日本でポッドキャストを配信しているほとんどの人は、Anchor(現Spotify for Podcasters)を使って配信していると思います。
有料ホストは海外製で英語の表記のため使いづらく、しかも利用するのにお金がかかるため、あえて使うメリットがほとんどないからです。
僕のサブチャンネルのホストはPodbeanを使っています。
僕は有料プランを使っていますが、「Anchorで十分」というのが率直な感想です。
「有料ホストを使いたい」という人もいると思うので、この記事ではPodbeanの基本操作の方法について解説します。
Anchorを使った配信方法はこちらの記事をご覧ください。
Podbeanの料金プラン
こちらがPodbeanの公式サイトです。
上記リンクから申し込むと30日間無料で使えます。
海外ツールですが日本語に切り替えることもできます。
料金プランがこちら。
無料プランもありますが、データやエピソード時間の制限があるだけでなく、予約投稿が使えないなどの制約もあります。
いずれ上限に達することになるので、遅かれ早かれ有料プランにアップグレードすることになります。
ちなみにPodbean Proという企業向けのサービスもあります。
料金プランは以下の3つです。
こちらはEntreprise Podcastingという企業向けポッドキャストサービスです。
Podbeanを使うメリット
ポッドキャストのウェブサイトが作れる
自分のチャンネルのポッドキャストサイトを作ることができます。
デザインも豊富なテンプレートの中から好きなものを選ぶだけ。
使いやすくカスタマイズ性もそれなりに高いのが良いです。
Podbeanで作成した僕のポッドキャストサイトはこのブログのサイドバーにあるので、興味のある人はチェックしてみてください。
多様かつシンプルなDistribution
各ポッドキャストアプリに簡単につなぐことができます。
日本人の間ではマイナーなアプリにも接続可能。
(でもリスナーはそこそこいる)
ちなみにメインチャンネルはPodpageを使っています。
使い方の詳しい内容はこちらの記事を読んでください。
↓
番組概要欄の文字数が多い
Anchorの番組概要欄は入力できる文字数が少ないため、僕は不便に感じることが多々あります。
PodbeanはAnchorよりも入力できる文字数が多いため、その点は非常に助かっています。
3つまでカテゴリが選べる
Anchorの場合はカテゴリは1つしか選べませんが、Podcastは最大3つまでカテゴリを選択することができます。
登録カテゴリが増えるということは、それだけ発見される確率が上がるということ。
ただし、Apple Podcastでは第1カテゴリしか表示されません。
ライブ配信ができる
需要があるかわかりませんが、ライブ配信をすることもできます。
他の配信者と差別化するにはいいかもしれませんね。
広告収入が得られる
過去30日間の合計再生回数が1000回を越えると、ダイナミック広告を挿入することができるようになります。
ただし広告はすべて英語になるため、日本語の番組では積極的に使いたくないのが本音です。
広告単価もかなり低めなので、よほど再生回数が多くない限りは広告収入は見込めません。
Podbeanの基本操作(動画)
Podbeanの基本的な使い方については、こちらの動画で詳しく解説しています。
日本語表記への切り替え方も解説しています。
メニュー一覧がこちら。
- エピソード・・・エピソード一覧
- 配信・・・ディレクトリ接続、ソーシャルシェア設定、ウェブサイト
- 統計・・・アナリティクス
- モネタイゼーション(笑)・・・広告、パトロンプログラム
- 設定・・・番組情報、RSSフィード
エピソードのアップロード方法
こちらがエピソードのアップロード画面。
日本語のファイル名は上記のように文字化けします。
ソーシャルシェア設定をしておくと、右側にシェアできるSNSが一覧表示されます。
(自動でシェアされるのが邪魔くさいので外しました)
Youtubeにシェアできるのはポイント大きいかもしれません。
「今すぐ公開」の横にある「▼」マークをクリックすると、予約投稿を設定することができます(有料プランのみ)。
まとめ
これから日本でもポッドキャストが普及してくれば、有料ホストを使う有用性は上がると思います。
その際、Anchorからチャンネルを引っ越すことになる人もいるでしょう。
Podbeanは非常に使いやすく安価なのでおすすめです。
ポッドキャスト入門書「パワーポッドキャストのつくり方」
こちらの記事も人気です
↓