スマニュー砲というものをご存知でしょうか?
スマートニュースという媒体に自分のブログ記事が取り上げられることです。
もし、スマートニュース上に自分の記事が取り上げられることになったら、アクセスが激増します。
今日はスマニュー砲について考えてみたいと思います。
スマニュー砲をくらった話
僕はメインブログを開設して約1か月後に1回だけスマニュー砲をくらったことがあります。
この記事です。
当時1日の平均PVは50ぐらいしかなかったのですが、スマニュー砲をくらった結果、最終的に1日5000PVまで増えました。
その後2日間でアクセス数が急降下し、いつも通りに戻りました。
当時はまだアドセンス広告を申請する前でしたので、アクセスが増えただけで特に収益は発生していません。
スマニュー砲のアルゴリズム
スマニュー砲には独自のアルゴリズムがあるようです。そのアルゴリズムにマッチすればスマートニュース上に記事を取り上げてもらうことができます。
僕なりの分析ですが、スマニュー砲をくらうための条件は「はてなブックマーク」のホッテントリに掲載される必要があるように思います。
考えてみれば当たり前ですよね。ネット上に無数に存在するブログ記事をすべてクロールするのは無理があるし、適当に記事を選んで低品質なコンテンツを掲載してしまっては信用を失います。
はてなブックマークのホッテントリに掲載されている記事であれば、それなりに指示を集めている(=質が高い)ので、スマートニュース上に掲載しても問題ないということでしょう。
上記の記事を見てもらってもわかりますが、結構な数の「はてなブックマーク」がついています。
詳しく確認していませんが、その後ホッテントリに掲載されたようでアクセスが微増した日が数日ありました。
そしてある日突然アクセスが急増しました(おそらくスマニュー砲を食らった日)。
はてなブログのアクセス解析を見ると流入先を確認することができますが、そこにスマートニュースというものがあったので、その時にはじめてスマニュー砲というものを知りしました。
スマニュー砲は迷惑!?
スマニュー砲を始めて食らった時は急激なアクセス増に歓喜したものですが、よくよく考えてみると、必ずしも諸手を上げて喜べる状況ではないことに気が付きました。
簡単に言うと「ユーザーエンゲージメントがめちゃくちゃ下がる」んです。
スマニュー読者の人は普段ブログを読む習慣のある人たちばかりではありません。
そういう人たちが「一般人の書いた記事をどこまで読んでくれるか」という問題があります。
具体的には直帰率がめちゃくちゃ上がって、ページ滞在時間がめちゃくちゃ短くなります。
僕がスマニュー砲をくらったときも、その9割は直帰ユーザーでした。
1日50PVしかないブログで4500PV(5000PVの9割)が直帰したとしたら、Googleに自分のブログが低品質だと思われても仕方ありません。
しかもページ滞在時間も短いからよけいに評価が下がるおそれがあります。
自分のブログのPV数がそれなりにある場合であれば、スマニュー経由の流入が与える影響というのはそこまで大きくありませんが、ブログ開設初期の頃にスマニュー砲をくらってしまうとその影響は絶大です。
収益化も難しい
アドセンス広告を貼っている場合は、スマニュー砲経由のPVで収益を増やすことができます。
しかし、アフィリエイトのコンバージョン率は極めて低いです。
なぜなら、スマニュー経由のユーザーは購買意欲がないからです。
検索して自分のブログ記事に到達した人は、ある程度の購買意欲があります。
そのため、すこし背中を押してあげるだけでコンバージョンにつながります。
しかし、スマニューユーザーは検索して自分の記事にたどり着いたわけではなく、たまたま自分の記事を見つけただけの人です。
そんな人に商品紹介をしたところで、成約につながる可能性は低いわけです。
したがって、PV数が増えたとしても収益が激増するわけではありません。
まとめ
個人的には短期的なアクセスアップは好きではないので、スマニュー砲はできれば避けたいと思っています。
しかし、自分の記事が注目されるということは名誉なことでもあるし、自信にもつながるので悪いことばかりではないと思います。
6/28(日本時間6/29)追記
さきほどメインブログのアクセス解析を見てみたら、なんと2度目のスマニュー砲の洗礼を受けているようです。
やっぱり「はてなブックマークの数(ホッテントリ)」が関係しているようですね。