はてなブログのアクセス解析の中に、hatenablog-parts.comというのがありますが、
これはいったい何だかわかりますか?
この赤枠で囲った部分がそれ(hatenablog-parts.com)です。
これは僕のメインブログのアクセス解析ですが、
結構な量のアクセスが発生しています。
ちなみにBingは例の事件でアクセスがほぼゼロです...。
気になる方は記事を探してみてください。
後程他のブログのアクセス解析もお見せしますが、
すべてのブログに置いて第3位のアクセス量があります。
今日は知っておかないと損をするhatenablog-parts.comの概要と、
その重要性についてお話ししていきます。
- hatenablog-parts.comとは?
- 内部リンクの占めるアクセス
- どの記事がクリックされたか確認できる
- hatenablog-parts.comのメリット
- アクセスが多い記事をリライトする
- まとめ
hatenablog-parts.comとは?
早速結論からお伝えしますが、hatenablog-parts.comとは「内部リンク」のことです。
内部リンクとは、記事内に貼った自分のブログの別記事への誘導リンクのことです。
僕はそれぞれのブログで結構な数の内部リンクを貼っています。
その理由は後述するメリットがあるからだけでなく、
単純に説明を補足するために必要だからです。
内部リンクなんてクリックされないと思ってたら大間違い。
結構な確率でクリックされています。
もしあなたが内部リンクを一切貼っていないのなら、
非常にもったいないことをしています。
内部リンクの占めるアクセス
さきほどメインブログのアクセス解析をお見せしましたが、
今度は他のブログのアクセス解析を見てみます。
↑第2ブログ
↑第4ブログ(このブログ)
どちらもアクセス量が第3位ですね。
それだけ内部リンクがクリックされているということです。
どの記事がクリックされたか確認できる
このhatenablog-parts.comをクリックすると、アクセスの詳細を確認することができます。
これがアクセス元のページ一覧です。
つまりどの記事からアクセスが発生しているかがわかります。
余談ですがURLはデフォルトのまま投稿している人が多いですが、
短めのURLを記事ごとに入力したほうがいいですよ。
短めのURLはクリック率が上がるし(※)、
今回のようにリンクを一目見ただけでどの記事か判別がつきます。
※記事と全く関係のないURLは無意味
このアクセス元ページを確認すれば、
どの記事に貼った内部リンクが最も読まれているか分析できます。
こちらがアクセス先のページ一覧です。
つまり、どの記事へアクセスが発生しているかを表したものです。
問題点
この機能を活用すれば、
内部リンクがどの程度有効に働いているかを分析することができます。
ただし、はてなブログのアクセス解析は直近の期間をベースにしたデータしか表示されないため、期間を絞り込んでデータを抽出することができません。
例えば、ブログ開設初期から現在までのデータを知りたいと思っても、
そういう機能は搭載されていないということです。
とはいえ、アナリティクスよりも見やすいので、
一目でデータを確認できるのは嬉しいですね。
hatenablog-parts.comのメリット
hatenablog-parts.comのメリットというよりは、
内部リンクのメリットになりますが、
内部リンクを貼るメリットをいくつか挙げてみます。
①SEO効果がある
内部リンクにはSEO効果があります。
記事通しを内部リンクでつなぐことにより、
そのページの持っているパワーをリンク先のページに送ることができます。
ページの持っている権威が高ければ高いほど、
送るパワーも大きくなります。
上位表示したい記事があるなら、
他のページから内部リンクを送ることはかなりおすすめです。
②ユーザーエンゲージメントが上がる
内部リンクをクリックされたということは、
複数ページを閲覧されたということです。
言い換えると、直帰されなかったということです。
ということは、直帰率が下がる効果があるということです。
また、複数ページを閲覧するということは、
セッション滞在時間が長くなるということです。
まとめると、内部リンクによってユーザーエンゲージメントが向上し、
SEO効果で上位表示されやすくなるということです。
ちなみに僕のブログアナリティクスを見ると、hatenablog-parts.comのページ滞在時間は他のソースよりも圧倒的に長いです。
③アドセンスの収益が上がる
内部リンクがクリックされるとアドセンスの収益が向上します。
詳細はこちら↓。
表面的なPV数しか見ていないとわかりませんが、
すべてのPVの価値は同じではありません。
100PVあった場合、100ユーザーが1ページずつ閲覧した場合もあれば、
50ユーザーが2ページずつ閲覧した可能性もあります。
詳しくは上記リンクをご覧いただきたいのですが、
アドセンス収益は後者のほうが高くなるのです。
アドセンスのRPMだけだとすべてのPVを同じものとして扱うので、
この違いがわかりません。
100ユーザー×1ページと50ユーザー×2ページを
同じものとして認識するということです。
RPMは同じでもユーザー1人当たりの収益(EPMV)が違う場合があります。
複数ページ閲覧による効果です。
アクセスが多い記事をリライトする
hatenablog-parts.comのデータを確認して、たくさん読まれている記事を見つけましょう。
アクセスが多い記事をリライトすれば、ユーザーの満足度も高くなるし商品の購入率もアップすることができます。
「アクセスが多い=たくさんクリックされている」ということなので、どの記事を貼ればクリックされやすくなるかも分析できます。
まとめ
hatenablog-parts.comのアクセスはあなどれません。
内部リンクをまったく貼っていない人は、
大きな機会損失をしているかもしれませんね。
たくさん貼ればいいというものでもありませんが、
内部リンクを貼るデメリットはないので、
積極的に貼ることをおすすめします。
ただし、貼りすぎてユーザーに不快感を与えないように配慮が必要です。