゴリズム解説記事」を投稿することができました。
Bingについてだけではありませんが、日本国内では発信されていない有益な情報が海外にはたくさん存在しています。
日本語環境だけでは同じ情報がぐるぐる回っているだけで、新しい情報が入ってこないのが原因でしょう。
「Bing アルゴリズム」でGoogle上位表示をとるためにやったSEO対策
こちらの記事をご覧ください。
①キーワード
これは基本中の基本ですね。
タイトルに上位表示したいキーワードを含ませるのも当然ですが、H2タグ(見出し)にも同様のキーワードを入れることで、よりSEOが強化されるといわれています。
今回はライバルサイトもSEOに関する知識があるサイトばかりなので、最低限これをやっておかないと上位表示をとるのが難しくなります。
②メタディスクリプション
メタディスクリプションに関しては、SEO効果があるとかないとか様々な意見が飛び交っています。
Googleが正式に発表していますが、
メタディスクリプションはSEO効果はありません。
ただ、メタディスクリプションを書くことでマイナスになることはないので、キーワードを含ませたメタディスクリプションを作成しました。
はてなブログではメタキーワードを入力することはできませんが、投稿画面右側のギアアイコンをクリックすると表示される「記事の概要」という所に記述することでメタディスクリプションを作成することができます。
③外部リンク
適切な外部リンクはSEO効果があります。
ユーザビリティを考えると参照サイトのリンクがあったほうが便利なので、
外部リンクを記事に挿入することは重要であると考えています。
今回の記事に関しては、ユーザビリティというよりは権威性を重視して外部リンクを挿入しました。
たとえ僕がBingのアルゴリズムに関する記事を書いたとしても、その情報の信ぴょう性は低いですよね。
ユーザーからしても、どこの馬の骨かもわからない人間の情報は信用しにくいわけです。
そこで、すでに権威性のあるサイトを参照サイトとして引用することで、自分の発信している情報の信ぴょう性を裏付けたということです。
④網羅性
これは、Googleが評価する「質の高いコンテンツ」を作るためには必要不可欠な項目です。
今回僕の記事が上位表示をとることができたのは、この「網羅性」が一番大きな要因になっているものと思われます。
上位表示されている他の記事は、Bingのアルゴリズムに関して記述しているサイトは皆無で、SEO対策に関しても「ウェブマスターツールに登録しましょう」としか説明していません。
つまり、Bingのアルゴリズムについて全然網羅されていないということです。
そこで、Bingのアルゴリズムについて項目ごとに細かく解説する網羅性の高い記事を作成しました。
ユーザーからしてもざっくりとした情報しかないサイトよりは、詳しい情報が書いてあるサイトのほうがありがたいわけです。
⑤内部リンクの整備
自分が上位表示したい記事によりパワーをつけるため、内部リンクも整備しました。
パワーをつけるとは、クローラーがたくさん訪問する状態を作ることです。
クローラーとは基本的にリンクをたどることでページ間を移動します。
そこで別記事から内部リンクを貼ることで、当該記事へのクローラーの導線をつくりました。
とはいえ、まったく関係のない記事からの内部リンクはむしろ逆効果になるため、同じカテゴリに属する関連性の高い記事の内部リンクを貼っています。
こちらの記事です。
ちなみに、これでこの記事から上記リンク先へのクローラーの導線ができたことになります。
まとめ
SEO関連の情報については研究しつくされた感があり、新規サイトが参入しても勝てる見込みは低いように思えますが、決してそんなことはありません。
自分のリソースを活かし、まだ満たされていないニーズを満たすことで、強豪サイトを抑えて上位表示を獲得することもできるようになります。