この記事では、ブログ初心者でもカンタンにできる「アフィリエイトの成約率を上げるテクニック」について解説していきます。
「ブログで稼いで自由な生活を手に入れたい」
「副業解禁になったから自分の力でお金を稼ぎたい」
「将来が不安だから本業以外に収入の柱が欲しい」
様々な思いをもってブログビジネスに挑戦する人々はたくさんいますが、
その大多数は半年も持たずにドロップアウトしていきます。
ブログビジネスというのは軍資金はほとんどかかりません。
在庫を抱える必要もないし、事務所代や人件費などの固定費もいりません。
つまり、「どれだけ稼げなかったとしても借金地獄に落ちることはない」ということです。
にもかかわらず、なぜ多くのブログ初心者が自ら脱落していくのかというと、その理由は以下の2つしかありません。
- そもそもブログビジネスに向いていない
- 成功に必要なマインドセットが備わっていない
説明が長くなるので、詳しくは以下の記事をご覧いただければと思います。
ブログ初心者が挫折しないためには、早い段階で成果を上げる必要があります。
金額はどうあれ、「自分の力で稼ぐことができた」という経験をすることが、
その後のブログ運営の成功に大きく影響するからです。
しかし、初心者が自力で成果を上げることは簡単ではありません。
今日ご紹介するテクニックを使えば、ブログ初心者であってもアフィリエイトの成約率をカンタンに上げることができます。
アフィリエイト商品が売れない理由
ここではアフィリエイト商品が売れない理由について解説していきますが、
「売れない商品を売っている」とか「適切なマーケットに売っていない」といったような、当たり前の理由については言及しません。
アフィリエイトというのは我々が考えているほど簡単ではありません。
適当に記事を書いて商品リンクを貼れば売れるというものではないからです。
セールスとマーケティングを駆使すればアフィリエイトで大きく収益を増やすことは可能ですが、初心者にはハードルが高いので結果が出るまでに時間がかかりすぎます。
ここではもう少し簡単に「商品が売れない理由」についてお話しします。
その理由は以下の2つです。
- ユーザーが離脱しやすいページ構成になっている
- ユーザーにとって商品の購入障壁が高い
ユーザーが離脱しやすいページ構成になっている
LP(ランディングページ)というものをご存じでしょうか?
LPについての説明はここでは割愛しますが、「なぜわざわざLPを作る必要があるのか」という理由を考えてみれば、アフィリエイトの成約率を上げることができるようになります。
ブログとLPでは商品のコンバージョン率(成約率)が圧倒的に違います。
だからこそ、多くのネット起業家がLPを作成して商品を販売しているのです。
セールスレターを書くだけならブログでも十分なはずです。
にもかかわらず、多くのネット起業家はわざわざブログからLPに誘導して商品を販売しています。
まったく同じ商品をまったく同じ文章でセールスした場合の成約率を比較すると、
ブログよりもLPのほうが圧倒的に成約率は高くなります。
その秘密はLPのページ構成に隠されています。
LPというのはユーザーが離脱するポイントがありません。
ユーザーがとる行動は、「商品を購入する」か「商品を購入しない」かの2つしかありません。
言い換えると、YESかNOの選択肢しかないということです。
LPのセールスレターは1本道です。
進むか戻るかのどちらかしか選べません。
仮に同じ文章をブログで書いたとしても、ユーザーがとることのできる行動は無数にあります。
ヘッダーメニューやサイドバー、フッターなどにリンクやバナーがあるし、
内部リンクを貼っていれば関連記事に移動するかもしれません。
これだけで一気に成約率は下がってしまいます。
ユーザーにとって商品の購入障壁が高い
「商品の購入障壁が高い」というのは、単純に「値段が高い」ということだけではありません。
例えば、自分がアフィリエイトをしている商品を販売している会社が、マイナーな会社だったとしたらユーザーはどう感じるでしょうか?
