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Kindle出版サクラレビューの見分け方5つのポイント

Amazonにはサクラレビューがたくさんあると言われています。

 

特にKindleの場合、電子書籍は物的価値がゼロなので、レビューに騙されて粗悪品を掴まされてしまうと、お金をドブに捨てることになってしまいます。

 

ベストセラーの件にしてもそうですが、インチキだとわかっていながらもお金の悪魔に魂を売ってしまう人は後を絶ちません。

 

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そのような人が増えると市場のモラルは低下し、業界に対するイメージが悪くなります。

 

いちKindle出版者としてできればそういう事態は避けたい。

 

そんな気持ちがあるのでこの記事を書くことにしました。

 

 

サクラレビューはルール違反か?

これは線引きによって解釈が変わります。

 

例えば、レビューを購入したり相互レビューをしたりなど、ガイドラインに触れるようなことをしている場合は完全アウトです。

 

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しかし、ファンと呼ばれる人たちがたくさんいて、その人たちが高評価レビューを大量につけた場合は、ルール違反には該当しません。

 

それゆえに取り締まりが難しいのかもしれませんね。

 

ただ、ファンの人が書いたレビューであったとしても、大いにバイアスがかかった評価になっているはずなので、レビューとしての信頼性は低いと言えます。

 

Kindle出版サクラレビューの見分け方

①知名度に見合わないレビュー数

世間的にそこそこ知名度があって、ちゃんとした出版社から出版しているにも関わらず、レビューが少ない本は結構あります。

 

出版社は利益を出すために本を販売します。

 

つまり、1冊でも多く売るための販促活動がされているのが普通。

 

そんな本であってもレビューが少ないのに、なぜか無名の一般人が大量のレビューを獲得している(しかも短期間で)。

 

実際に出版したことがある人はわかると思いますが、レビューというのはそう簡単に増えるものではありません。

 

無名の一般人の本に大量のレビューがつくというのは、どう考えても不自然なのです。

 

②レビュワーの顔ぶれがいつも同じ

同一著者が複数出版している書籍に毎回同じメンバーがレビューを書いている。

しかも、その多くが大絶賛のレビューばかり。

 

これはサクラレビューである可能性が高いです。

 

 

③高評価と低評価のバランス

サクラチェッカーツールでも指標のひとつとされているのが、高評価と低評価のバランス。

 

一般人の書いたサクラレビューの本は粗悪なものも多いため、それを知らずに購入した人は低評価(1つ星)をつけることが多いと言われています。

 

そのため、サクラレビューが付いた本というのは、5つ星と1つ星のレビューばかりという極端な偏りを見せる傾向があります。

 

普通に考えて、何十件もレビューがついていれば、星の数はある程度バランスがとれているものです。

 

「5つ星または1つ星しかついていない」というのは、そういう点から考えても不自然であると言えます。

 

④書籍のボリュームに見合わないべた褒めレビュー

30~50ページぐらいしかないのに、べた褒めレビューばかりついている。

 

これは限りなくクロに近いと言えます。

 

ボリュームが少ない本は、ほとんどの場合「物足りない」と感じられてしまうもの。

内容次第ですが、早ければ10~15分程度で読み終わることもあります。

 

一般に売られている書籍に薄い本がほとんどないのも、それでは売れないし読者の満足度が低くなってしまうからです。

 

確かにページ数が少なくても良い本はあります。

 

しかし、そういう本がべた褒めレビューで溢れかえるのは、常識的に考えてもおかしいです。

 

薄い本ほど低評価レビューが付きやすいからです。

 

⑤レビュー日が集中している

レビューのつけられた日時が近い日時に集中している場合など。

 

大抵の場合、出版直後の日時に集中してることが多いです。

 

出版直後にも関わらず、何十件ものレビュー(しかもべた褒めばかり)が付いている場合は、サクラレビューである可能性は高いです。

 

もしくは熱狂的なファンが大量にいるか、です。

 

その場合でも、かなりバイアスのかかった評価になっていることに違いはありませんが。

 

本当に大切なのは「信用」

先のベストセラーの件もそうですが、サクラレビューは信用を落とすことになるので絶対にやめましょう。

 

「期待して買ったのに中身はペラッペラだった」

 

このようなことが起こると一発で信用を失います。

 

しかもそれがインチキによるものだったと判明したら、あなたの信用は地に落ちるでしょう。

 

ビジネスで最も重要なものは「信用」です。

 

サクラレビューなんかなくても、良い本を書いて信頼獲得ができれば、その人は他の本も買ってくれるようになります。

 

 

 

サクラレビューに加担してる人へ

仮に相互レビューなどの規約違反に該当していなかったとしても、もしあなたがサクラレビューに加担するのはやめましょう。

 

Kindle出版のコミュニティなどでは、そういった行為を推奨しているところもあるみたいです。

 

あなたが高評価レビューしたその本は、本当に心から「素晴らしい」と思っていますか?

 

実際は質が低いと思っているにも関わらず、高評価レビューをしているのであればあなたは詐欺に加担しているようなものです。

 

 

そのレビューを信じて購入した人が残念な思いをしても、あなたは心が痛まないでしょうか?

 

一度悪事に手を染めると、人を騙すことに対して何とも思わなくなってしまいます。

 

冒頭で紹介した「ヤラセでベストセラーを取る」もその一種です。

 

「他人を騙すことが前提」のビジネスっておかしいと思いませんか?

 

 

まとめ

 

もしあなたがサクラレビューを付ける側の人間なら、今すぐやめることをおすすめします。

 

おそらく相手にいいように利用されているだけだからです。

深刻なペナルティを食らうリスクもあります。

 

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