2024年がスタートして、今年の目標を立てた人も多いのではないでしょうか?
あなたは今まで自分が立てた目標を達成してきた経験はありますか?
僕はできなかったことがたくさんあります。
今になって思ってみると、そもそも目標設定そのものに原因があったように思います。
目標設定のデメリットは、できなかったときに自己否定に陥ってしまうこと。
「自分はダメな人間だ」と思い、自信を失ってしまう場合もあります。
そんなことにならないように、失敗する目標設定のパターンを紹介します
漠然としすぎている
新年を迎えると「今年は飛躍の年にしたい」という言葉を頻繁に耳にします。
そういう人って毎年同じこと言ってる印象があります。
「飛躍の年」と言っても漠然としすぎていますよね。
具体的にどうなったら「飛躍の年」と判断できるのかが明確ではありません。
ゴールがあいまいなので何をすれば良いのかわからず、結局何もせずに1年が終わるパターンがほとんどです。
無謀な目標設定をしてしまう
自力で1円も稼いだことない人が、「半年後に月収100万円」みたいな目標を立ててしまうといった目標設定です。
不可能ではありませんが、成功確率は極めて低いといえるでしょう。
言ってみたはいいものの、どうやったら半年後に月収100万稼げるのかまったく見えていない。
つまり、「行動プランに落とし込めない」ということです。
前述の「飛躍の年にしたい」にも同じことが言えますが、これは目標というよりは単なる願望にすぎません。
「3年後に月収100万円」ならたっぷり時間もあるので、十分達成可能です。
- 1年目→スキルを磨く
- 2年目→集客と商品作成に徹する
- 3年目→高額商品を販売する
みたいな感じで計画も立てやすいです。
目標を立てて終わり
目標設定のメソッドなどを駆使して立派な目標を立てたものの、そこで満足をしてしまい何もしない人もいます。
これでは目標を立てた意味がありませんよね?
行動をするために目標を立てるわけです。
目標を立てただけでは何も起こりません。
成果目標だけにフォーカスする
ほとんどの場合、目標設定というと成果目標を指しています。
「半年後に月収〇万円」みたいな目標を立てる人はたくさんいますが、行動目標を立てる人は非常に少ないです。
結果はコントロールできないが、行動はコントロールできる。
この大原則を忘れないことが大切です。
成果目標も必要ではありますが、それと同時に行動目標も立てるのがベター。
- 1日1ページ英語のテキストを勉強する
- 1週間に1冊本を読む
- 毎日ブログで発信する
といったような行動目標を立てましょう。
あとは「やるかやらないか」だけです。
目標が低すぎる
現実的な目標を立てることは大切ですが、あまりにも低すぎる目標を立ててしまうのも考え物です。
ワクワクしないので行動にエネルギーが出ません。
そして、成長もほとんど見込めないからです。
「今の自分にはちょっと厳しいが頑張ればなんとか達成できる」
ぐらいのちょうどよい目標がベストです。
目標は高すぎても低すぎてもモチベーションが上がりません。
強い動機がない
実は一番これが重要です。
SMARTの法則などのメソッドを使っても目標達成ができない人が大量に存在するのは、その目標の先に強い動機がないからです。
強い動機がないから全然行動しません。
目先の快楽に流されていつも後回しばかりしてしまいます。
HAVE TOで目標設定してる人は要注意!
例えば、「今の時代英語が必要だから」と、やりたくもないのにTOEIC高得点を目標にするなど。
これは完全に他人軸の目標です。
新しいことにチャレンジするときは意志の力が必要です。
そして、意志の力には膨大なエネルギーを使います。
強い動機がない人は、本心から「やりたい」と思っていないのでエネルギーが出ません。
だから目先の快楽に負けてサボってばかりなのです。
成果を急ぎすぎた目標設定
早く成果を出したい気持ちはわかりますが、期間が短ければ短いほど目標達成の難易度は高くなります。
1年後に年収1億円はほぼ不可能に近いですが、20年後に年収1億なら十分実現可能だと思えるのではないでしょうか?
「無理だ」と思った瞬間に脳は思考停止をします。
そうすると、「できない理由」ばかりを探すようになり、目標達成ができないことを正当化しようとしてしまいます。
この状態になったら絶対に目標達成をすることはできなくなります。
まとめ
目標を持つことは大切ですが、目標を立てればよいという話ではありません。
きちんと目標として機能する形にしなければ、その目標は存在しないのとほぼ同じです。
「毎年目標を立てるけどうまくいかない」
という人は、今回お話しした内容に該当するものがないかチェックしてみてください。
能力が足りないことが原因ではなく、目標設定に失敗しているからうまくいかないのかもしれませんよ。