「聞いたことない会社だけど大丈夫かな?」
と思うかもしれません。
仮に有名な会社の商品だったとしても、それを購入するためにわざわざ情報を入力するのは面倒くさいものです。
この作業がユーザーにとっての購入障壁となります。
意外に思うかもしれませんが、「購入手続きが面倒くさい」という理由で商品購入を断念する人は結構います。
あなたも経験があるかもしれませんが、入力フォームの項目がやたらと多かったら「入力が面倒くさいから、別に(買わなくても)いっかな」と思うものです。
せっかく情報を入力したのにエラーが出た時なんかは余計です。
それだけで買う気が失せてしまいます。
メルマガに誘導するためのLPも、メールアドレスだけ入力すれば登録完了するような仕組みになっているものがほとんどです。
その理由は、ユーザーの作業が増えるほどメルマガ登録率が下がるからです。
メールアドレスを入力するだけならメルマガ登録してくれるかもしれませんが、
名前や性別、年齢などを入力しないといけないのであれば、手続きが面倒で登録を断念する人が増えてしまいます。
アフィリ商品に関しても、ユーザーが過去にその会社の商品を購入した経験があるのであれば、フォームの入力作業をスキップできるので購入率は高くなります。
成約率を上げるためのテクニック
アフィリ記事内のリンクを極力減らす
ユーザーの離脱率を下げるために、商品販売ページのリンクは極力少なくすべきです。
記事の質をあげるため、内部リンクや外部リンクを貼りたくなる気持ちはわかりますが、それだけでユーザーが離脱する確率が高くなってしまいます。
はてなブログではできませんが、Wordpressを利用しているのであればアフィリエイト記事のみアドセンス広告を非表示にしておいたほうがいいでしょう。
LPのような1本道を作ることはできませんが、
これらの対策をすることでユーザーの離脱率を下げることができます。
初心者はAmazonのアフィリリンクを貼る
これは先ほどの「購入障壁」を下げるための施策です。
おそらく日本人の8割以上はAmazonで商品を購入したことがあるはずです。
したがって、商品を購入する際の入力作業をスキップできる人がほとんどです。
A社の商品をアフィリエイトする場合、A社のアフィリリンクを貼るのとAmazonのリンクを貼るのとでは、購入障壁の高さが全然違います。
Amazon商品をアフィリエイトする場合は「もしもアフィリエイト」がおすすめです。
もしもアフィリエイトでは「かんたんリンク」という機能があり、
Amazonと楽天の商品を同時にアフィリエイトすることができます。
かんたんリンクをつかうと以下のように表示されます。
小さな収益をバカにしない
ブログ初心者のほとんどが、アフィリエイト=大きく稼げると思い込んでいます。
それは間違いではありませんが、大きく稼げるようになるまでには時間がかかります。
ブログ収益化に挫折する人ほど小さな収益をバカにします。
これはアドセンス広告に対しても同じことが言えます。
「たった数十円稼いでも仕方ない」と思っている人は、かなり高い確率でブログ収益化に挫折します。
しかし、ネットビジネスの本質はその小さな収益の積み重ねです。
1つだけだと大した稼ぎになりませんが、
そういうキャッシュポイントの数を増やすことで、収益を大きく増やすことができます。
小さな流れの川の本数を増やせば、流れ込んでくる水の量も増えます。
ネットビジネスというのは仕組みさえ作れば自動化できるので、
キャッシュポイントの数を増やすことは簡単にできます。
「Amazonのアフィリは還元率が低い」とバカにしている人は、Amazonのアフィリリンクを貼ることはないでしょう。
確かに1商品あたりの収益は小さいですが、ちょっと割のいいアドセンス広告ぐらいに考えておけばいいと思います。
僕自身も第2ブログ、第3ブログでAmazon商品のアフィリをしていますが、
コンバージョン率は一般的なアフィリ商品よりも圧倒的に高いです。
なぜなら、Amazonや楽天は「該当商品以外でも収益が発生する」からです。
Amazonは24時間、楽天は30日のクッキーの有効期限があるため、
この期間内にユーザーが商品を購入した場合は、それが何であったとしても収益が発生することになります。
あとはブログのPV数を増やしてキラーページに誘導する導線を作れば、
Amazonのアフィリだけでも結構稼ぐことができるようになります。
まとめ
質の高い記事を書いているのに成約率が上がらないのであれば、ページの構成やユーザーの心理を理解していないことが問題です。
最初から大きく稼ぐことを狙わず、地道にコツコツ稼ぐことがブログ初心者の戦略です。
収益が小さくても自分の力で稼ぐことができたという経験は、自信につながるし自分の人生にとって大きな財産になります。
大きく稼ぐのは経験を積んでからでも遅くはありません。
ビジネスで一番大変なのは、ゼロから1を生み出すことです。
一度1を生み出すことができれば、後はそれを拡大するだけなのでそこまでパワーは必要ありません。
まずは小さな収益を上げることから取り組んでみてください。