ブログノウハウはネット上に数多く見つかりますが、そのほとんどは「ブログで稼ぐためのノウハウ」ばかり。
僕たちのようにブログで集客している人にとっては、あまり参考にならないような情報も多いです。
ということで、本記事ではブログ集客のコツについて初心者にもわかりやすく解説します。
「ブログで集客のやり方がわからない」という人は、ぜひ最後まで読んでください。
こちらの記事も合わせて読んでみてください。
- ブログの集客効果は?
- SNSは情報発信による集客には不向き
- 長期視点で考える
- アフィリエイターとは戦略が違う
- アクセス数は重要ではない
- つまらないブログとは?
- 媒体選びのポイント
- ブログのデザインについて
- カテゴリ名の決め方
- SEO対策のスキルは必要
- キーワード戦略
- 問題解決ではなく教育要素やメッセージを入れる
- クロスメディアにする
- ブログ記事をリライトする
- まとめ
ブログの集客効果は?
この記事を読んでいる人の中には、「今さらブログ?」と感じる人もいるかもしれません。
一昔前に「ブログはオワコン」という言葉が流行したため、そのように考える人が多いのではないでしょうか。
しかし、彼らが言うオワコンとはブログアフィリエイトのことであり、集客媒体としてであればブログはまだまだ使えます。
あなたは何か情報を探す時どうしますか?
おそらくですが、「検索エンジンにキーワードを入力して調べる」という人がほとんどだと思います。
情報を調べるためにTiktokを開く人はいないでしょう。
検索結果に表示される大部分の情報は、ブログまたはサイトの1ページです。
つまり、上位表示を取れれば情報を探している人(見込み客)にリーチできるということです。
SNSは情報発信による集客には不向き
SNSは文字数や画像の枚数、動画の長さに制限があるため、濃い情報を発信するのには不向きです。
Tiktokで濃い情報を発信するのは無理ですよね?
きちんと情報を伝えたいのであれば、コンテンツのボリュームは必然的に大きくなります。
しかも、SNSのユーザーの多くは「暇つぶし」で見ています。
せっかく時間をかけて情報発信をしても、たった数秒でスクロールして流されてしまうのです。
最近でこそSNSで情報を探す人は増えてきましたが、ほとんどの人は僕たちが発信する情報を見たいと思って見てるわけではありません。
だから一瞬で読み飛ばされてしまうのです。
長期視点で考える
ブログは長期戦略です。
今日書いた記事が明日集客してくれることは稀で、むしろ未来の自動アクセスを構築するために記事を書くのが正しい考え方です。
ほとんどの人が3ヶ月とかでブログを辞めてしまうのは、目先の結果だけで判断しているから。
今この瞬間に成果(アクセス・収益)が出ていなかったとしても、そのまま続けていれば数年後には強力な集客媒体になってる可能性だってあるわけです。
でも途中で投げ出してしまえば、その自動集客マシーンを手に入れることはできません。
そのためにも「長期的視点で考える」というマインドセットは極めて重要です。
アフィリエイターとは戦略が違う
ブログ集客で注意すべき点として、「アフィリエイターとは戦略が違う」ということを頭に入れておく必要があります。
アフィリエイターはブログで稼ぐ人。
アクセスを集めてナンボの人たちです。
大量にアクセスを集めてマネタイズする。
たった1回きりの訪問だろうが、収益が発生すればそれでいい。
読者と関係構築をする必要はないので、その後相手がどうなろうが知ったこっちゃないんです。
だからこそ、粗悪な商品を騙して売ったり、強引に買わせようとしたりする人が多いのです。
我々がブログでやるべきことは信頼構築です。
仮に100万アクセスあったとしても、一度きりの訪問でその後戻ってくることがなければ意味がないのです。
アクセスを集めるだけならある意味カンタンです。
芸能人のゴシップを記事にすれば大量のアクセスが集まるからです。
でもその記事に集まった人は、芸能人のゴシップに興味があるだけであって、僕たちや僕たちの商品には1ミリも興味がありません。
そんなアクセスを集めても収益にはつながらないのです。
アクセス数は重要ではない
もちろん少ないよりは多いに越したことはありませんが、ブログ集客は必ずしも大量のアクセスが必要になるわけではありません。
それよりは、少なくてもいいから「濃いファンを作ること」の方が重要です。
そのためには相手が継続して読み続けてくれる状態を作らなければなりません。
たった1回の訪問でファンができるなんてことはまずないですからね。
数は少なくても濃いファンができれば高額バックエンドが売れるので、個人規模のビジネスであれば十分やっていけるだけの収益が得られます。
つまらないブログとは?
