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【Google AdSense】モバイル最適化で収益を最大化する3つの手法

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Google AdSenseに関する情報発信の大半は、

デスクトップユーザーを想定した内容になっています。

 

「最もクリック率の高い広告配置はここだ!」

「最も単価の高い広告サイズはこれだ!」

 

こういった類の情報を見かけることが良くありますが、

これらはすべてデスクトップを基準とした情報であり、

アドセンスのモバイル収益に特化した記事を投稿している人はほとんどいません。

 

あえて説明するまでもないと思いますが、

スマホユーザーは年々増加しており、

インターネットアクセスの大部分はモバイル端末によるものです。

 

スマホユーザー 割合

(出典)総務省「平成29年通信利用動向調査」(2018)

あなたもアクセス解析やアドセンスの収益レポートを確認してみてください。

 

人によっては、アクセス(収益)の8割近くがスマホからという場合もあります。

 

「私はレスポンシブ対応してるから、スマホ対策は完璧です!」

 

 

という人がいるかもしれませんが、

レスポンシブ対応したからといってモバイル最適化したことにはなりません。

 

アドセンスの収益を増やしたいのであれば、

モバイル最適化は必須です。

 

いつまでもデスクトップを想定した情報ばかりを当てにしていると、

とんでもない機会損失をしてしまうことになりかねません。

 

 

 

【Google Adsense】モバイル最適化で収益を最大化する3つのステップ

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参考サイト

Googleのオフィシャルブログに、

アドセンスの「モバイル収益化」についての情報が公開されています。

 

adsense.googleblog.com

 

こちらの記事の情報をもとに、モバイル最適化とアドセンス収益最大化についてお話ししていきたいと思います。

 

Google Adsenseレポートの確認方法

アドセンスのダッシュボードにデフォルトで表示されているレポートは、

デスクトップとモバイルを合算したデータです。

 

これだけではパソコンとスマホに細分化したデータを確認することはできません。

 

以下の手順でデバイスごとに区分したレポートを確認することができます。

 

【トップページ】

【レポート】

【コンテンツ】

 

モバイルのCTRやRPMが低い原因

デスクトップとモバイルを比較して、

パソコンよりもスマホのほうがクリック率(CTR)や収益(RPM)が低い場合、

以下のような原因が考えられます。

 

  • ①完全に最適化されていない広告が表示されている
  • ②コラムドロップ形式のレスポンシブテーマを利用している
  • ③アクティブビュー視認可能率を最適化していない

 

それぞれの項目の具体的な説明とその対策について解説していきます。

 

※以下の情報はあくまでも参考サイトに記載のある内容になりますので、

人によって必ずしも該当しない場合があります。

 

 

RPM収益に関する解説はこちら。

www.specializedblog.com

 

 

①広告サイズと配置を最適化する

Google Adsenseのデフォルト広告サイズは320×50です。

 

このサイズの広告を320×100(ATF)と300×250(BTF)に置き換えることで、

収益をより拡大することができると言われています。

 

ATF(Above the fold)・・・スクロールなしで表示される画面(=ファーストビュー)

BTF(Below the fold)・・・スクロールした後に表示される画面

 

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出典:Inside Google

320×100はモバイル端末において最も収益性が高い広告サイズと言われています。

 

Googleのリサーチによると、もっとも視認率の高い配置はページの切れ目のすぐ上(上図)であるというデータがあります。

 

320×250は広告主に非常に人気のある広告サイズです。

そのため入札の競合も激しく収益性も高くなる傾向があります。

 

ベストな配置はページの切れ目の直下と言われています。

 

レスポンシブタイプの広告は、

パソコンやスマホやタブレットなど端末に応じて、

自動的に広告サイズが最適化されます。

 

②スマホのレスポンシブを意識した広告配置にする

コラムドロップ形式(Column Drop Approach)とは、

レスポンシブ表示したときに右側のカラム(サイドバー)が

コンテンツの下に表示される形式のことです。

 

おそらくほぼすべての人がこのタイプのレスポンシブを利用していると思います。

 

クリック率が高い広告配置としてサイドバーが挙げられることがありますが、

サイドバーに配置した広告はスマホだと画面の最下部近くに表示されます。

 

つまり、視認率が急激に下がるということです。

 

パソコン画面で収益性が高いからと言って、

スマホでも収益性が高いとは限りません。

 

「クリックされないだけなら放置しておいても問題ないのでは?」

 

 と思うかもしれませんが、広告の数は少ない方が収益が上がると言われています。

 

www.specializedblog.com

 

つまり、まったく視認されない広告を放置しておくことは、

他の広告枠にも悪影響を及ぼすということです。

 

サイドバーに広告を配置すべきかどうかは、

自分のサイトのアクセスがどのデバイスが多いかをチェックする必要あります。

 

もしあなたのブログのアクセスの大部分がスマホ経由なら、

サイドバーに広告を配置するメリットは小さいでしょう。

 

③アクティブビュー視認可能率を改善する

 

www.specializedblog.com

 

アクティブビューは、広告の50%が1秒以上表示された場合にカウントされます。

 

アドセンスの収益アップについて、

クリック率やクリック単価ばかりを気にしがちですが、

実はこの指標はかなり重要なんです。

 

というのも、広告主はアクティブビュー視認可能率を基準に入札するからです。

 

まあ、当たり前ですよね。

表示されない広告枠に入札しても意味ありませんから。

 

「デスクトップでは視認率が高いのにモバイルだと視認率が低い」

 

もし、このような事態が起こっているのであれば、

広告配置を変えるなどの対策をしなければなりません。

 

スマホの場合、広告配置はページトップよりも

ページの切れ目の真上のほうが視認可能率が高いと言われています(上述)。

 

ちなみに僕の場合はページトップの広告枠のほうが視認率が高いので、

データを鵜呑みにしすぎないように注意が必要です。

 

まとめ

僕はアドセンス収益の80%はスマホ経由のアクセスから発生しています。

 

20%のデスクトップのアドセンス広告を最適化するよりも、

80%のモバイル広告を改善したほうが効率がいいですよね?

 

ネット上でよく見かけるアドセンス収益アップの情報は、

パソコンユーザーを前提した情報です。

 

その情報に従うだけではスマホの収益を最大化することはできません。

 

自分のアドセンスのレポートを分析し、

定期的にテストを繰り返してみてください。

 

データはあくまでもデータなので、それが必ずしもあなたにとって最適とは限らないからです。

 

おすすめは自分のブログをスマホでチェックすることです。

 

  • ちゃんと広告は表示されているか?
  • ユーザーが見やすいレイアウトになっているか?
  • 広告が表示されるまで何秒かかるか?

 

自分がユーザーの立場になってみれば、

どこをどう改善すればいいかが見えてくるでしょう。

 

Google AdSense収益アップのポイントは、こちらの書籍にまとめています。

 

 

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