note副業が流行ってるみたいですね。
「noteは儲かる」と聞いて飛びつく人も多いですが、こういう人って大抵うまくいかない。
- 自分が何をやりたいか?
- 自分は何が得意なのか?
そういう自分軸(適性)を度外視して儲け話に飛びつくからです。
「noteが儲かる」と聞けばnoteを始め、「AI副業がアツい!」と言われればAI副業に手を出す。
そんな状態ではうまくいかないのは当たり前です。
- noteは稼げるのか?
- そもそも有料記事って価値あるのか?
- Twitterでよく売れる理由
- なぜnote副業が流行っているのか?
- ゴミだらけで荒れ放題
- 質の低い有料記事が増えて売れなくなる
- 有料記事を売るな
noteは稼げるのか?
noteは稼げないわけではないし、実際に稼いでいる人もいるでしょう。
ただ、「有料記事を販売して稼ぐ」という手法については、正直なところ大きく稼ぐのは難しいと思います。
500円の記事が100回売れても5万円。
そんな状況で毎月安定的にサラリーマンの月収ぐらい稼げると思いますか?
この先数か月の話ではなく今後ずっとです。
普通に考えて厳しいですよね?
例外として、権威やネームバリューのある有名人は別です。
そういう人はファンがたくさんいるのでこの方法でも大きく稼げると思います。
そもそも有料記事って価値あるのか?
僕はnoteの有料記事というものを購入したことがないので正確なことは言えませんが、有料記事って価値あるんでしょうか?
500円あればそこそこの(電子)書籍が買えます。
ボリュームとしては100~200ページぐらいの情報が、同じぐらいの金額で手に入るのです。
noteってブログみたいなもんだから、文字数としたらせいぜい1~2万文字程度でしょう。
だったら、Amazonで電子書籍買う方がいい気がしますけどね。
10000円ぐらいで売ってる人もいるみたいですけど、購入者の期待値がめちゃくちゃ上がる(ガッカリが大きくなる)からやめた方がいいと思います。
Twitterでよく売れる理由
noteの有料記事はTwitterでよく売れてる印象がありますね。
僕の大いに偏見の含まれた見解ですが、「Twitterはリテラシーが低い人が多い」ことが原因だと思います。
要するに情報弱者をターゲットにしてるということです。
例えば、「noteで月収100万円稼ぐ方法教えます」みたいな有料記事があったら、すぐに飛びつくような人たちです。
リテラシーが高い人はそういうものに手を出しません。
なぜnote副業が流行っているのか?
ズバリ簡単(そう)に見えるからです。
今はAIを使えばサクッとブログ記事が書けるので、ラクして稼ぎたい人にはうってつけの副業なのでしょう。
顔出しも声出しもいらないので参入障壁もほぼない。
でもよく考えてください。
簡単そうに見えるのと稼げるのは違います。
簡単なことはみんなやるのでむしろ稼げません。
流行っているからという理由でうかつに手を出しても稼げないのは、多くの人が同じ媒体で同じ手法を使っているからです。
AI副業も一緒です。
もし高度なスキルを必要としないのなら、たくさんの人が参入してきてすぐに稼げなくなるでしょう。
ゴミだらけで荒れ放題
稼ぐ系でブームが起こると、だいたいゴミをばらまいて媒体を荒らす人間が出てくるもの。
noteも例外に漏れず、荒れ放題の無法地帯化しつつありそうですね。
まあ「AIに記事書かせる」なんて幼稚園児でも思いつくから、そういう記事が溢れるのは当然と言えますね。





運営側はゴミ記事アカウントを取り締まらないと、媒体の評判がどんどん落ちてユーザー離れにつながるでしょうね。
こういう人間が出てくると、真面目にやってる人まで変な目で見られるから本当に迷惑な存在ですよね。
質の低い有料記事が増えて売れなくなる
noteは儲かるという話を聞くと、たくさんの人が一斉に参入してきます。
その反動で質の低い有料記事が量産されることになる。
そうすると、「noteの有料記事=ゴミ」という認知が広がってしまい、noteの有料記事がどんどん売れなくなってしまいます。
つまり、いずれ稼げなくなるということ。
運営側が取り締まらないと、プラットフォームの質を担保するのは難しいでしょう。
有料記事を売るな
集客メディア(ブログ)として活用するのであれば、noteの利用価値は十分にあると思います。
AIで情報を調べているときもnoteの記事が良くヒットするので、GEOとも相性が良いように感じます。
ただ、noteは一般的なブログと違いデメリットもあるので注意が必要。
媒体上のユーザーが多いので、そういう点については普通のブログで発信するよりも優位性はあります。
noteで有料記事を売るのはやめたほうがいいです。
有料記事を販売するのではなくて、その記事を無料ですべて出してしまうのです。
そうすることによって高い信頼を獲得することができ、結果として大きな収入を得ることができるようになるからです。
有料記事は電子書籍と比較するとどうしてもボリューム不足になってしまう。
要するに、内容が薄っぺらくなる確率が高いということです。
つまり、信用を落とすことにつながりかねないというわけです。
有料で販売しているから購入者の期待値も上がります。
一度期待を裏切ってしまったら、その人は二度と自分の商品を買ってくれないでしょう。
目先のお金を追いかけるのではなく、長期的視点で考えるようにしましょう。