継続して読み続けてもらうためには、エンゲージするブログ記事を書く必要があります。
つまらない記事を書いても読んでもらえません。
つまらない記事とは「ただ情報を羅列しただけの記事」です。
わかりやすく言うと、辞書のような記事を指します。
情報そのものは役に立つけど、読んでいて面白みがない。
そういう記事はエンゲージしません。
何の印象にも残らないので、読み終わった1分後には存在を忘れられてしまいます。
あなたは検索で見つけたサイトの名前や書き手の名前を覚えていますか?
覚えてないですよね?
なぜ覚えていないかというと印象に残らなかったからです。
ブログというのは「読み物としての面白さ」も求められます。
我々は言語学者でも作家でもないので、正しい日本語とか洗練された文章は必要ないんです。
そうではなくて、自分の個性を表現しなければならないのです。
自分の個性を表現するからこそ印象に残りファンができるからです。
媒体選びのポイント
ブログは様々なサービスが存在しますが、どれを選択するかは自分との相性や見込み客の有無で決める必要があります。
「ブログやるならWordPress一択!」
という情報を見たからといって、すべての人がWordPressを選択すべきではないのです。
SEOスキルが全くない人がWordPressを選択してもほとんど集客はできません。
であれば、アメブロを始めとした無料ブログを選択したほうがいいのです。
とはいえ、アメブロに見込み客がいないのであれば意味がありません。
もしあなたがBtoBのビジネスをやっているのであれば、アメブロではなくWordPressを選択すべきでしょう。
ブログのデザインについて
ほとんどのブログサービスにはデザインテンプレートがあるので、それを使うのが無難です。
素人がゼロからデザインをすると、鬼のようにダサい(素人丸出しの)ブログになってしまうからです。
とはいえ、高額なお金を投入して洗練されたデザインを作る必要もありません(BtoB除く)。
変に作り込むよりも「飾らない感じが好き」という人もいるからです。
重要なのは自分のキャラと合っているかどうか、です。
デザインをするときは、「自分のことを知ってもらう要素を入れる」ことを意識しましょう。
例えば、このブログにはおすすめの電子書籍やオーディオブック、ポッドキャストのプレイヤー、Youtubeの登録ボタンなどが埋め込まれています。
もしこれらがなかったら、僕が電子書籍やオーディオブックを出版していたり、ポッドキャストやYoutubeを配信していることを知らない読者もたくさんいるはずです。
ブログはポートフォリオとしても使えるので、自分を知ってもらうための工夫はできる限りやったほうがいいです。
カテゴリ名の決め方
初心者のブログを見ていると、カテゴリ名をテキトーに決めている人が多いです。
「無題」とか最悪ですね。
何のテーマについて書かれているのかまったくわかりません。
カテゴリはレストランにおけるメニューみたいなもの。
カテゴリを見れば、そのブログでどのようなテーマを取り扱っているのか人目でわかるようにしておく必要があります。
カテゴリは読者が記事を探すときにも役に立ちます。
カテゴリがなければ、読者の探している情報がどこにあるのか探すのが難しくなります。
そういった点においてnoteは非常に使いづらい印象があります。
何百記事もあるブログの中から、自分の求めている情報をピンポイントで見つけるのは至難の業です。
せめてカテゴリ分類だけでもしてあれば、記事を探す手間は大幅に少なくなります。
ユーザービリティを意識することは、近年のSEO対策においても重視されています。
SEO対策のスキルは必要
ブログ集客をしたいのであれば、SEO対策のスキルは最低限身につけておくべきです。
SEO対策のスキルがないと、まぐれで上位表示を取ることしかできないからです。
検索エンジンからの自動アクセスが増えないので、「とにかく書きまくる」という状況になってしまいます。
