日本では副業が解禁になった影響もあり、
ブログやアフィリエイトに参入する人の絶対数は年々増加傾向にあります。
昨今のGoogleのコアアルゴリズムアップデートにより、
企業サイトが個人のブログよりも優遇されるようになりました。
したがって、個人ブロガー特に新規参入したばかりのブロガーにとっては、
上位表示をとるのはますます難しくなっていくことは間違いありません。
真っ向勝負でSEO対策をしても大手企業やベテラン勢に勝つことは難しく、
新人ブロガーが戦っていくためには自分の強みを活かすか、ニッチを見つけるしかありません。
このブログでは日本のネット上では公開されていない、
海外のSEOスペシャリスト達が発信している情報をシェアしています。
いち早くこういった情報を取り入れることで、先行者有利のメリットを活かして強豪サイトと渡り合うことができるようになります。
ニッチを開拓し、自分の強みを活かして先行者有利のメリットを獲得したのがこちらの記事です。
【SEO】画像検索で上位表示を狙え!Googleイメージアルゴリズムを解説
海外ではGoogle Image Algorithmに関して情報発信をしているサイトがいくつか存在しますが、
こちらのサイトが一番詳しく説明されていますので、
参考までにリンクを貼っておきます。
Google Image Algorithmとは?
Google image algorithmとは、Googleの画像検索における検索アルゴリズムのことです。
検索窓にキーワードを入力すると、通常はコンテンツの文章が表示されます。
Googleの検索方法にはいくつか種類があり、画像検索や動画検索などのタブがあります。
ネット検索をする人は、必ずしも文章ベースの情報を知りたい人ばかりではありませんよね。
画像や動画を探している人もいるからです。
検索窓にキーワードを入力し、画像検索タブに切り替えることで検索意図に近い画像が一覧表示されるようになります。
もちろん、画像検索タブを選択しなくても検索結果に画像一覧が表示されることもあります。
画像検索には重複画像やスパム画像が上位表示されるなど、
Google側の対策もまだ追いついていない状況です。
これらの画像に関しては近い将来上位表示されないようになるようです。
Googleですら対応が追い付いていない状況なので、個人レベルで画像検索対策をしている人はまだまだ少数です。
画像検索の上位表示SEO対策について論じている人も日本にはほとんどいません。
そういった状況なので、画像検索で上位表示を狙うのは今がチャンスです。
今日ご紹介するイメージアルゴリズムでSEO対策をすることにより、
真っ向勝負で上位表示をとるよりも簡単に上位表示を獲得することができるようになります。
画像検索で上位表示を狙う際の大前提
画像検索で上位表示を狙う大前提として、「オリジナル画像を使う」ことが必要になります。
無料画像素材を使っても上位表示が獲得不可能というではありませんが、
上記の重複画像を排除する動きが本格化すると、
無料の画像素材で上位表示を狙うのは極めて困難になることは間違いありません。
もちろんスパム画像や肖像権侵害にあたる画像なども排除されることになるでしょう。
オリジナル画像であれば誰かと重複する心配もありません。
画像検索で上位表示されるための条件
画像検索で上位表示を獲得するためにはいくつか条件があります。
- 画像の配置場所
- コンテンツの新しさ
- ページの権威性
①画像の配置場所
画像はページ上部に貼られているものほどプライオリティが高いと言われています。
そして画像が複数ある場合は、コンテンツの中央部に画像があるとさらによいと言われています。
Above the foldと呼ばれるスクロールせずに見ることのできる領域に貼ってある画像のほうが、より優遇されるという傾向があります。
ただし、貼ってある画像はコンテンツと関連性の高いものでなければなりません。
②コンテンツの新しさ
これは画像検索だけに限った話ではありません。
実際にGoogle検索をしてもらえばわかりますが、
検索上位に表示されるサイトはせいぜい2-3年前以降のもののはずです。
ユーザーの立場からしても、10年前のサイトが上位表示されたら
