今日はアドセンスに関連した記事を書きますが、テクニックや知識というよりはネタ系の内容になります。
ただ、この記事から得られた情報で、今後のアドセンス収益を増やすのに役立てることもできますので、ぜひとも最後まで読んでいただければと思います。
以前投稿したアドセンス関連のネタ記事はこちらになります。
前回はアドセンス収益の世界トップ10をご紹介しましたが、
今日はCPC(クリック単価)の世界最高額を調べてみましたので、
そちらをご紹介したいと思います。
あなたのCPC過去最高額はいくらですか?
ちなみに僕はつい先日記録した、1クリック$4.8(カナダドル)です。
グーグルアドセンスのCPC(クリック単価)の世界最高額はいくら?
検索してみたらいくつかウェブサイトが見つかりましたが、こちらのサイトが一番詳細な情報が載っていたので、リンクを貼っておきます。
このサイトにはCPCの高いキーワードが一覧表示されています。
それによると、2019年のCPCで最も高い金額をマークした業界は「Insurance(保険)」で、その金額なんと1クリック$58(平均)です!
まあ、この金額はアメリカのアドセンス収益をベースにしているので、
日本で同じ業界を狙ったとしても、ここまでの単価は出せないと思います。
Insuranceには車の保険も含まれているようです。
車の保険なら記事を書くのも簡単そうですね。
この金額は業界の平均ですが、キーワード単体で言うならばcompare car insurance(車の保険比較)というキーワードのCPCが$469.12となっています。
ちなみにこの記事をスクロールダウンしていくと、以下のような文章が見つかります。
If you are looking for exact top paying keywords such as mesothelioma which pays $1000+ per click, you can check out the list compiled of 1M+ adsense keywords by GrepWords here. For instance, they reported the ultimate top paying keyword “mesothelioma survival rates” at $1006.56 per click.
先ほどご紹介したリストは、クリック単価の高い業界の一覧です。
世界一CPCの高いキーワードはmesothelioma survival ratesというキーワードで、
その金額は何と1クリック$1006.56です!!
mesotheliomaの意味は文章を読み進めていくとわかりますが、
がんの一種で治療が不可能なもののようです。
完治はできないが、痛みを和らげることができるので需要が高いみたいです。
ちなみに、キーワードに含まれるsurvival ratesというのは生存率という意味です。
CPC(クリック単価)を上げる方法
CPCを上げる方法についてはこちらの記事にて解説しています。
これらの記事でも解説していますが、高いクリック単価を狙うのであれば、必ずしもブログのジャンルを高単価ジャンルにする必要はありません。
高単価キーワードについて書かれた記事であれば、ブログのジャンルが異なっていても、CPCが高い広告を表示することは可能です。
もちろん、ジャンルを絞り込んだほうが高クリック単価の広告が表示されやすくなります。
しかし、興味のないジャンルのブログを書くことほど苦痛が伴うことはありません。
したがって、普段は雑記ブログを書いているけど、1記事だけ車の保険に関する記事を書くといった手法で対策するほうが現実的です。
でも僕のような特化ブログの場合はテーマの自由度が低いので、高単価キーワード狙えないのが弱点ですね。
このブログでいきなり車の保険について記事を書いたら不自然ですからね。
ちなみにSEO関連のクリック単価は比較的高めで、アメリカの場合だとseo explanation(説明)というキーワードを狙えば、クリック単価は$108.42です。
日本ではさすがにここまでの単価は出ないと思いますが、
それでもクリック単価は高めの業界であることは間違いないでしょう。
日本はアドセンス収益額ランキング第7位
この記事を読み進めていくと、収益を上げるために狙うべき国のリストが登場します。
それによると、アドセンス収益(平均)の一番高い国はアメリカで、日本は第7位のようです。
もしあなたが英語ブログを書く予定なら、ターゲットはアメリカかカナダに絞り込んだほうが収益が倍増します。
僕は来年から英語で発信するブログを始める予定です。
英語話者の人口は日本人の人口とは比べ物にならないので、英語で発信すれば大きな収益が望めることは間違いありません。
クリック単価の高い記事を書くだけでは十分でない
ここから先は僕独自のアドセンス戦略をご紹介します。
仮にあなたが高単価キーワードで記事を書いたとしても、ユーザーがその記事を読まなければ何の意味もありません。
かといって、高単価キーワードで上位表示を獲得できる記事を書くのは至難の業です。
その対策として、上位表示を狙うための記事ではなく、クリック単価を上げるための記事を書きます。
「クリック単価を上げるための記事を書く」というのは、高単価キーワードをテーマにした記事を書くということです。
仮にその記事が上位表示されなくても問題ありません。
その代わり、自分のブログ内にあるトラフィックの多い記事から内部リンクを貼ります。
そうすることで、その記事のトラフィックを高CPCの記事に誘導することができます。
ただ、あまりにも記事同士の関連性が低いと内部リンクが不自然になってしまうので、
適当にリンクを貼る理由をこじつける必要があります。
もちろん、内部リンクは一つである必要はありません。
複数の記事にリンクを貼っておけば、高CPCの記事に誘導されるユーザーの数も増えます。
高いクリック単価の記事の見つけ方
あなたは自分のブログのどの記事のクリック単価が高いか把握していますか?
もしその記事が特定できているならば、その記事をリライトして上位表示を狙うなり、内部リンクを整備してトラフィックを誘導するなりして、アドセンスの収益アップにつなげることができます。
そのためにはアドセンスの管理画面を毎日チェックしておく必要があります。
もし、収益が高い日があったらレポートを確認して、どの広告ユニットが単価が高かったのかを確認します。
僕は3つのブログにアドセンス広告を貼っていますが、その各広告ごとに違うユニット名をつけて管理しています。
そのため、広告ユニットごとのレポートを見れば、どのブログのどの記事がクリックされたのかを把握することができます。
ただ、これだけだと「どのユニットがクリックされたか」までしか特定できず、
「どの記事の広告がクリックされたのか」を把握することができません
そんな時はグーグルアナリティクスを使います。
アナリティクスの管理画面にある「行動フロー」という項目をクリックすると、
ユーザーの行動フローを確認することができます。
この行動フローにはアドセンス離脱ポイントも表示されるので、
どの記事でアドセンス広告がクリックされたのかがわかります。
アドセンスの広告レポートで、クリック単価の高かったユニット(と日付)を絞り込み、アナリティクスの「行動フロー」を該当日で絞り込めば、どの記事のアドセンス広告のクリック単価が高かったのかが特定できます。
あとはその記事に手を加えて、少しでも多くのトラフィックを誘導できれば、
高いクリック単価の広告がクリックされる確率があがります。