記事を書くのをストップしたらアクセスがなくなるので、時間労働と変わらない状態になってしまいます。
SEO対策スキルをきちんと身につけておけば、持続可能な自動アクセスを獲得することができます。
このブログも上位表示されている記事がたくさんあります。
そのおかげでほったらかしでも集客できているし、そこからバックエンド商品が売れたこともあります。
僕はブログを始めたころから、海外のSEOのエキスパートたちからノウハウを学んできました。
そのおかげでSEO対策はかなり上手になったと思います。
僕が海外の専門家から学んだ知識はこちらの電子書籍にまとめています。
キーワード戦略
テキトーに記事を書いても自動アクセスは獲得できません。
ブログ記事を書くときは戦略的に考える必要があります。
キーワード選定も重要です。
ただし、キーワード戦略については、一般的な(ブロガー的な)考え方とはちょっと違います。
具体的なやり方についてはこちらの動画でお話しています。
問題解決ではなく教育要素やメッセージを入れる
単なる問題解決記事を書くと、すぐに離脱されユーザーは戻ってきません。
何か調べ物をするとき、自分の欲しい情報が見つかったらそのページを閉じますよね?
別のページに遷移することもないし、再度そのサイトを訪問することもないはずです。
これは問題解決型記事を書いていることが原因です。
もちろん問題解決について書くことも大切ですが、「教育要素やメッセージを入れる」ことを忘れないようにしてください。
例えばこれから副業を始めたい人がいるとします。
そして「ネット副業 始め方」というキーワードで、あなたのブログ記事にたどり着きました。
そこにはこう書かれていました。
「ネット副業始めるなら物販ではなくコンテンツ販売がおすすめ。その理由は在庫リスクがなく軍資金ゼロで不労所得が作れるから」
これが「教育」です。
おそらくこれを聞いた人はコンテンツ販売を選択するに違いありません。
メッセージというのはわかりやすくいうと「自己主張」のこと。
例えばこういうのがメッセージです。
⇩
メッセージを発信することによって、相手の感情が動き心の距離が近くなります。
それがファン化の第一歩です。
何の個性も自己主張もない発信は、無味乾燥で感情が動くことはありません。
クロスメディアにする
今の時代は複数メディアで情報発信をするのは当たり前です。
ブログだけで発信するのではなく、別の媒体とクロスメディアにすることで集客効果は格段に上がります。
例えば僕の場合、SNS、Youtube、ポッドキャストからこのブログへアクセスがあります。
それらの媒体の力を借りることでこのブログも強くなるのです。
またはブログから各媒体へアクセスを送ることもできます。
その場合、仮に相手がブログ読者にならなかったとしても、Youtubeのチャンネル登録はしてくれるかもしれません。
Youtubeではその後も接触が続けられるのでそこから集客することもできます。
必ずしもブログだけで集客する必要はありません。
クロスメディアの一部としてブログを活用することもできるのです。
僕が実践するクロスメディア戦略はこちらの書籍で解説しています。
ブログやポッドキャストのプレーヤーをブログに埋め込むことで、コンテンツの価値も上がります。
ブログ記事をリライトする
ブログ記事は公開後もリライトしましょう。
リライトすることによって記事の質が上がるだけでなく、SEO対策にも有効だからです。
ただし、すべての記事をリライトする必要はありません。
どの記事をリライトすべきかはこちらの記事で解説しています。
まとめ
本記事ではブログ集客のコツを紹介しました。
ブログは手間がかかるので避ける人が多いですが、ブログをやらないのは相当もったいないです。
海外の起業家・マーケターたちの多くはブログを持っています。
それはまだまだブログが集客に使えるからです。
ブログはネット上の資産です。