「このサイトの情報は本当に正しいのだろうか?」とちょっと疑いますよね。
だから、コンテンツは最新版のほうが好まれる傾向にあります。
では過去記事は上位表示されるのが不可能かというと、そういうわけではありません。
過去記事をリライトして最新版に更新することにより、上位表示を獲得することができるようになります。
③ページの権威性
GoogleではE.A.Tをますます重視するようになってきました。
E.A.Tとは日本語で説明すると、専門性、権威性、信頼性のことです。
画像検索も同様で同じような画像が複数あった場合、
より権威性の高いページを優遇することになります。
Googleクローラーの画像検索プロセス
ここでは、Googleのクローラーがどのように画像検索の情報を収集しているかについて解説していきます。
①画像とページの両方を同時にクロールする
クローラーがサイトに訪問すると、コンテンツの内容と画像の情報を同時に読み取ります。
②読み取った情報をインデックスし、データベースに登録する
クローラーが持ち帰った情報はインデックスされ、データベースに保存されます。
この時画像の情報もAltテキストなどで読み取られます。
③検索アルゴリズムに基づいて検索クエリに適切な画像を表示する
ユーザーが入力したキーワードから検索意図を読み取り、
もっとも適した画像がアルゴリズムに基づいて表示されるようになります。
画像検索は関連性がカギ
従来の画像検索ではAlt(代替)テキストだけ対応しておけば、上位表示を狙うことは比較的容易でした。
例えばAltテキストに「赤い靴」というテキストを入力して、
画像をコンテンツに貼っていたとします。
しかし、コンテンツそのものの内容は旅行ブログで、
たまたま旅先で見つけた赤い靴の画像を記事に貼っていただけでした。
今までの画像検索であればこれだけでも上位表示をできていました。
しかし、今後はこういった対策だけでは、
画像検索で上位表示を獲得するのは困難になります。
赤い靴の例で言うならば、
シューズメーカーもしくは靴屋のコンテンツ(しかもページ上部)に貼られている画像が上位表示されやすくなります。
なぜならば記事と画像の関連性が高く、ページの権威性も高いからです。
さらにユーザーの検索意図ともマッチしています。
ユーザーはどこの誰かもわからない人が、
たまたま旅先で見つけた赤い靴の画像を見たくて検索しているわけではありません。
大抵の場合、赤い靴を購入したくて画像を見ているはずです。
したがって、より赤い靴というクエリに関連性の高い画像が上位表示されやすくなるということです。
Alt textの記述方法(実例)
例えばこちらの画像にAlt textを挿入するとします。
あなたならどのように記述しますか?
「野球」
では不十分です。
「野球選手がバットを構えているところ」
のような形で画像の内容を描写するような記述にする必要があります。
さらに具体的にするならば、
「〇〇スタジアムで☓☓チームの△△選手がバットを構えているところ」
といった形で表記することができます。
具体的なSEO対策5つ
画像検索で上位表示を獲得するために、とるべき5つのSEO対策は以下のようになります。
- 高品質でオリジナルな画像、できればウェブサイトに最適化されたものを使う
- 画像の詳細を説明するようなファイル名をつける(例、×画像01 〇赤い靴)
- ページ上部(スクロール前)に画像を貼る
- 記事の文脈に合致した画像をコンテンツ中央部に貼る
- 適切なAltテキストを入力する
まとめ
画像検索についてSEO対策をしている人はまだまだ少数です。
しかし、ユーザーがどの経路から流入してくるかということは、
コンテンツ作成者側にはわかりません。
画像のSEO対策をしなかったことによって、
せっかくの検索エンジンからの流入を逃してしまったのであれば、
こんなにもったいないことはありません。
画像のSEO対策はそんなに複雑でもないし、手間もかかりません。
記事に画像をよく使うという人はぜひ対策してみてください。
Google、BingのSEO対策をまとめたマニュアルはこちら。
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